2015/09/13 のログ
白椿 > ……まあ、いつものことといえばいつものことだの。
案外律儀なものが多いということかえ?

……ますますもって面倒であるの。
何か起こさなければ放置という輩が多いのかの。
このようなところではさもありなん。
とはいえ、このままというわけにも行かぬの。

(事件を起こすか、騒ぎに便乗するでもしなければ
この近辺で手を出されにくいということでもある。
それは狐としても面白く無い。
もっとも遊びですむ範疇が一番楽しい故、それに関しての線引が難しい。
あまりやり過ぎても面倒なだけであろ)

白椿 > ……さりとて我が関わると大事になる場合が多いからの
もっとも、なるようになればそれで良い

(悩んでいるようにも覚えるが、悩んでいるというよりかは
むしろどう遊ぼうか迷っているというのがただしい

狐は基本的に手が出せるのであれば方式は問わない。
ただ、その方法が己が許せるかどうかを気にする)

ご案内:「スラム」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > さて、と……軽くと見回ってみたが、流石に昨日の今日で現れはしない、か。
まぁそんな頻繁に騒ぎ起こされても困るがな。
(緩い足取りで、スラム地域を歩いて回る魔王様。
先日の虫怪人による一件、綺麗さっぱりと消滅させてしまったために、これと言って証拠も残らず。
気がかりとなって、歩き回ってはみたが。
どうやら、何時も通りらしい)

――しかし、分かってはいたが、この治安の悪さはどうにかならんものであるかな
(脚を止めて、唸る。
落第街に入ってから、片手で数えきれない位絡まれた記憶。
まぁ、この身長でこの肌、目立つせいか、当然と言えば当然、だが)

とりあえず、長居するような場所では――うごぁー!!
(物陰からにょっきりと現れる、数本の手。
奇妙な悲鳴だけ残して、魔王様が細い路地に引き摺り込まれていった)

白椿 > ……何ぞ?
なにやら喚き声が聞こえたようであるが。
この辺にしては随分と呑気で明るい声であるの。

(突如聞こえる声に訝しがるが、放置してもよい気もするし
関わり合いになったほうが良い気もする。
声の気からすればどちらでも好みで構わないような気もするのではあるが。)

ふむ、取り敢えず見物と行くかの。

(助けには行かなかった)

ギルゲイオス > あいてっ!!
(引っ張り込まれた勢い余って、地面に転倒し、強かと肩やらを打ち。
小さな唸りを喉で鳴らしながら、見上げた先、には――)

あー…………
(こってこてな不良集団――というよりも、ごろつきの下っ端青年、とでも言った所か。
各々バットやらナイフやら鉄パイプやらチェーンやら。
容易く手に入る粗雑な武器を此方に見せつけながら、間抜けな獲物を捕まえた、とばかりににやにが顔を向けてくる)

いや、うん、はい。
お主らがこれから言いたい事も、大体もう分かるのである。
金目の物を置いていけとか、そんな感じであろうな。
ただ、我の財布の中身は、とても今軽いのでな。
ここはお互いに、出会わなかった、という事で決着をつけるのが一番良いと思うのであるが。
(下手に刺激しないよう、地面へと座り込んだまま、両手を耳の高さまであげる。
何ともめんどくさげな雰囲気を醸し出しながら、説得を試みる、のだけれど。
ならば身ぐるみ剥して、と。
どうもこのまま解放してくれる気は皆無の様である)

白椿 > ……ふむ、それはむこうの言い分のが筋が通っておるであろ。
やるからにはいい加減には済まさぬというのが普通である故の?

して随分と楽しそうであるが、我が手を出す必要があるかえ?

