2018/07/23 のログ
四凶 > 取り敢えず、仮に他の連中や風紀委員会に見つかると面倒なのでササッと場所を移動する。
拝借した拳銃はマガジンと友にジーンズの後ろに捩じ込んでおきつつ、碧眼は周囲をザッと眺めて。

(…最近は色々とまた組織活動も一部が活発になってるとは聞くけど…全く)

連中も懲りないもんだな、と小さく吐息。風紀委員会に同調する気は無いが、違反組織や部活に迎合する気も無い。
どっちとも距離を置くというのが少年の基本スタンスだ。むしろ違反組織などは嫌いでもある。

最近は密輸組織などが横行しているようだが、人攫いにはまぁうってつけの街ではあろう。
特に危険性を除外すればスラム等は居なくなっても困らない連中ばかり。それこそイイ鴨だろう。

『……まぁ、俺も他人事みたいには言えないか』

ご案内:「路地裏」に四凶さんが現れました。
ご案内:「路地裏」に四凶さんが現れました。
四凶 > 近くの薄汚れた壁に一度背中を預ける。”後遺症”である貧血と偏頭痛が同時に発生した為だ。

『……こればかりは、毎度の事とはいえ慣れないな』

これが例えば、戦闘行為などの最中でもお構いなしに発生するのだから堪らない。
いずれ、完治する方法を見出したいものだが、自身の肉体を相当”弄られた”後遺症だから難しいだろう。
むしろ、この程度の後遺症で済んでいるのがマシといえばマシなのかもしれない。

所詮、人体実験の被験者というのはそんなものだ…その組織も既に少年は壊滅させているが。

(…収まるにはまだ時間が掛かるか…思考能力が落ちるのも問題だな、これは)

何せクラクラするし痛みのせいで集中なども阻害される。今が平常時でまだマシだと思うべきだろうか。

四凶 > 『あぁ……クソ』

自分の肉声で悪態を零す、というのも新鮮に感じられるが今はそれよりも貧血と偏頭痛の責め苦の方が問題だ。
治まる時間はランダムで、数分で終わる時もあれば数時間、下手すれば1日中続く場合もある。
元々、ある程度の素質はあったかもしれないが普通にただの人間の孤児で。
だからこそ、無理矢理付加された異能や強化された肉体の反動がこうして出ている。

無論、スキだらけと言えばそれまでだがこの状態でも一応は応戦は可能だし自己防衛くらいは出来る。
まぁ、それでも本調子に比べて戦闘力が格段に落ちるのは否めないのだが。

(薬の類も効果は無かったからな…やっぱり実験の後遺症だから勝手が違うのかもしれない)

ご案内:「路地裏」に四凶さんが現れました。
ご案内:「路地裏」に四凶さんが現れました。
四凶 > …どうやら治まってきたらしい。今回は短い方だっただろうか。軽く片手で顔を覆うようにして一息零しながら、背中を預けていた壁から身を起こして。

『……取り敢えず、今日の寝床を確保しないと』

呟いてから、気だるそうに歩き出して。そのまま、その姿は路地裏の奥へと消えていくだろう。

ご案内:「路地裏」から四凶さんが去りました。