2015/10/18 のログ
ご案内:「転移荒野」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > (という訳で、お話が続くのである)

ま、まぁ此方の世界の樹妖の類にどの程度言葉が通じるのかは分からぬが……謝る時に肥料でも撒いてやれば、少しは気持ちも通じやすくなる、かもしれぬな。多分であるが。
(植物だけに、と。小さく喉元で、考えるように唸りつつ。
後は余計な傷が増えないように、祈るばかりであった)

(相変わらず見事な意地っ張りっぷりであったが、慣れたので笑い声で返した模様)

二度三度程な。
相変わらずあ奴はジュースを持ち歩いておるのだな、我も会うたびに貰っているが。
ほほう、それは完成が楽しみであるな、是非お邪魔させてもらおう
――後、秘密基地って言いかけてるの分かっておるので、わざわざ言い直す必要はないのである。
(なんとなく、温かい視線が魔王様から向けられていた)

曰く、ここではない世界で、敵兵を斬り殺し続けた剣に呪いが籠ったとかそんな話を聞いたが、真偽の程は不明である。
……ふむ。
(怪しい店主に聞いた言葉を思い出しながら、呪いの収まったように見える剣を指でつついてみる。
あくまで呪い逸らしであるため力が完全になくなった、という訳ではないのだが。
触ってみても、特に影響はない様だ)

うむ、それなりに効果は出ているのは、間違いないのである。
理論的にも、この方向性で間違いはなさそう、であるな。
(確認の後に、一つと頷いて。
再びと革製の入れ物を漁ると、三枚程別の札を取り出す)

ん、で、だ。
コレがお主の鎧用に作ったモノなのだがな。
……どうする、試してみる、か?
(ひらりと、あおぐように揺らしてみせた)

ご案内:「転移荒野」にダナエさんが現れました。
ダナエ > 「なるほど、肥料か。
 それはいい考えだ、謝罪に手土産はつきものだからな」
ポンと(ゴコッと)手を打つ。
何も言わずにトレントに生ゴミをぶっかけたりしなければ、
有効な策と思われる。

「そうか、
 トトはジュースをいつも持ち歩いているのだな。
 ジュース製だといい香りがしそうだろう」
瀕死ながら、機嫌よく自慢げに。
磯臭さを中和してくれるかもしれない。
「ひ、秘密基地?
 何の話だろうか。ロマン溢れる話ではあるが、
 我々が建てるのは簡易休憩所だ」
この期に及んでしらを切りはじめる嫌な奴。

「ほう。
 剣を扱う者としては、なかなか興味深いな」
チョンと(ゴンと)ガントレット手でつついてみたり。

試してみるかと問われれば、ごくりと唾を飲み込む。

「コ……ここでやらずに帰るというのは、
 騎士らしい勇気ある行動とは言えん。
 やろう」
ゴツッと胸を拳で叩き頷く。
期待と不安に、表情は少し強ばっている。

ギルゲイオス > ただ肥料と言っても、生ごみをばさーっとぶっかけるのはやめておいた方が良いだろうな。
此方の世界には、我々の世界と違ってもっと良い肥料が売っているのでな、それを使うべきであろう。
(目の前にいる突貫騎士様がなんか大雑把な事する光景がチラリと見えたので、予めと釘を刺しておく魔王様)

まぁ、異能に使うのを見越して持ち歩いているのかも知れぬがな。
ジュース製……まぁ、確かに、甘い匂いはしそうではあるが。
腐敗しないか、ちゃんと聞いてからにした方がいいと思うのである。
(なんとなく、微妙な表情を浮かべる。
特に、夏場に腐ったジュースの匂い、なんて漂ったら洒落にならない)

ええんやで、簡易休憩所兼秘密基地って事でえぇんやで、である。
若干危険地域ではあるが、ロマンは大切であるしな、うむ。
(シラ切りを聞いているのか聞いていないのか、うんうんと頷く)

欲しかったらやるぞ?
もっとも、我が離れたら10分程度で呪いが復活するがな。
(ずいずいと地面を滑らして相手に寄せる)

我がおるし、そうそう危険な事にはならぬ、とは思うのだが。
……一応、剣に対する実験を基にして、改良をした札を使って後日、とい手もあるのだがな。
まぁよいか、ではコレを自分で鎧に貼り付けるがよい。
(ぺらっと、内の一枚を差し出す。
裏面を鎧に当てると、自動的に吸着する仕組みになっている様だ)

