2017/11/13 のログ
ご案内:「研究施設群」に近衛 昴さんが現れました。
近衛 昴 > 新しく変化した異能を使っている姿が学園側の耳にも入ったようで、届いたのは異能の申請用紙とメディカルチェックの案内でへたに断ることもできずに今に至る。
元々無能力で通していただけに、後々になっての異能の発現に興味をもたれたのか、異能の審査に予想以上に時間がかかってしまっている。
遅れて発現するのも珍しいだろうが、本当は異能が変化したのを知ったら今以上の検査が待ち構えているだろう。
まだろくにできることも少ない今の状態のほうが都合がいい、とりあえずは幽体離脱しかできないように見えてしまえば危険視もされないだろう
ようやく一段落して研究室から出てきたのは薄い黄緑色の患者衣に身を包んだ少女、結局体から抜け出している間の生身の変化が調べたいというので今日明日は研究所の一室で過ごすことになってしまい。
ただ宛がわれた部屋に戻るのも面白くないので、この機会に研究所の中を見て回ろうと無機質な廊下を進んで。

近衛 昴 > ドアの小窓から研究室を覗き込んでみると異能の分類や傾向などを研究しているようだ。
出生から発現までデータを見ているようで医療系の色が強いように見える。
さすがに目に見える範囲で重要な研究をしていないようで、端末からアクセスすることもできるだろうが流石に研究施設だけあってカメラも多い。
流石に諦めて宛がわれた部屋に戻ると病室のようで、ベッドに最低限のものしかない部屋なのでとりあえずベッドに寝転んで

「…本当に、なにも、することがないな、暇だ…」

近衛 昴 > 真っ白な天井を眺めていると嫌に時間が長く感じてしまう。
何もすることがなくただただ天井と窓から見える景色を眺めていると、部屋の入り口に現れたのは一人の研究員。
検査の続き開始すると言う知らせにベッドへと仰向けに寝ると異能で身体から抜け出ると、眠ったような生身は研究員によって早々に運ばれていってしまい。
なるべく研究所の敷地内にしてくださいと釘を刺されてしまうも、だからといって特にすることもなくどうしたものかと。
また歩いて時間でも潰そうかと思うも、すれ違う研究者は皆物珍しいものでも見ているような視線に耐えられなくなり、壁を抜けて中庭へと一時避難して。

近衛 昴 > 流石にお昼ということもあり、中庭には数人の研究者がいるが中にいるほど興味を持たれていないのが幸いだ。
ふよふよと浮きながら時折吹く風に揺られながら日光浴を楽しんでいるが、それが続いたのも数分が限界で。
こんな場所では知った人間などいるはずもないし、だからといって研究データを漁るわけにもいかず、はやく検査が終わらないものかと。
時折感じる身体の違和感に何か器具でも付けられているのだろうと思い、体が心配になったのか体の様子を見に研究室を探しにいくだろうか。

ご案内:「研究施設群」から近衛 昴さんが去りました。