2016/03/01 のログ
■真乃 真 > 「じゃあ、もう無理しないようにするしか…。でもなー他に何かないかな?考えとくよ。」
最後の手段のように言う。
真にとっても無理することは前提だった。
「驚いた。実際に会うことがあるなんて思ってもみなかったよ…。」
普通に信じてはいた。
でもそのイメージは古いSF映画に出てくるようなイメージだったので意外ではある。
…UFOに乗って来たのだろうか?
「別の星から来たならそりゃあ生活の習慣も全然違うだろうさ。
いやあ三万光年か…。想像もつかないよ。」
ちらりと夕焼け色の空を見上げるそろそろ一番星も見えるだろうか?
三万光年…。もしこの子の星が見えても全然今とは違うのだろう。…見えないけど!
■シェリル > はい、私も…何とかできないか、いろいろ探してみます。
(本人も何とかしたいとは思っているようである。
が、やはり「無理しない」という考えはないのであった)
生き物の住む星って、少ないようで実は多いんですよ。
私が旅してきた中で、生き物のいる星はここで4つ目です!
でも、やっぱりそれぞれ習慣は全然違いますよ。
この星では、お箸が全然うまく使えなくて困ってます…。
(外来人のもっとも引っかかりやすい習慣に、ものの見事に引っ掛かっていた)
■真乃 真 > 「4つ目か!確かに宇宙は広いからね。特にここから出たことない僕たちにとっては。」
どうしよう。多い少ないの基準が全然分からない。
三万光年で四つか…。
多いのかな…多いんだろうな…。
「その悩みを持つ人に対しての答えは二つ!諦めてフォークとスプーンを使うか。
もしくは練習用のお箸を買うことだよ!ここは違う文化圏から来る人が多いからね!
大人向けの練習用の箸も割と簡単にそこいらのスーパーに売ってるぜ!
あれで持ち方の癖さえつけてしまえば何とかなるのさ!」
以前にも同じ悩みをを解決したかのように高らかに宣言する。
無駄にカッコいいポーズを付けて
「それにしても早い段階で僕に会えたのはラッキーだぜ!何を隠そうこの僕、真乃真は
新入生の案内と人の悩みを解決することにかけてはこの学園で98本の指に入る男(自称)だからね!」
その真偽はともかく自信がありそうなのは確かだった。
■シェリル > うーん…諦めるのはなんか嫌だし、その練習用のお箸買ってみようかな?
大人向けのもあるのなら…。
(無駄なこだわりがあるのか、日ごろから安易に諦めることを嫌う傾向があり。
おそらくスプーンとフォークに逃げることはないだろう。
その後の相手の話を聞けば、子供のように目を輝かせ)
学園で98番以内ですか…すごいです!
(人をほとんど疑わない馬鹿正直のため、一抹の懐疑心も抱いていないようだった)
■真乃 真 > 「苦手な事から逃げないその姿勢良いと思うぜ!うん、とても良い!
もし、箸使いをマスターできたらうどんでもラーメンでも連れていってあげるよ!」
諦めない人は好ましく感じる。
最後まで諦めない事がやっぱり一番大事だよね!
「そうだろう?だから何か困った事があったらこれからも僕を頼るといいよ!
もし、近くにいれば助けるから!」
自分でも完璧に自分が98番以内だということを信じ切ってる様子で告げる。
どこからその自信が来るのかは分からないが凄い自信だった。
…いっそベスト100とかにした方が良かったかもしれない。残りの二人可哀想。
■シェリル > ラーメン…お箸ちゃんと使えたら、もっと美味しいんでしょうね…!
(どうやら好物のようだったが、例によって今は食べるのに一苦労するため満足に味わっていない)
ほんとですか?なんか、ヒーローみたいです…!
私は、Cheryl-044K…シェリルっていいます。これから、よろしくです!
(名乗りまでして、今後お世話になる気満々である)
■真乃 真 > 「ああ、ラーメンは熱いうちに啜るのが一番おいしいんだ!
あの感覚はフォークでは味わえないよ。」
いや、フォークでたべたことは無いのだけれども。
きっとそうに違いないと思う。
「ヒーロー…ヒーローか。」
少し複雑そうな顔を浮かべる
嬉しそうで恥ずかしそうで気まずそうなそんな顔。
でもすぐに元に戻って
「シェリルさんか。覚えたよ!僕は真乃真!
こちらこそよろしく!」
自信有り気な笑みを浮かべて助ける気満々に答えた。
■シェリル > はい、ヒーローみたいです。
困った人を助けるのが得意だなんて…!
(すっかり信じ込んでおり、ある種憧れのような眼を向けている。
やがて互いの名乗りが終わってふと空を見ると、もう日は沈みつつ星がいくらか見えて)
あれ、だいぶ長居しちゃったかな?
ごめんなさい、真さん…用事とかなかったですか…?
■真乃 真 > ヒーローだと言われると少し悩みながら答える。
ヒーローという言葉に対しての憧れが強いからそれを気軽に名乗っていいのかと
前に師匠に色々と言われた時から思うところがあった。
「いや、僕のはただの自己満足みたいなものだよ。
ヒーローって呼ばれるにはまだ色々足りないだろうさ。」
謙遜という様子もなくそれが事実であるように告げる。
だけどもその中のまだという言葉には諦めは無い。
「おおっと。もうこんな時間か大分話し込んだね。」
空は暗くなってきており普段なら家に帰る時間帯だった。
でも、せっかくここに来たんだから少しぐらい練習して行こう。
「僕は少しここで色々してから帰るよ。シェリルさんも暗くなってきてるから帰るにしても続けるにしても気を付けて!それじゃあ!」
そう言って手を揚げて見せると屋内の訓練施設に向かった。
■シェリル > 自己満足…ですか…?
(本人がそう思うのならそうなんだろうか、然し…と少し考え)
ええ、真さんも。
練習するのはいいですが、あまり遅くならないうちに帰った方がいいですよ。
では!
(相手が手を揚げたのに答えるように手を振ると、先ほど体調を崩していた面影はもはやなく、寮に向かって走っていった。
薄暗い中でスカートの電光が、その後ろ姿でも煌々と光っていた)
ご案内:「訓練施設」から真乃 真さんが去りました。
ご案内:「訓練施設」からシェリルさんが去りました。