(路地裏。
引っ張りこまれた方と引っ張りこんだ方、どちらが気が上かというのは
測るまでもない。
なんにせよ、面白そうな状況ではある。)

ギルゲイオス > (新たな――女性の声。
聞こえて来たが、其方へは視線を向けず。
チョイと肩を竦める仕草を送った)

やるからには、いい加減には済まさぬ、ねぇ。
その理論に従うのならば、我はこいつらを肉片も残さぬ程に吹き飛ばさねばならぬが。
そういうのも、気が進まぬしなぁ。
とりあえず、助けは要らぬよ。
どうとでもなる、のである。
(ため息一つ、言葉尻に交えて。
当然、このやりとりもゴロツキ達には聞こえている。
怒り心頭、とでも言った感じか。
異能持ちも居たのだろう、火やら雷やら携えて、こちらへと詰め寄り始める)

いやー、流石にその剣は何があっても渡せぬのでな。
ここの暮らしが大変、というのも分かるのであるが。
正直五回も六回も絡まれると面倒臭いのでガーヴァ・レイ
(いよいよ攻撃か、とばかりに殺気を向けてくるゴロツキ共。
困り果てた眉根を寄せた顔で――セリフの締めに、ちゃっかりと魔術発動。
構成した術式に従い、魔力が実態を持ち、力となる。
放たれたのは、六条の黒い光線。
一人につき一発、寸分たがわず肩を貫く。
だけではなく、その本質の効果は、激痛。
威力も調整している分、死にはしないのだが。
それぞれ同じようなタイミングで悲鳴をあげると、もんどりうって失神してゆく)

白椿 > やられる方は別にいい加減に済ますも済まさぬもないであろ。
危機感のない声がしたからよってみたまでのこと。

ふむ、良い気だの。
些かやり過ぎの感もなくはないが、ま、良い薬であろ

(別にチンピラどもがどうなろうが知ったことではないのは共通している)

珍しい術を使うの、
案外容赦無いのであるな?
(くすくすとその様子に面白がっているような感じで目を細めて笑う
出会いは大歓迎である)

ギルゲイオス > (その辺のゴロツキの、戦闘力なんてモノは十把一絡げ。
魔王様を引っ張り込んだ時点から、この落ちは見えていたと言わざるを得ない。
白目剥いて倒れる奴らを一目に見ると、ゆっくりと立ち上がって)

数十分もすれば目が覚める、であろうが。
その間に、何があっても知らぬからな。
我に絡んできたお主らが悪いのだぞ。
(顔を緩くと横に振った。
既に五回も六回も同じよーな事を繰り返している為、2ケタ越えで同じような状況になった奴らがいたりする様だ)

怪我も大した事はないし、暫く大人しくしていれば治るのであるよ。
慣れた様子であったし、他にも被害者はいるのであろう。
コレぐらいなら、丁度良いお仕置き、の範疇であるよ。
(へふっと、ため息が漏れる。
光線、といっても糸程度の細さに絞った物だ。
損傷自体は、大した事もない
外見上怪我はない、と言ってもいい程度)

珍しい、まぁそうか。魔術なんてのはその世界によって違いが多いモノであるしな。
しかし、我はそんなに襲い易く見えるのであるか――……
(先に声をかけてきた人物、そちらへと振り返って)

……良くお主その恰好でここを歩けるな。
(一瞬と目を見開いた後、喉で小さく唸って半眼になる。
簡潔に表現するのであれば、妖艶。
こんな地域に来れば、ものの数分で男たちに掴まって――なんてのは容易に想像できるのだが)

白椿 > 奇妙な出で立ちであるから目立つのであろ。
粋がっていると思われるのでないかえ?
まあ襲う以上、返り討ちも責任のうちであろうからして、もっともであるな。

我か?
うむ、もうすこし襲われてもいいようなものであるが不思議と誰も襲ってこぬ。
狐であるせいかも知れぬな。下手に触れると往々にして怪我をするからの。
それにここをこの格好で歩けること自体、厄介事が扇情的な服で誘っているようにしか見えないのであろ。

(くすくすと微笑みつつ嘯く狐は、似つかわしくない妖艶さで
確かに下手に手を出せば、保護者の誰かの機嫌を損ねたり、そもそも狐自身に化かされる可能性を
考えざるをえないのかも知れなかった)

ギルゲイオス > 奇妙、と言われても。
我はこういう種族であるが故に、どうしようも無いのである。
服装に関しては……なるべく目立たない物を選んだ心算なのだがな。
(ジャケットの下に着たTシャツを、指で引っ張る。
何時もの魔王Tシャツは自重したのだが、まだ目立つのか)

まるで襲って欲しい、様な言いぐさであるな。
つまりは愉快犯、或いは何か目的があって意図的にか。
――勿論、襲われても切り抜けられる、とうい前提付きでの。
(なんとも微妙な顔つきで、肩を竦めて見せる。
わざわざこんな所で、物好きも居たモノだと)

ま、逆に狙い過ぎて手が出しにくい、というのは同意するのである。
しかも随分堂々としておるしな。
襲われたいのであれば、逆にもっと大人しい服装の方が良いかも知れぬ。
(くくっと、小さく喉で笑った。
襲われる方法を考える、なんてのも妙な話、ではあるが)

白椿 > 大柄で人好きがする故、接しやすいのかも知れぬの?

