2015/06/04 のログ
ご案内:「研究施設群」に駆藤 栄Qさんが現れました。
■駆藤 栄Q > 【ピカァッ ゴロゴロゴロ……
暗雲立ち込める研究区の一角。時々、雷が鳴っている。
ここはダルマ型の研究所、その名も『生命機械化研究所』。その一室で、これまたダルマ体系の男がしきりに電子画面をのぞき込んでいた。】
プクッ、クックック……ハーッハッハッハ!!!
やっとだ、やっと成功したぞ……これでまた一歩、あれに近づける……
【酷いクマができているが、そんなことはお構いなしだ。いったい何徹したのだろうか、喜びに疲れを忘れ、投げつけると跳ね続けるスーパーボールのように、見るものをぞっとさせるような、奇妙なダンスを踊り始める。】
■駆藤 栄Q > 【そのまま、しばらくの間、床と天井を往復していた。
…やがてひとしきり踊った後、息が切れたのか、喉をひゅうひゅうならせながら床にへたり込み、両腕と頭をだらんと垂らす。】
ぜぇ ぜぇ ぜぇ……ゲッ ゴホゴホッ オ”エッ
いかんいかん、興奮しすぎだ み、水を……
【咳き込み、涎をぬぐいながらよろよろと立ち上がって、手製の浄水器からコップに水を注いだ。】
■駆藤 栄Q > 【よたよたと小さな椅子にもたれかかり、やっとのことで腰を下ろすと、口をグアッと開け、コップの水を流し込む。】
ゴグッ ゴッゴッゴッ ……ブハァーーーーッ
ハァ ハァ ハァ フゥ……
さあ、これをレポートに書いて提出しなければな。助手でもいれば遣いにやるのだが、吾輩の崇高な研究についていける者が、この学園に居るとは思えん。
【ゆったりとくつろぐ男。室内にはよく見ると、機械でできた義肢や義眼、人工臓器の試作品が無造作に積まれている。部屋の奥には棚があり、その引出しからも触手のような物体が零れていた。】
■駆藤 栄Q > アァーー…… まったく面倒なことになった
なんでわざわざ水を隔てた場所まで報告に行かねばならんのだ
あそこまで安全に到達するのにどれだけの労力必要か、連中は分かってるのか?
【途端にがっくりと首を垂れ、表情が暗くなる。】
いっそ研究所ごと移動できるように改造するか……それでも、馬鹿どもの視線にさらされるのは不愉快だな
■駆藤 栄Q > やはり助手……
そういえば、死にかけのやつは単価が安い、入手コストはほぼゼロですむんだったな 適当に拾ってきて改造手術を施せば、多少は使えるかな?
【椅子にもたれかかり、天井をぼんやりと眺める。
スラムまで行くのは面倒だと、そんなことを考えながら……】
ご案内:「研究施設群」から駆藤 栄Qさんが去りました。