2015/07/05 のログ
■桜井 雄二 > 「それは……」
白い欠片を見る。灯りは十分だが、何かはわからない。
「なんだって……?」
ウィリー・トムスンの話を聞いて沈思黙考。
確かに線と線で繋がる話ではないが、疑いは濃厚だ。
これは本格的に敵対的怪異の仕業かも知れない。
それも、認定されればS級怪異災害クラスの。
「……俺も犯人が怪異という線で動いてみる」
「というか、怪異対策室三課の俺にはそれしかできないしな」
「俺はお前の直感を信じるよ、ウィリー・トムスン」
マグカップを置いて立ち上がる。
「今日は有意義な話ができた、ありがとう」
「それじゃまた会おう、次にはお互いの得た情報交換ができるといいな」
雑談もしたいが。ととぼけた様子で言うと、ライトを手にその場を去っていった。
ご案内:「転移荒野」から桜井 雄二さんが去りました。
■ウィリー > 「考え過ぎであればそれに越したことはないが、そうでなくとも問題は問題だというのが頭の痛いところだ」
「ともかく、今日は有難う。こちらももう少しはっきりと調べがつくよう努力する」
「ではな」静かに座ったまま、彼の背中を見送った。
ご案内:「転移荒野」からウィリーさんが去りました。