ダナエ > 「おお、鋭いな。
 ちょうど今、生ゴミなら簡単に手に入ると
 思っていたところだ。
 やはり誠意を持って高価な肥料にすべきか……」
魔王様の的確な先読みに、目を丸くする。

「ふ、腐敗!?
 考えてもみなかったが……なるほど、
 ジュースが素材なのだからそういう可能性もあるか。
 よし、今度確認してみよう」
危ないところだった、という顔。
腐敗臭が鎧に染みつくよりは、
まだ海の磯臭さの方がましかもしれない。

「…………そうか、ギル殿は秘密基地が好きなのだな。
 ではギル殿のために、我々の簡易休憩所は
 秘密基地ということにしよう」
ギル殿のために、を強調。
珍しく頭を使った手口で、
己の手を汚さず?公称を秘密基地にする作戦。

欲しかったらやる、と言われ「いいのか?」と手を
伸ばしかけるか、10分で呪いが解けると続いた言葉に
おののいて慌てて手を引っ込め、
近づけられた呪いの剣から跳ねるように後ずさる。
「やっ、やめてくれ!!
 これ以上呪いを増やすのはごめんだ!!」


差し出された札を、すぐには受け取れない。
しばし固まり、やがて意を決して。
ガントレットの中では震える手(ただし外からは分からない)で札を受け取る。

「こここれを貼レばいいのだな?」

声が裏返る。心がざわつく。
一時的にでも呪いを逸らせたら人に後ろ指を刺されず、
軽い体でさくさく町中でもどこでも移動できるようになる!
あああ何をしよう!?という期待。
そして、鎧ごと吹っ飛んだり自分ごと封じられたり、
亡者のカウンターに遭ったらどうしよう?という不安。

「かっ、神よ!!
 どうか私を、お守りください……!!」

かたく目をつぶり、勢いよく胸のあたりに札を叩きつける。


【成否判定→1~30:余り効果はないようだ、31~60:それなりに効果が見込める、61~90:実験は完璧だ!、91~100:大失敗】
[1d100→94=94]
ダナエ > 「……!?」

ダイスの、運命の女神はこの騎士に厳しい。
果たして呪われし騎士の運命は……!?

ギルゲイオス > ……流石に生ごみぶっかけたら、喧嘩売ってると取られそうな気もするのである。
まー、暫く掛かってもいいのなら、地面に生ごみ埋めておけば肥料になるであろうが……
(半眼になって、相手を見やる)

そうきたかっ!
変な所で知恵が回るのだなこの騎士様は!!
まぁよい、秘密基地というのは男のロマンらしいからな、そういう事にしておくのである。
(外道騎士様の姑息な言い分に、折れて頭を横に倒す魔王様)

札に込められる魔力も、無限ではないのでな。
改良してやればもう少し伸びるだろうが、今の所そんなモンであるよ。
ぬぅ……不要物の始末を押し付けられると思ったのだが、仕方あるまい。
後で処分しておくのである。
(言わなければよかったかな、とばかりに舌打ちを一つ。
鎖を手繰り寄せると、片隅に剣を放置しておく)

うむ、ぴたっとな、ぴたっと。
先も言ったが、我がおるしいざという時は対処も出来るが故に、そこまでビビらなくてもいい……と、思う……のだが。
(あれ、なんでだろう。
凄く嫌な予感がして、背筋がちょっと寒いのである)

(そしてピタッと張られる札と)

あ……
(何かを察した声。
相変わらずと、(ダイスの)女神さまはこの騎士に厳しいらしく)
[1d10→5=5]1~7:呪いリストの上から順に、その呪いの性質が一時的に精神へと影響する。 8:ヤドカリモード 9:呪いの負荷で札が爆発 10:奇跡的に札が破れるだけで済む
ギルゲイオス > (鎧の呪い、その一柱である【怠惰】がもわーっと力を増して。
ダナエへと憑りつこうとする)

ご案内:「転移荒野」にトトさんが現れました。
ダナエ > 「ああ、なるほど。
 それは確かに、喧嘩を売る行為だ。
 危ないところだった……」
生ゴミをぶっかけるという行為を客観的に考え、
確かに喧嘩をふっかける行為だと気づく。

