2018/08/23 のログ
ニコラス >  
(ドローンからの映像を頼りにゾンビどもを次々と撃ち抜いていく。
 動く目標相手に一度も撃ち漏らすこともない。
 イヤホンからはいよいよ「魔弾の射手」とどちらが狙撃手として上か、なんて会話が聞こえてくるようになってきた。
 確かに弓は得意だが、凄腕の狙撃手と比較されるほどではない、とは思うのだが。)

――あー、こちらニコラス。
とりあえず見える範囲の敵は大抵片付いたと思う。

(無線を飛ばせば、よくやった鷹の目、なんて返事が返ってきた。
 いつの間にやら大層な二つ名を付けられてしまったらしい。
 続けてやはりと言うか、風紀委員へのお誘いの言葉も。)

それは断るって。
俺の弓は人に向けるものじゃないからさ。

(イヤホンの向こうから残念そうな声。
 ともあれ今日のお仕事は終了。
 ビルから降りて、周囲の風紀委員と共に帰路に付く。)

ご案内:「路地裏」からニコラスさんが去りました。