2017/09/16 のログ
ご案内:「訓練施設」に笹貫虎徹さんが現れました。
■笹貫虎徹 > 流石に、100体が同時に襲い掛かってくるとかいう無双ゲームぽい事にはならないだろう。
(……いや、まぁ10体同時に襲い掛かって来てるんだけどね…鬼強い設定怖いねぇ)
実際は恐怖なんて欠片も無いが。薙刀、刀、槍、斧、その辺りの武器持ちが多い。
ダミー10体の動きをザッと一瞥してから、無造作とも言える足取りで一歩を踏み出す。
1体目――ただの拳打で腹部を打ち抜いて沈黙させる。
2体目――身を翻して背面に回り込んで肘打ちで叩き伏せる。
3体目、4体目――左右同時から来たので、まず左側のダミーの一撃を交わし足を引っ掛ける。
バランスを崩したダミーの腰を引っ掴んで右側から来たダミーにぶつける。
後は纏めて蹴りを叩き込んで沈黙させれば、既に次のが。
5体目――振り下ろされた斧を防御も回避もせず、その持ち手部分を蹴り上げ迎撃。
腕が跳ね上がったダミーの懐に無造作に潜り込んで一撃。吹っ飛ばす。
6体目――振り向きざまに裏拳を顔面に叩き込んでその場で倒す。
7体目、8体目――面倒になってきたので、少し”加速”して両腕と両足を圧し折っておく。
9体目――無造作に首に右手を伸ばし一瞬で圧し折り沈黙させる。
10体目――取り敢えず”粉々”にしておいた。以上。
「…あと90体…先が長いなぁ…。」
と、息ひとつ乱さずに淡々と呟いているが何処か面倒そうで。
■笹貫虎徹 > 考えたら、鬼強い設定でも人の形をしている時点で破壊しようは幾らでもある。
これが幽霊とか実体の無い場合だと流石に無能力者の少年にはどうしようもないかもしれないが。
その後も、20体…30体…40体…そして50体。黙々と作業のように倒していく。
(…動きにフェイントは混じるけど、やっぱり意思の無いダミーだと読み易いなぁ)
50体目のダミーの顔面を素手で風穴を開けつつ心の中で呟く。
人の意思が介在しない分、先読みがある意味で容易く大して動く必要が無い。
しかし、これで半分か…あと50体。もう面倒だから帰って寝たいが解除の仕方が分からんからどうしたものかと。
「…ちょっと巻いて行ったほうがいいかなぁ…んーー」
ぶっちゃけ最早訓練でなくただの作業だ。未だに息ひとつ乱さず一発もダミーから食らっていない。
■笹貫虎徹 > ――まぁ、そんな訳で。途中グダグダと手を抜きながら100体撃破コンプリート。ただし賞金も商品も無い。
アクシデントとはいえ訓練だから当たり前であるが。
「……終わったぁ…賞金が出ただけ地下闘技場?の方がマシだったよーな気も…」
あちらはしかも意思のある人型相手だから、まだ緊張感などがあったし。
ともあれ、ダミー100人組み手?は終了したので設定も自動的に解除される。
それを確認すれば、やれやれと軽く伸びをする。恐ろしいくらいに訓練前と何も変わっていない。
呼吸は乱れておらず、掠り傷ひとつ無く、戦闘後の昂揚も何も無い。良くも悪くもただただ平静。
「…んーじゃ、まぁ帰りましょうかねぇ」
後片付け、はなんか自動的にされるぽいし、そのまま欠伸をしながらブラリと施設を後にしよう。
ご案内:「訓練施設」から笹貫虎徹さんが去りました。