2015/10/09 のログ
真乃 真 > 「まだ何か欲しいのか…。あっ!」

閃いたかのような声をあげてポケットの中に手を入れると何かを起動させる。
そして

「閃いた!!」

その瞬間頭の上に電球のエフェクトが点灯しすぐに消えた。
その挙動に内心喜びながらカバンからパンを一つとりだした。

「さては君腹が減ってたんだろ!!流石僕ナイスアイデア!」

腹が減ったら異能を制御できなくなる人もいるらしいしきっとそれだ!
そういいながら先ほど触れた方の腕にパンを渡そうとする。

鎧の悪魔 > (パンは、粉となって砕け散った)
鎧の悪魔 > (鎧の腕が触れた瞬間、そのパンは塵となって
風に吹かれてその存在を自然へと委ねていった

世の中は、儚い)

真乃 真 > 「食べ物を粗末にするなんて…」

どうしよう困った。
食べ物を粗末にするとか何を考えてるか全く読めない…。

「よしじゃあこのペンで!君が思ってることを紙に書くといい!!」

そう言って伸ばした手にペンを握らせようとして手に触れて吹き飛んだ!
まるで車のガラスにぶつかったカナブンのような勢いで嫌な音をさせながら吹き飛んだ!
今度はより壁の近くでカッコいいポーズを取ったが右腕がプラプラと揺れている。

「…脱臼しちゃったじゃないか!」

痛みに顔をしかめ歯を食いしばり右腕をぷらぷらさせながらも尚もカッコいいポーズを取りながら叫ぶ。

「ちょっとタンマだ!!」

まだ動く左腕を突き出してそう宣言した。

鎧の悪魔 > ……?

(よくわからない塊や棒のようなものを持って何がしたいのかわからない
そもそも塊が砕けたのだから棒もそうなるだろう

ただ、何かをするらしいので一応見守る
諦めないことは嫌いではない)

真乃 真 > 骨の位置のポーズを変更する。
右肩が音もなく嵌る、まだ凄い痛い。

「OK治った。」

ああペン良い奴だったのに…明日はどうやって授業を受ければいいんだろう。

「多分君は力が強くて困ってるタイプのやつだろう?あの店のパンが食えないなんてつらいよな…」

同情するように言う。
そういうタイプは見たことがある沈まれ俺の右腕とかいってたあいつと同じだ!

「だけど僕に任せてくれ頑張って君の異能を抑える方法を見つけて見せる!!」

カッコいいポーズで独りよがりに言う瞳には闘志が燃えている。

鎧の悪魔 > ……。
(大体あっているがまあ、手に負えないんじゃないかと思う
だいたいあの程度ですら肩が抜けているのだ

明らかに少し落胆した様子で、あまり期待しないで待つ

……本当の望みが達成されることなど、ないのだから)

真乃 真 > 「そうだなパン食えなかったもんな!落ち込むのもわかる…。」

そりゃ落胆もするだろうと共感する。
あえて右肩を大きく使うポーズをとりながら男は言う。

「だが任せろ鎧マン!お前が人に迷惑をかけない限り僕は君を助けてやる!!」

いつかあの橘ベーカリーのパンも食わせてやるぜ!という
どこから湧くのかわからない自信。
中身はわからないけど鎧マン。

鎧の悪魔 > …………。

(よくわからないポーズはどうでもいいし気にしない
ただ、大層なことを言うこの男をもう一回くらい吹き飛ばしてもいいかもしれないとは少し思った)

真乃 真 > そうきっとこいつは生まれもった異能によって全ての人を傷つけてしまう!
その経験から人と触れ合うことが出来ない自らの異能の最大の被害者に違いない!!
勝手にそこまで想像する。

「ああ!僕にすべて任せるがいい!」

完璧に自分の想像の世界に入り切った男は吹き飛ばそうかとの思いから少し出ていた
鎧の手と勝手に握手を交わし勝手に吹き飛んでいく。
握手の瞬間男の腕にぐるぐるとタオルが巻かれており不自然な金属音が鳴ったが特に関係なく吹き飛んでいく。
まるでバイクのヘルメットにぶつかったコガネムシのように高く飛ぶ
そのままいくつの建物を飛び超えて男は見えなくなった。

ご案内:「スラム」から真乃 真さんが去りました。
鎧の悪魔 > ……。

(勝手にのたまって勝手に吹き飛んでいった
……正直なにがなんだかよくわからなかったが、星の行く末は、あまり気にしなかった)