「はっはっは!
 ロマン結構、大いに結構ではないか!
 ちなみに天窓も作る予定だ」
勝ち誇って笑い、秘密基地感あふれる情報を告げる。
人のいい魔王様相手だから通用した作戦だという事実。

不要物の始末と聞けば怒る。
「もう既に七人に!!
 七人に呪われているのだぞ!!
 騎士と言えども八人目は無理だ!!!!」
七、を両手の指で示して猛アピール。
「処分する前に持ってみて、一度呪われてみるがいい!!」
まだ怒っている。
呪いは魔王様には利かなそうだが。

鎧から一瞬、気だるげな半眼の青年の霊体が浮かび上がり──
騎士の眼も普段の鋭さを失い、半眼となる。

「…………ああああ……からだが、おもい……
 これは…………【怠惰】………………」

話すのもダルいと言った、重い口調で。
どさりと(ゴドンと)座り込み、足を伸ばして後ろ手をつく。
首を前へ落とす、だらしない姿勢。
ぽかんと口も開いている。

トト > 縁あれば千里とはよく言ったもので、この実質閉ざされた島では、ふらっと出た先で知り合いと会うというのはよくある話

しかして、トトの知り合いの中ではかなり特徴的な二人の姿は、縁がなくとも、見かければ気づくというものだ
場所が場所ではあるのだが、トトとしては遊びに来るくらいの話である

「…  何だか、ちょっとお似合いみたいなお二人さんがいると思ったら、ギルにダナエじゃないか、どうしたの?」
魔王と騎士、ダナエが外見的にはちょっとダークよりなのもあり、何となく読んだことがあるファンタジーの魔王と近衛騎士何かを思い出したり

「呪い…?  おお、なんか見えた、ねぇねぇ、どうしたの?二人で遊んでたのかい?」
ダナエの不思議な様子を眺めつつ、とりあえずふたりに近づいてくる

ギルゲイオス > 全力で秘密基地作るきまんまんじゃねーかこの騎士様、である。
まぁよい、完成を楽しみにしておるので、『秘密基地』作成を頑張るが良いのである。
(かくして、秘密基地、で決定した模様)

逆に考えるのである、既に七人いるのなら、もう一人位増えたっていいんじゃないかって!
(何故か握りこぶしで力説した、後)

いいえ、我は遠慮しておくのである。
(すっと後ろに一歩と退いて、剣から距離をとった。
なお、処分方法は大規模魔術ブッパで剣ごと消滅させるつもりらしい)

おぉう、おぉう……大丈夫であるか?
(急にやる気をなくして座り込んでしまったのを、何やら心配げに見た後に)

うーむ、これは……呪いの一つが力を増して、直接憑りついた、と言った所であるかな。
このヤル気無さげな感じを見るに、怠惰辺りか、本人も言っておったが。
良い状況とは言えぬが、まだマシな部類かもしれぬな。
(憤怒で暴れられたら面倒であるし、色欲とかどないせっちゅーねんという話である)

さて、どうするかな。
札への魔力供給は既に切っておるから、数分もすれば戻る、とは思うのだが……

ギルゲイオス > っと?
(何やらと物音。
先ほどのトレントがまた追いかけてきたのかな、とばかりに視線を向けて少々と警戒の気配を見せる、が)

おや、こんな所でとは奇遇であるな。
お似合い、というのはどういう意味か少々気になる所ではあるが。
(くくっと喉を鳴らした後に、ヒラヒラと手を振って)

どうしたのか、と言えばだが。
ダナエの呪いをどうにかする方法を試していたのだがな、壮絶に運の悪い事に、その呪いの元に憑りつかれてしまったようである。
幸い、大きな騒ぎになる類のモノではなかったのだが――流石にこの状況は遊んでいるようには見えぬと思うぞ。
(ぐったりと魂がぬけたかの如くヤル気のないダナエを指さした)

ダナエ > 近づいてくる友人を、そのままの姿勢でチラリと見やる。
いつもなら「おお、トトか!」くらいの高めのテンションで
笑顔になるところなのだが。
あいにく己の運のなさのせいで鎧に取り憑いている
亡者の一人、【怠惰】に精神をやられているところ。

