2018/08/27 のログ
ご案内:「演習施設」に白鈴秋さんが現れました。
白鈴秋 > 「……ふぅ」

 軽く息を吐き出す。
 夏休みなのを利用し本来共有で使うスペースを独り占めしている現状。
 やっている訓練は何時もの……よりもハードだった。

「後30体くらい増やすか」

 自身を取り囲んだ怪物。そういう想定で行われる練習。開始と同時に動きだし攻撃してくるホログラム。それを全て止めなければならない。そんな練習。
 共有スペースの様に広くなければ難しいだろう。
 始まると周囲を50体くらいの怪物が取り囲む。そして同時、キラリと光が煌く。

「……やっぱり、ホログラムじゃ練習にならねぇか」

 全ての怪物が切り裂かれ練習は終了する。

白鈴秋 >  それこそ目を閉じてもクリアできる。結局どれだけ技術が進もうがパターンでしかない。
 開始と同時に飛んでくるレーザーを回避する。もしくはそれより早く首を捉えてしまえばいい。
 そしてその怪物の出現ポイントは数を増やせば大体3つ。本来はそこまでの大規模な数は想定してないからだろうが。
 結果的にそこを狙って腕を振るえば決着がつく。

「やっぱり、未開拓地区か……それこそ、今のゾンビ騒動に乗り込むべきかもな」

 だからホログラムなどでは練習にならない。実力というより記憶ゲームだ。
 練習場所から離れ水を飲む。動けば多少は汗もかく。

白鈴秋 > 「やり方が悪いのかもしれねぇけどさ」

 ここの機械はまだ慣れていない。自分のやり方が正しくないかもしれないが……
 今出来る限りの1番難易度の高いやり方はこれだからこれでやるしかない。そしてそのやり方で足りないなら出るしかない。

「でも出かけて見つかると面倒だからな」

 風紀でもないのに変な場所に居れば風紀に色々と取調べを受けることになる可能性がある。それは正直面倒だ。
 でも出かけるしか方法も無いわけで。
 顔をしかめて水を飲む。