2015/09/15 のログ
ご案内:「スラム」に白椿さんが現れました。
白椿 > ……さて。今日も今日とてこの辺りはかわらぬようであるの、善き哉。
(研究室でのメンテを終え、目覚めるといつもの様に事件なり出会いを求めてスラムを徘徊する狐。
歓楽街でもいいのだが、最近は貧民街が多いのでそっちなり他所へ行ってみても良いかもしれない
などと思いつつも今日はスラムだった。
と言うかスラムは基本的に特にこれといって目立つ場所もないため不案内でもあまり困らない場所だともいう。
他所へ行くと地理に明るくなければ店のひとつもよくわからず、気が集まっておる場所も
入って良いのかどうかわからない部分がある。
案内人もなしにうろついて狐が迷子のような手持ち無沙汰というのはあまりいただけない。

その点、貧民街は機会さえあればいつでもどこでもよく、代わり映えするのは治安の良さだけである。
それに関してもあまり良くないことを望んでいるところもあり、適当に散策するにはむいていた。
もっとも、狐の強力な能力ゆえのことでもあるが。)

白椿 > ふむ……これ、其方ら。
うむ、其方であるぞ。
そのような行ないをするのであれば我の目の届かないところですべきであろ。

コレも貧民街の華であるが故、本来であれば捨て置くところでもあるがの
だが、我は少々飽いておる。
なればそのような行ないを見つけたのであれば、ひと声かけ、様子を見るというものぞ。

そういう行ないをするからには何かしら理由があるのであろ?
とは言え、複数人で抵抗もできぬモノに暴行を加え続けるのも粋ではないのではないかえ?

……ふむ、余計なお世話とな。
さらに、すっこんでろおっぱい姉ちゃん、俺らに犯されてえのか?とな。

我は目立たないところに連れ込むべきであると申しただけであるがの。

良い。
むしろ我を恫喝するのであれば、我の戯れ相手に良いであろ。

(この辺はリンチをしている連中に事欠かない
もっとも、通常は路地裏などもう少し目立たないところでしていることが多いが、
今回はたまたまもう少しわかりやすいところでの集団行為だった
故に声をかけ、そして案の定我に興味をもったようである、美人は辛いの。)

白椿 > ……なれば仕方ないの。
覚悟せい。

(男たちは舐めた態度で狐に迫るが、狐が目を細めただけでその場に立っていられなくなり
地面におかしな倒れ込み方をする。
何が起きたのかわからないといった風であり、理解できないまま立ち上がることも出来ない。)

……うむ、そうであろ。
己に信なくばただ我の前に平伏すのみぞ。

む、なぜ助けたかであるか?
決まっておるであろ、飽いておる我の前で無粋な真似をしておったので興味が湧いただけであるぞ。
その後は其方らがいきり立っただけであろ?

ふむ……この程度、暇つぶしにもならぬの。

(倒れ伏した男たちを見下ろしつつ、退屈であると嘯く。
狐にしてみれば体幹の通っていない連中の平衡を乱すことなど容易く
そうなれば立っていることすら困難になる、というわけだが
この時点で武を嗜んでいるものですら間合いが狂うため、この程度のごろつきであればそれこそ
たまったものではない
故にこのような事件が起きたところで狐のいいようにされるだけである)

白椿 > 相手にならぬであれば仕方なかろ。
……狐と踊るにはまだ早いということだの。
故にそうして地に伏せて踊っておる。

運が悪いと思うて諦めるが良い。
小一時間もすれば回復するであろ。

ま、コレも何かの縁であろ
なにか困ったことがあれば聞いてやらぬでもないぞ
だが、今しばらくはそこで少々自らの軽躁な振る舞いを嘆くが良いぞ

(狐はチンピラどもに微笑むとその場を去っていった
まあ縁があればこの先も何かあるかもしれない

……もっとも、幾度と無く繰り返すうち、すっかり姐さんになってしまうのだが)

ご案内:「スラム」から白椿さんが去りました。