2017/09/25 のログ
ご案内:「路地裏」に笹貫虎徹さんが現れました。
笹貫虎徹 > 最近、ジワジワとだが落第街の片隅で密かに知名度を上げている一人の少年が居る。
『怠惰虎』という通り名も何時の間にか付いているその少年は、魔術も異能も武器も使わない。
ただの徒手空拳で驚異的な戦闘能力を発揮する…等と、あれこれ尾ひれが付いて囁かれているが…。

「………ありゃ、ここさっきも通った気が…。」

その少年は、絶賛迷子中だ。毎度毎度、散歩の延長線上で落第街や路地裏、スラムに足を運んでいる。
無論、危険も何もかも自己責任だが少年はそもそも生への執着が薄い。
そして、脅威や恐怖を感じないので平然とこういう場にも足を運ぶ。しかし、だからといって土地勘がある訳でもなくこうしてさ迷っている次第だ。

ご案内:「路地裏」に笹貫虎徹さんが現れました。
笹貫虎徹 > 「…まぁ、何時もの事といえば何時もの事、かねぇ」

大抵、落第街の路地裏に足を踏み入れた場合はこうして方向感覚が分からなくなる。
そのまま、適当な方角へとまた道なりに歩き出す、抜け出せたかどうかはまた別の話だ。

ご案内:「路地裏」から笹貫虎徹さんが去りました。