ご案内:「スラム」から鎧の悪魔さんが去りました。
ご案内:「スラム」にエグリゴリさんが現れました。
エグリゴリ > 指輪やネックレスをじゃらじゃらと鳴らせながら、金髪のギャングがよろけるように駆けてきて、壁に手をついて座り込む。
乱れまくった髪の間から、濁った眼がのぞく。

「ゼ、ゼー、ゼー コヒュ……
な、何だ一体……」

懐からくしゃくしゃになった煙草の箱を取り出し、震える手で火をつける。
今や混沌を極めている、落第街の勢力図。
最近も英霊とかいう怪異だか何だかよくわからないものの噂が立っている。
まあ、血みどろの話を聞くのはいつものことだ、ここはそういう街だ。
しかし、まさか自分に不幸が降りかかろうとは、この男は思いもしなかった。

このギャングは異能者であった。
“銃を模した指先から弾丸を自在に発射することができ”、その力で警邏をかわしながら暴れていた。
今日はいつものように、縄張りの巡回をしていただけだ。
といっても真面目にやってるのではなく、ギャング仲間でポーカーをやって、ビリになったので罰ゲームというわけだ。
ここのところ20連敗である。アイツら強すぎだ、ぜってえイカサマしてやがる、そうは思うが1対4、取っ組み合いになれば勝ち目は薄い。
しかしこんな野暮用にも収穫はあった。たまたま迷い込んだ弱そうな学生から金品を巻き上げたのだ。
ボコボコにしてやった後学生証も手に入れた、これも後で売っぱらえば金になるだろう。
ボロ雑巾のような学生を路地脇のゴミ箱に押し込み、意気揚々と歩く。
幸い危険察知能力は我ながら高い方で、風紀や公安と出くわしたことは一度もない。要は証人を消して現場を見られなきゃいいワケで。
特に変わり映えのしない、いつものような毎日だ。

エグリゴリ > なのに、今日に限って、突如現れたフルフェースの影が率いる集団に襲われた。
両指の銃弾を乱射したが、その弾はすべて、フルフェースや取り巻きの体に吸い込まれるように消えていき、全く効果がなかった。
引き連れていた屈強な8人の手下は、一人が鈍器のようなもので肩を砕かれると、男を残して逃げ出してしまった。

金髪のギャングはきょろきょろとおびえたように辺りを見回す。
付近に人影が居ないのを確認すると、安堵したように煙を吐き出した。

のそり、と物陰からフルフェースが現れる。
それは男の背後から静かに近づくと、黒っぽい粘りついたものでその口元を覆ってしまう。
目を白黒させながら金髪男が立ち上がって逃げようとするが、不思議と足が動かない。
驚いて下を見れば、ねばつく液体によって地面に固定された両足があった。

突然、フルフェースの陰から、暗いマントの男が現れる。
その裾を、汚れた身なりの少年が震える手で握っていた。

「フゥーム、やれやれ、やっと捕まえた。
人相は聞いた事と一致するが…、きみ。探し物はこいつで間違いないのかね?」

暗いマントの男がしわがれた、不気味な声を傍らにかけると、少年はおどおどと頷いた。

エグリゴリ > メモ帳を取り出して、ぱらぱらとめくる。

「強盗に暴行、証拠隠滅の為に殺人放火……
そうして、君の兄弟もみんないなくなってしまったと。嘆かわしいことだ。
……新木場、もう少し重しをしてもらえるかね?」

名前を呼ばれたフルフェースが、指先をまっすぐ向けると、ギャングの足元が沼のようにぬかるみ始め、ずぶずぶと沈んでいく。
その表情が恐怖に青ざめるが、体はなおも沈んでいき、やがて肩から下が完全に埋まってしまった。口元を抑えられた首だけが地面の上に突き出ている。

「そこらへんでいいでしょう。……さて、少年よ。
この男はもう抵抗できまい。どうするかね?」

そういって、マントの男は何処からともなく金属バットを取り出し、少年の震える手に持たせた。
それきり、くるりと背を向けて、フルフェースと連れだって歩き出す。

「後は君の意志に任せるとしましょう。私たちはアジトへ向かうとしますか。
……“汝ノ正義ヲ全ウセヨ”」

マントの男が最後に、呪文のように少年に呼び掛けると、言葉が辺りに反響する。
バットをもった無言の後ろ姿がびくりと震えたのをチラリと見ると、ゆっくりと闇へ向かって進みだす。
しばらくたった後、遠く後方で鈍い打撃音が幾度となく、聞こえてくる。
マントの男は満足そうに口の端を吊り上げ、三日月のように笑った………

ご案内:「スラム」からエグリゴリさんが去りました。