2018/09/01 のログ
ご案内:「訓練施設」に暁 名無さんが現れました。
■暁 名無 > 訓練施設の片隅、水中活動訓練用のプールを拝借して水泳に来た俺は、一息入れようとプールサイドに転がっていた。
いやー泳いだ泳いだ。海じゃあこうはいかねえなって。
何しろ誰も居ないから、水着姿に目を奪われる心配も無いし。
「はー……しっかし運動不足がだいぶキてんなぁ。」
寝転んだまま軽く腹をつまんでみる。
いや、昔取った杵柄というか何と言うか、まあ、無駄な脂肪がつき辛い身体になってるのだけれど。
それでも、昔に比べてだいぶ筋肉量が落ちてる気がする。
「腹筋とかもっとバッキバキだった気がするんだよな、もっとこう、バッキバキ。」
そりゃもうバッキバキだ。
■暁 名無 > 「まあ腹筋は今後筋トレして取り戻すとして。」
その他昔に比べて。
やっぱりちょっとばかり敏捷性が落ちている気がする。
まあ、身長とか倍近く伸びてるので無理もない話ではあるけども。
「……昔はめちゃくちゃ背が伸びて欲しかったけど、実際に延びてみると不便も多いんだよなあ。」
ごろりとプールサイドに寝そべって堂々の独り言。
聞いてる人なんて誰も居ない。居ないからこその堂々だ。居ない……よね?
■暁 名無 > それにしても。
「人居ねえよなぁ。
タダで使えるプールなんだし、もうちょっと人が来ててもおかしくねえと思うんだが。」
一応、水を張り始める前にプール使用の旨を学園のネット掲示板辺りに貼り出したのだけれども。
やっぱり夏休み中、しかも最終週末という日程が悪かったのだろうか。
「だってしょーがねえじゃんなー。俺明日からようやく夏休みだし。」
ぶつぶつ独り言を続けながら軽く腕立て伏せなんか始めてみる。
うん、だめ。腕立ては続かねえなこれホントきっついわ。
■暁 名無 > ま、いいか。
「さてそろそろもうひと泳ぎ……。」
こうして俺は夏の終わりにプール独り占めで、それはもう滅茶苦茶泳ぎまくった。
50mを何往復したかも覚えてないくらい泳ぎまくった。
その結果、明日から全身の筋肉痛に悩まされる事になったのも、まあ、良い夏の思い出だ。
ご案内:「訓練施設」から暁 名無さんが去りました。