我は襲われたいというわけではないのだが、縁がある方が面白いからの。
それに魅力は隠すものでもない、勿体無いであろ?

だいたい、狐は己から声をかけるのを好かぬ。
出会うなり声をかけられるのを待っておる。
もっとも悪戯であれば例外だがの。
この格好もその悪戯のたぐいといえるやも知れぬ。

(くすくすと目を細めて笑みを浮かべる狐は、この格好で至極当然という顔をしている
襲われないかとびくびくしたり不安げな様子は全く無く、むしろこんなところですら
見たいものにはいくらでも見せてやる的な雰囲気と自信があるようにも見える。)

ギルゲイオス > 接しやすい、イコール、襲い易い――なにか理不尽を感じるのである。
もう次来る時は、いっそ姿を隠してしまおうか。
(腕を組んで、少々と考え込み)

縁ね、場合によっては暴力沙汰に発展しかねぬ縁だながな。
表の街であれば、兎も角、であるがな。
魅力、か……
(一瞬視線が胸元にいって、スイと横に逸れる。
童貞魔王様にとっては、少々刺激が強い様です)

自分からは声を掛けたくないが、構っては欲しい。
中々と、難儀であるな。
何処かでそれに該当する言葉を見たような――誘い受け?
(妙な知識をどこぞから仕入れている模様。
顎に手を当てると、頭を傾げ)

可愛らしい悪戯であれば、我としても歓迎はするところ、であるがな。
ちなみに、悪戯される方は?
(ちょいと肩を揺らせば、悪戯っぽく喉元で笑う)

白椿 > 我から行動を起こしても良いのだが、思い通りに行き過ぎるであろ?
それでは趣がないからの。

(襲われてもなんとも思わない程度には自身があるようだし実際そうなのだろう
実際、通常の人間であれば、彼女が少しその気になるだけで立っていることすら困難になるのだから)

ふむ、して、其方は我にそうした悪戯が望みであるのかの?
(ずい、と上目遣いでわざと意識させるような迫り方をし、からかうように目を細める
人形の狐ではあるが、ほぼほぼあらゆる点で狐としても優秀であった
無論、態度や肢体のデザインも含め)

ギルゲイオス > なるほど、随分と自信があるのだな。
ま、そうでなければ、このような場所で、そんな恰好もしていられぬ、だろうしな。
大体の事ならどうにかなる、という自信については、我も人の事は言えぬが。
(小さくと喉で笑えば、肩が揺れる。
でなければ、わざわざこんな場所に来たりはしない)

いや、うん……えぇと……である。
(冗談じみた言葉はするりと出せるものの、いざとからかわられると、非常に弱い魔王様。
後ろへと一歩下がると、視線があっちへいったりこっちへいったり。
何やら慌ただしく迷走し)

つまり、これにて悪戯されてしまった、という事であるか。
(文字通り、遊ばれた感、である)

白椿 > 自信がある、というか、そも狐はそういうものであるからの。
己を餌にすることなど厭わぬ故。
(自信のあるなしではなく、最初から自分がどうなるかより悪戯の行方のほうが気になるということだ)

ふふ、そういうことになるの?
もっとも、悪戯など、どちらがする側なのかは紙一重であるからの
相手がその気になって乗ってきてしまうことも十分に有り得るであろ?
悪乗りがすぎれば思い通りに行かぬこともあるのでな
もっともそれが面白いとも言える。

ふむ、よう見れば其方、なかなかの面構えをしておるの。
悪戯をしてもよいのかも知れぬな?

