2015/11/23 のログ
ご案内:「常世大ホール」に蓋盛 椎月さんが現れました。
■蓋盛 椎月 > 「秋といえばスポーツ。スポーツといえば秋!」
保健室で仕事をしながら窓の外の景色を眺めていた蓋盛は思った。
野球がしたい。
というわけでここ常世大ホールにやってきたのである。
思い立ったが吉日、蓋盛は第二宇宙速度でスケジュールを調整し
ヒマそうな知り合いの教員や生徒を集めた。
こうして野球が急遽始まったのである。
天板はどけられ、天気は快晴。実に野球日和だ。
『もう秋は終わって冬じゃないですか?』と生徒からツッコミが飛んだが
馬耳東風といった感じだ。
「ヘイヘーイ! ピッチャービビってるー!」
マウンドにジャージ姿で立った蓋盛は叫ぶ。
『それはピッチャーのセリフじゃないです!』
■蓋盛 椎月 > 蓋盛の知り合いはそれなりに多岐に広がっているらしく、
さまざまな面々が並んでいる。
中にはたちばな学級の生徒もいた。
……ほとんど互いに名前しか知らないが、
押しに弱そうという理由で強引に誘ったものまでいた。
「ピッチャー! 振りかぶって! 第一球投げましたー!」
実況まで始めている。
ちなみにボールだった。
ご案内:「常世大ホール」におこんさんが現れました。
■おこん > (ネクストバッターズサークルですごい勢いでバットを振るのはおこんである。
ボールがワンカウント入ったところで、9本の尻尾をゆらゆらさせながら叫んだ。)
代打!ワシじゃー!!
(小走りで走っていく。 容赦無くバッターボックスヘ。
めっちゃ素振りをしてから、しづき先生をバットで指した。)
ふっふっふ、しづきよ…ワシのストライクゾーンに、おぬしのボールを収められるかな!?
(膝から肘までがストライクゾーンだが、おこんの身長はとても低い。
つまりゾーンが狭いのだ。 自分の身体を活かしたフォアボール戦術である。)
■蓋盛 椎月 > バッターボックスに入った狐に蓋盛の眼がギラリと光った。
見えない野球帽のツバをくい、と引く。
「ほう、おこん先生……。
あたしの魔球を受ける覚悟はおありか?」
ざわめきだす観衆。
『球団のマスコットかな?』
『いくら蓋盛先生といえど……おこん先生にストライクを入れるのは至難だぜ!』
『いやあの人、この間投球練習に付き合ったけどボールのほうが多かったよ普通に』
『なぜマウンドに立たせた』
「第二球……ッ!! どっせーい!!」
ギャラリーの間で交わされている会話など知らず、
無駄に土埃を立てながらボールを投げる!
白球の運命やいかに! [1d6→1=1]1:ボール 2:ボール 3:ボール 4:尻尾に当たる 5:外角低め! 6:内角高め!
■おこん > なんじゃなんじゃー? 魔球じゃとー? ふふん、このおこんはなんか…
すごいんじゃぞ?ロ研は飛ばすのは大得意なんじゃぞー。
(いいながらバットを構える。 なんか球団のマスコットとか言われた気がするけど、
おこんは強いから気にしないもん。 サッとボール球を見送った。)
わっはっは!なにしとるんじゃしづきー! ボールするたびに幼くなる呪いでもかけたら、
この試合が終わるころには幼女になってしまいそうじゃのう!
さーて、次はバットを振るぞ―? 覚悟するんじゃぞー!
(一球目は見送ったが、次はそうはいくまい。 バットを構え直して、
ぐるぐると回したりとかした。)
■蓋盛 椎月 > 「すごいんだ……でもロ研関係なくないですかそれ?」
なんか胡乱なセリフに認知症を思わず疑った。
一方で投げたボールのほうもかなり胡乱な方向に飛んでいったが
蓋盛は強いから気にしない。
それにしてもバットをくるくる回すおこん先生はかわいい。
「なんですかそのニッチな呪い……!
ふ、今のはただのジャブ。
本当の勝負はこれから……この長いマウンドに登り始めたばかりだからよ!
きりきり舞いにしてくれるわーッ!」
蓋盛の謎テンションに観衆が顔を見合わせ始める。
ともかくツーボールの状況から、蓋盛の渾身の一球が投げられる! [1d6→4=4]1:とんでもない暴投だ!お前はマウンドに立つべきではない 2:頑張ったが残念ながらボールだ 3:見極めが難しいギリギリのボールだ 4:尻尾にスポッと挟まる 5:ど真ん中! 6:なんだか悪魔的に打ちづらい……まさに魔球だ!
■おこん > 関係あるんじゃよー。バリスティックななんかが…ボールとか…ロケットとかと…近くて…
(しどろもどろの返答。超頑張ったけど適切な回答には至らなかった。
とりあえず1球目はボールだったから、これでよい。)
うるさい! 普段ワシのことをいっぱいかわいがってくれてるから、
たまにはお返ししたいんじゃよー! こいやー!タマこいやー!!
(バットをぐるぐるして構え直す。 なんかすごい熱いしづき先生のパワーに、
若干気圧されながらも吼えた。)
……おお、おお?消える魔球じゃ…消えてしもうた…
(すっぽぬけた玉は、すっぽりと厚い毛皮に包まれてしまった。
9本の尻尾の中に入った玉を、ぐるぐる回ったりそこらへんを覗きこんで探し始める。
キャッチャーに「隠した?」って聞くけど答えはNoだ。
困惑しきった顔でしづき先生を見る。)