2015/09/23 のログ
ご案内:「スラム」に白椿さんが現れました。
■白椿 > ……ふむ。
(狐は難しい顔をしていた。)
……こんなはずではなかったのであるがの。
(目に余るチンピラを捕まえて幾度か説教をしていたりしていたのだが
その偉そうな立ち居振る舞いから、いつの間にか姐さんと呼ばれるようになっていたのである
……子分にした覚えはないのだが)
其方ら、我を頼るのも良いが、我は其方らの不手際の尻拭いはせぬぞ?
(おかげで道すがら声をかけられたりするようになってしまった
放っておいても歓迎を受けるようになったのは良いが、それはつまり困ったときに用心棒にするためであろ
縄張り争いはせぬといい含めてあるのだが、厄介事を持ち込んでこないとは限らない)
■白椿 > ……はてさて。
我は困りごとには手を貸すがの
その気にならずば何事にも手を貸さぬであるぞ?
そもそも、我は気まぐれであるからの
特に縄張り争いや其方らが原因での物事にはかかわらぬでの
覚悟しておくがよいぞ?
(別に我が徒党を組んでおるわけでも先導しておるわけでもない
故に縄張り争いやカツアゲ、見せしめなどといった行為に手を染めるのもどうかと思う
このような貧民街であればこそ助けあいなら理解こそすれ
そういった権力や暴力的な争いを狐は基本的に禁じていた)
■白椿 > (通りの真ん中で結局説教をするハメになる)
……であるから言うたであろ
そう言う示しなどと称して殴りおるから、殴ってよい事になるであると
殴られて誠心誠意尽くしますと喜ぶ者がおるかや?
我がその方を殴り倒して踏みつけ、その上で酒などをやりながら説教をして従う気になるのであるかの?
まあそう言う趣味の輩であればそうかも知れぬが、そうでなくばそういうことはあまりないと思うであるの。
であれば言って聞かせ、その上で説明して実行するしか無いであろ
暴力は容易い手段である故、我も使うことはあるがの
それは無理やり己の言い分を通し相手をねじ伏せる行いであるでな?
うむ、であるが一度や二度言うてわかるかどうかなど期待しても仕方あるまい
其方とてわからないのであろ?
なら繰り返すしか無いではないか、愚直にの
であるからして、いわゆるふつうのものは喧嘩をしないであろ?
とりあえず伝統的にそれが近道だということになっておる
■白椿 > ……ふむ、やれやれ
(チンピラたちは去っていった
最近はこういう相談事を受ける回数が増えている
まあこうなる可能性はあったのだが)
狐はタダ働きは好かぬのであるがの。
我より言い出したこととはいえ困ったものであるの
(連中は少々腕っ節が強い程度で大した能力があるわけでもない
街で目に余る行為に及んでいたところを狐にに咎められ、仕置を受けたために従うようになった者達である
であれば諭すのは役目であるが……面倒である)
……なにかよい方法があればよいのであるが
■白椿 > ……ま、なるようにしかならないのであろ
考えあぐねても詮ないことであるの
(まあ、狐は深く物事を気にする質でもない
成り行きに任せればいいと思いつつ、スラムを去っていった)
ご案内:「スラム」から白椿さんが去りました。