2016/09/06 のログ
ご案内:「スラム」に不知火 械徒さんが現れました。
■不知火 械徒 > スラムの一角の段差に腰かけて、持参した焼き芋を片手にぼけーっと目の前の寂れた風景を眺めている男が一人居た。
あちらこちらから、普段から此処で屯している者たちの声が聞こえてくるのを、右から左へと聞き流しつつ
「口ん中ぱっさぱさになんな、これ…水も用意するべきだった。」
焼き芋に口の中の水分を奪われて悪戦苦闘していた。
少しずつ唾液と混ぜながら飲み込んでいき、時折咽たように胸を叩いていて。
■不知火 械徒 > 焼き芋を何とか食べ切り、喉を通して胃の中へと落としこむと腹を摩りながら立ち上がる。
「さぁーて…腹ごしらえも済んだし、パーツ探しに行くかねぇ…」
手をぱんぱんと叩いてから白衣のポケットへと突っ込んで、スラムの路地へと歩いていくのだった。
ご案内:「スラム」から不知火 械徒さんが去りました。