2018/02/18 のログ
ご案内:「路地裏」に江風 白さんが現れました。
江風 白 > 「お久しぶりです。僕から連絡を取るのは何年振りでしょうか?」

路地裏の一角、携帯電話を耳に当て、少しうれしそうな声色で話す。
自分を育ててくれれ親達の一人、大元との連絡は取れないが、自分が頼れる唯一の相手だ。

「はい、そうですね。前々から話していたものを...。はい、覚悟が決まりました。」

先程自販機で購入したホットココアを一口飲めば、口元を歪ませる。
平穏な学園生活がなくなろうが自分には成し遂げたいことがある。
そんな思いで言葉を続ける。

「先生達を...見返したいんです。」

江風 白 > 「では...この辺で。」

笑みを浮かべ、嬉々とした様子で通話を切る。
ホットココアを飲みながら大きなため息を吐く。

「化け物たちを狩れば...僕だって...。」

先日、僅かだが目にすることができた規格外同士の戦い。
自分はそんな彼女らに嫉妬してしまった。
そんな自分に再びため息を吐きながら、路地裏を歩く。

「さてと...お腹すいたなぁ...。」

江風 白 > 「物が届くのは3日後くらいかな...。色々手続き済ませないとなぁ。」

少し歩いたところに自動販売機が見える。
何かあるだろうかと駆け寄り、のぞき込んでみるが。

「んー、あるのはスープばかりかぁ...。」

固形物が一つもなかったのが残念だが、すぐさまお金を入れ、コーンスープを購入した。
やはり寒い日に飲むスープは格別だと思いながらも帰路へとついていった。

ご案内:「路地裏」から江風 白さんが去りました。