2017/09/29 のログ
ご案内:「訓練施設」にセシルさんが現れました。
■セシル > 夕方、訓練スペースの1つ。
セシルが定期的に魔術の併用の訓練をするようになって、少し経つ。
継続は力なりとはよく言ったもので、元々魔力容量にそこまで不足のなかったセシルは、ある程度安定して2つの魔術の「基礎」を維持出来るようになっていた。
訓練用の端末がアラームを鳴らし、指定した時間が経過したことを告げる。
「………よし、これで10セットだな」
そう言って息を吐いたセシルは、併用していた2つの魔術の維持を、同時に打ち切った。
安定したとはいっても、ずっと続けることが出来る、ということは意味していない。
5分1セットを、10セット。間のインターバルは30秒。
この過程を端末に観測させ、どの程度力が安定しているかを客観的に確認する。
それが、今のセシルの訓練内容だった。