2015/08/11 のログ
ご案内:「第一演習場」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > (結界の真ん中、一人たたずむ魔王様。
身振り手振り、少々と体を動かして、から)
ガンネイジ
(左手を突き出し、何かの単語を口にする。
それに合わせて、ややと周囲の雰囲気が変わり――プスン、と。
何かが抜けるような音がした)

この辺は、とりあえず問題なし、と。
(見る人が見れば分かるが、魔術を発動させ、実体化する直前に不発化させた模様)

ギルゲイオス > ある程度、此方の世界への最適化は済んだ、であるが。
問題は大規模魔術、か。
正直、使わないに越した事は、ないのだがの。
(小さくと喉を呻くように鳴らした後、両腕をグルグルと回して解し)

んでは、とりあえず試してみるか。
(双眸を閉じる、ゆっくりと、呼吸を整える)

ギルゲイオス > (深呼吸、そして三つの目を開く)

集え十三の使徒、奏でよ喪失の唄を。
(障壁の内側、唱える声に合わせて魔力の濃度が瞬間的に増大。
術式に従い、それらは形をとる。
宙に浮かびあがるは、複雑な紋様、模様。
それらは集い、圧縮され、魔王の周囲に13本の柱がそそり立つ)

汝らの悲痛なる叫びを以て、終焉はこの地へと訪れる。
(身の丈程の円柱、それぞれが回転を始め。
共鳴、歌うような音。
そして回る速度が高まるにつれて、甲高く、耳を貫く程に鳴り響き。
固い地面、その表面が粒子となって、少しとずつ崩れていく)

ギルゲイオス > (そして、臨界)

ジュダス・プライエストッ
(魔術は形となり、魔力は力となり。
魔力柱の共鳴が限界を超えたその刹那、広がるは破壊の波動。
触れれば、魔力的、物質的、そして霊的に崩壊させる、暴虐の嵐)

……ふぅ
(なのだが、ゆっくりと、発動を抑え込めばこれも不発に終わらせる。
キンキン響く音が少々と残るが、これも数秒で消えてゆく)

ぼちぼち、と言った所であるか。
もう少し弄れば、発動時間も改善できそう、であるが。
(光の粒子となって消えてゆく柱のド真ん中で、思案気に唸る声が)

ギルゲイオス > どちらにせよ、気軽に使うモンでもないので、あるよな。
(指定範囲次第では、文字通りに周囲一帯平地に還る。
術式の狙いとしては、対軍、対都市。使用者と場所次第で対国家といった所か。
当然、完全に『殺しに行く技』でもある。一度発動してしまえば、加減のしようもない。
これ使って命を奪わないのなら、相手の技量に期待するしかない、そんなレベルである)

まぁとはいえ、何が起こるかも、分からぬであるしな。
いざとなった時は、か……全体的に、やはり見直してみる必要があるな。
(緩くと息を吐き出せば、顔を横に振った)

ギルゲイオス > もうひと頑張りしてから帰る、前にと
(ヒラヒラと、右手を振る。
魔力流転――魔術や異能等に使用された後、霧散、所有者の居なくなった魔力を自身の支配下へと置く。
これ自体が強力、という訳でもないが。
用いる事により、効率的に魔術を扱えるのもまた事実である。
特に、大規模なヤツをぶちかました後なんかは)

次は、ふむ、そうであるな。
地系統は苦手なので後回しにしておったのだよな。
とりあえずは、この辺りかの。
(確認混ざりに頷いた後、深くとまた呼吸を交え。
その後数時間、魔王様はいろいろとやっていた様だ)

ご案内:「第一演習場」からギルゲイオスさんが去りました。