(くすくすとさらに迫って、腕を取り、抱きかかえて見せて。
妖艶でありながらどことなく無邪気な様子も見て取れる)

ギルゲイオス > そう言うモノ、なのであるか?
うーむ、我の世界にも狐の特徴を備えた獣人、なんてのは居たのであるが。
どうだったかな――あぁ、少々悪戯好きであったような気がするの。
(ちょっと思い出して、考え込む。
なんというか、どの世界においても、案外と共通している事は多いのだろうか)

自分が優位に進めていた心算が、いつの間にか、とかであるかな?
調子に乗り過ぎて、手痛いしっぺ返し、とかの。
なるほど、そう言うのも含めて、楽しむタイプ、という事であるか。
良い趣味しているのである。
(くくっと、小さな笑い声一つ、口の端を上げて)

まぁ、顔を褒められるのは、悪い気はせぬが――ぬぁっ!?
(腕を取られると、何事とばかりに目が丸くとなるが。
次いでの瞬間、ビクッと跳ねて小さな悲鳴、の様なモノが喉から出た)

ぐぬぬ……二枚も三枚も上手を取られている気がするのであるが……
(そんな事を言いつつも、なんかものすごく柔らかい感触に、顔が赤くなっているご様子)

先にお主が言った通り……悪乗りが過ぎれば、反撃を食らうかも、知れぬぞ?
我も、男であるからな?
(吐息を軽くと吐き出せば、片目を閉じて。
空いた方の手、軽くと相手の脇腹辺りを撫でようと、伸ばしてみる)

白椿 > うむ、そういうものであるぞ。
狐は良いことも悪いことも予想がつかないほうが楽しいのでな?
もっとも、他人を手のひらの上で動かすのが好きなものもおるのだが
それはそれで、己を脅かす相手を求めておったりするものであるからの。

……其方はどうなのだ?

(興味本位なのか、誘うような態度で話していたのが急に好奇心に変わる。
妖しさと無邪気が同居しているかのようだ)

ふふ、度が過ぎれば反撃を食らうのであるか?
どのようなものか見せてもらって確かめるとするかの。
(手を伸ばされればさらに身を寄せて。抱いた腕に胸を押し付ける。
誘っているというよりは面白がっているようだ。
よく見れば、可愛らしい態度の時と妖しい態度の時があるように見える)

ギルゲイオス > そう、であるなぁ。
我は――こう見えても、元いた世界では王だったのでな。
予想外の事態、というモノはなるべく避けるようには、しておったが。
(仔細に情報を得て、正確に判断を下す、そういう事が求められる立場だ。
確りとした見通しを、求めなければならい)

が、この世界に来たのも、一つの予想外、であるな。
程ほど、であれば楽しめるようになってきた、気がするのであるよ。
(笑みを含めて揺らす肩。
そもそも、見るモノの多くが、知らぬ事ばかりなのだ)

そういう事、である。
故に、今のうちに――きゃー!
(男の上げる声、ではない気がするが。
更に押し付けられると、暫しの間視線だけではなく顔の向きもせわしなく、あっちいったりこっちいったり)

おのれ、ならば後悔させてやるのである。
(と言っても、出来る事なんて限られているのだが。
喉で唸って考えたあげく。
触れた手を背中側へとスルスルと滑らせて。
お尻の膨らみを、軽う軽くと掌で撫で――)

ぐふっ!!
(いろいろと自爆した模様)

白椿 > ……ほう、王であるとな?
であるなら甲斐性もあるのであろ?
ふふ……ならば我も予想外を期待してもよいのかの?

(初心な様子をからかうかのように楽しみつつ、甘えるように顔を寄せる。
もともとこの狐、こうした一次的接触が好みであり、これ幸いと更に抱きついてみせる。
気易いのか妖しいのか無邪気なのかよくわからない)

んん……よいのか?
我もその気になってしまうぞ?
……ふむ、もしすると、もう手遅れかもしれぬが。
(背中をなぞるように手を這わせ尻に指が向かえば、軽く甘い声を上げて。
そうなれば狐もその気になり始めてしまう。
……通常であればともかく、今の狐は強力な能力を持つ相手であるほど
発情期に入るよう設定されてしまっているのだから。

しばらくすれば、瞳が色を帯び、上気してくることだろう
酔いに浮かされているようにも思える)

ギルゲイオス > (という訳で、そんな気配の漂う路地裏と――)
ご案内:「スラム」からギルゲイオスさんが去りました。
ご案内:「スラム」から白椿さんが去りました。