2015/06/09 のログ
ご案内:「スラム」にソラさんが現れました。
■ソラ > スラムに金髪の少女、約1名。機嫌良さそうに飴玉をなめている。
■ソラ > 特に用事もない様子で、飴玉を舐め終えると汚れたスラムにぐてーんと横たわる。
たまたま通行人がいないため、奇異の目で見られることはなかったようだ。
……むしろこの様子だと見られても気にしないかもしれないが。
■ソラ > 綺麗な金色の髪が泥まみれになっているがやはり気にした様子はない。
白のワンピースは 元の色の所為もあり、髪以上に汚れて見えるがそれも気にしない。
■ソラ > ふと目をあげると 痩せた野良猫と目が合う。
にゃーにゃーと無駄に上手い鳴き真似で猫を呼ぶと どこから取り出したのか 焼き魚の残り物を与えた。
■ソラ > 猫のような姿勢で座り、焼き魚を齧る猫を見る少女。
はっきり言って、変な光景である。
ご案内:「スラム」にソラさんが現れました。
■ソラ > 「にゃぁー」
「にゃー?」
鳴き真似で猫と会話する少女。
本人は大真面目である、が、そんな雰囲気には見えない。
鳴き真似が上手いだけに逆に違和感が大きい。
■ソラ > しばらくして 猫は魚を食べ終えて路地裏に走っていった。
少女は手を振ってそれを見送り 姿を消す。
あたりにはわずかな光の粒子が漂っている。
ご案内:「スラム」からソラさんが去りました。
ご案内:「スラム」にアリスさんが現れました。
■アリス > スラム街の片隅。小さな廃墟の一室。
さび付いたクッションも壊れたベッドの傍の影が、蠢く。
最初は微細だった動きは次第に、立体的になっていく。
小さな手、髪、顔……そして、影は色をつけ、『少女が生えた』
■アリス > 生えた少女は下を見て自分の姿を見下ろした。幼い姿に似合わぬ体型。
衣服は子供が着るような黄色いワンピース。
瞬きして、手を握る。
「……ヒャッハーー!私たんじょおおぅぅ!
ふ、電波が呼ぶ、妄想が呼ぶ、本能で突撃する!
満たして満たして満たして……アハハハハハハ!」
異常なテンションで笑いをあげながら、部屋を飛び出してスラム街に飛び出る。
■アリス > 笑いをあげてスラム街を駆け回る。
「…あっれぇ?」
のら猫やカラスは見つかっても、妄想の対象になりそうな人型が見つからない。
「おっかしぃなぁー。だーれもいないのかしらー?
建物もボロボロよねぇ?」
んー、と首を傾げる事数分。
「じゃあ、建物の綺麗な所に突撃すればいいのよ」
生まれたばかりで当ても無いが、良い事閃いたーって満面の笑みで真っ直ぐ歩き出す。
■アリス > 数分、歩くと海が見えてきた。
海沿いの遠い先に幾つかの看板も見えてきた。
「ふぅん?BAR?あー、あー、あー。バニー?ウェイトレスにセクハラも常道よねぇ」
備わった本能に忠実に言葉がぼろぼろ。
ボロボロの廃墟の近くのBAR……近づけば解る無人感。
「どうなってんのよこの辺りはー!」
そして、切れた。
■アリス > BARの扉にやけくそダッシュ。
両開きの扉を勢い良く蹴り開け。
「ハリーアップ!誰もいないだろうけどうごっ」
反動で戻ってきた扉に顔面衝突。
暫く鼻を抑えてうずくまる。
「~~~~っ!」
■アリス > 「えぇい、もういい、寝る!ここ私の城!」
不法占拠宣言と一緒に立ち上がって、BARの中に転がり込んで。
「明日から、がんばろう。妄想して寝るぅぅ…Zzzzz」
BARの中を良く調べないまま寝る始末。
ご案内:「スラム」からアリスさんが去りました。
ご案内:「スラム」にヴィクトリアさんが現れました。
ご案内:「スラム」からヴィクトリアさんが去りました。