2017/08/09 のログ
■筑波 察 > (顎を手のひらで突き上げた瞬間、
顎の骨を挟んでダミーの頭部全体に激しい振動を加える。
ダミーは様々な訓練に対応するため極限的に人間と同じ挙動をするため、
振動を加えた瞬間にダミーはその場にうずくまってしまった。
壁に掛けてある判定には嘔吐と表示してあり、ダミーが戦闘不能であると表示される)
「やっぱり頭を揺らすっていうのは効果があるね。
脳震盪とはちょっと理屈が違うけど、とりあえず普通の人間なら吐くわけだ」
(ダミーの挙動を注意深く観察すると、次のレベルを要求する。
ダミーが新しくなるたびに身体のいたるところに様々な振動を与える。
やはり効果が一番あったのは頭部だ。そして面白いことも見つけた。
ダミーの耳に手を当てて微弱に電流を流すとダミーが転んだのだ)
「これは三半規管とかの関係なのかな?
遠距離からでも電磁波で同じことが出来そうな当たりすごく面白いな」
(そうやってダミーに対して容赦なく能力を行使し、
無力化させる様は、さながら人体実験をする科学者のようにも見える>
■筑波 察 > 「ふむふむ、なかなかに満足。応用すればいくらでもつかえるねぇ」
(どれくらい時間がたったか。
気づけば処理が追い付かないほどにダミー人形が散らかっている。
これが本物の人間なら大量殺人だ。
冷却されて凍り付いてしまったもの、
自然発火で燃えてしまったもの、
外傷はないが不整脈、や内臓損傷で動けないもの、
高電圧の交流で表面だけを丸焼きにされたもの、
その判定内容は数えだしたらキリがない)
「まま、ちょっと体力的につらいものもあるね…
後は最適化をして効率よく能力を回せるようにするのが課題かな…」
(軽く背伸びをして、疲れ切ったふうに訓練場を後にした>
ご案内:「訓練施設」から筑波 察さんが去りました。