2016/09/27 のログ
ご案内:「訓練施設」に阿曇留以さんが現れました。
■阿曇留以 > 訓練所の一角に魔力の壁が貼られる。
不可視の壁で、留以の姿は見えているものの、音は聞こえてこない。
「すぅ~……はぁ~……っ」
深呼吸をしながら大太刀を抜き、訓練用の存在と相対する。
目の前には十数体の小さな鬼。
人によってはゴブリンともいうし、子鬼とも呼ぶが、留以のような職業の人はそれを餓鬼と呼んでいる。
■阿曇留以 > 「――よしっ」
その言葉が合図か。
十数体いる餓鬼の群れ。
その中でも比較的小さい餓鬼が数対、我先にと留以へ走る。
留以は駆け寄ってくる餓鬼をしっかりと見据えながら、大太刀の刃を餓鬼に向けながら右側に下ろして構えている。
その餓鬼に自我があるかはわからない。しかし今にも襲おうとしてくる気迫は本物に近い。
留以を押し倒そうと、餓鬼たちは大きく跳びはねる。
■阿曇留以 > ふわり、と烏のように青い髪の毛が、宙を舞う。
まるで餓鬼たちの視界を覆い隠すように、留以の長い髪がふわり。
しかしそんな目くらましもお構いなしに、正確には空中で止まる術も無いのだが、餓鬼達は留以に群がって。
上半身と下半身、二つに別れ、動かなくなる。
「――次」
その場で一回転し、飛び掛ってくる餓鬼を両断。
次、と呟いて鞘に大太刀を収めると、留以は全力をもって走り出す。
餓鬼たちも、留以が迫ってくるのをみて向かえ討つように走り出す。
■阿曇留以 > そこからは乱戦だった。
当然、数が数なために餓鬼に囲まれるが、舞うように餓鬼を斬り、あるいは袴がめくれるのも構わず蹴りを放ち、袖を当てて御札を起爆させる。
斬る、蹴る、叩く。
あらゆる手段を用いて怯ませ、祓う。
「――祓い給えっ!」
片手に御札を貼り付けて、餓鬼の顔面をぶん殴り祓う。
いつもあらあらうふふと言ってる姿とは割かし違う印象を与えるだろうか。
■阿曇留以 > そして、最後の一体が光となって消える。
魔力で構成された体は留以が祓う祓わない関係なく、体を消失させた。
「――ふぅっ」
周りに仮想敵が居なくなるのを理解すると、ため息を一つ。
額に汗を浮かべ、巫女装束を汗でぬらしながらも訓練を終える。
運動ついでの訓練。
余計な肉を減らすためと、感覚を忘れないため、不定期だが訓練を行なっている。
主に、肉を減らすほうが目的だが。
「今日はこのくらいにしようかしらぁ~。
汗もかいたし、ちょっとは減るわよね~」
一人笑顔の留以。
考えの甘さはスイーツより甘い。
■阿曇留以 > 留以が魔力の壁に手を当てると、ふ、と結界が消える。
予め留以の体が触れた瞬間に消えるよう、設定されていたようだ。
「さぁ、それじゃあシャワーだけ浴びて今日はかえりましょうかぁ~」
体を嬉しそうに揺らしながら、訓練所を後にする。
後日、再び訓練している留以がみえるかもしれない。
駄肉を消費するために。
ご案内:「訓練施設」から阿曇留以さんが去りました。
ご案内:「訓練施設」に真乃 真さんが現れました。
■真乃 真 > 黒いタオルを靡かせて的を攻撃する一人の男。
「黒真パンチ!黒真キック!!」
いちいち攻撃の際に叫ぶ男である。
しかも、声がいちいち声が大きい。
「強いな!普段と比べて5割くらい強いぞ!」
ひとしきり的を攻撃し終えて腕で額を拭いながらそんな事を言う。
実際のところはどうなのか分からないけどもパンチとかキックとかで言えば間違えなく普段より強い!
黒真パンチ或いはキック。黒いタオルを腕や足に纏わせてのパンチやキック。
これ自体が強力なわけではなく普段と違う異能を発動することにより威力を増しているから強いのだ!
自分の体を動かす異能。これを使う事により勢いは実質二倍となるのである!
「今だったらどんな相手にでも勝てる気がする!!」
実際は無理だとは思うが普段より強くなっているという事からそんなことまで言い始める。