「あそぶ…………?」

遊んでいるのかとの言葉に、少し目に精気が戻ってくる。

『遊びは…………いいな。
 カードでも、ルーレットでも…………あの時間だけは……
 自分が生きているって、気がするぜ……』

響く低い声、これは【怠惰】の意見。
騎士は頭を振る。

「賭事など…………神に、背く行為だ…………
 それより、トト……ジュースではなく……
 酒を、持っていないか…………」

これは騎士の意見。

トト > 「ダナエの呪い…? ふーん… えー、だって、僕も遊びに来たし、ほら、魔王流の遊びって、僕の知らないものもあるのかなってさ。」
でも、違うのかぁ、と何故か少し残念そうにしつつ、ダナエのほうに目をやり

「カード… あ、僕は七並べが好きだなぁ、ばらばらになったカードたちが、元の形に戻っていくのが見ていて楽しいよ。」
にこにこと笑みを浮かべつつ

「お酒…?んー、僕は未成年って事になってるから、お酒はないや… でも、アルコールがどんなものかは知ってるよ
お酒ってアルコールが入ってるものなんでしょ?液体じゃないなら出せるけど、いる?」
ぽんぽん、とだるだる状態のダナエの傍にまで寄ってきて、不思議そうに肩をとんとん叩いたりしつつ、様子を伺っているようだ

ギルゲイオス > (魔王様の方も、立ち話が若干面倒になってきたのか。
ダナエの様子を見れる辺りに、どさりと腰を降ろし。
色々な角度から眺めた後に、首をかしげる)

微妙にややこしい事になっているのであるなぁ。
強く影響が出ている分、呪い自体の意思もダナエを通じて出てきている、という事か。
(ふーむと唸った後に、顎を指で撫でて)

騎士殿騎士殿、この状況下で酒ってのも十分駄目駄目な感じがするのである。
(状況的に仕方がないとはいえ、おいおいとばかりに突っ込みを入れて)

しかし、丁度良いといえば、丁度が良いか……
そこな騎士の鎧に憑りついて折る呪いの主よ、何故にお主はこの者に呪いを与えたのであるか?
(会話が出来るのならば、とばかりに、呪い本人に問いかけてみる)

ギルゲイオス > 紆余曲折あってな、鎧が呪われて色々苦労しておるそうだ。
…………魔王流の遊びって……逆に聞きたいのだが、どんな遊びなのだそれは。
暇でやることと言えば、普通の人間とそう変わらんぞ、我は。
(トトの方へと視線を向ければ、ちょいと竦める肩)

液体じゃないアルコールってそれヤバくね?である。
物凄い勢いでよっぱらって大変な事になる予感しかしないのである。
(何とも言えない視線で見ていた、が。
それはそれで面白そうなので強くは止めない魔王様)

ダナエ > 「ハッハッハ!」
そう、秘密基地建設の気持ちは熱く固い。
こういう時は笑ってごまかす。

「なっ、七つの荷の下であえぐ者の背に、
 八つ目の荷を乗せるというのか!?
 この人でなし!!悪魔か貴様は!!!!」
ビシッと指を突きつける。
罵りのつもりの言葉は、大体事実と合っている感じ。

遠慮する魔王様に重騎士おかんむり。
「逃げるのか!?
 魔王たるもの呪いの一つくらい背負っていた方が
 箔が憑くぞ!!」
箔がつくの『つく』の発音が微妙になってしまったのは、
もう仕方のないことかもしれない。



「ギルは……酒は……?」
省略しているが持ってない?と続くのだろう、
酒を要求している。
殿を付けるのもめんどくさくなり呼び捨てに。



【以降毎回ダイスを振り、ダイス目の合計が6以上になれば効果が切れる】
[1d6→1=1]
ダナエ > にこにこするトトに、へらへらした笑いを浮かべる。

『へへ……お嬢ちゃん、その年でカードが好きかい。
 将来有望だぁ…………
 七並べだって金を掛けりゃあおんなじことさ……
 あー、ここにカードがありゃあな…………』

残念そうな、男の声。

「ほう……?
 酒の、固まりか…………面白そうだ……
 要るとも……一つ頼む…………」
こちらは騎士の声。
ニヤリと笑って、アルコールを所望する。


【ダイス目の合計が6以上になれば効果が切れる。現在の合計:1】
[1d6→4=4]
トト > 「ふーん、その鎧、趣味とかじゃなくて、呪われてとかだったんだ、知らなかったよ… えー、僕が読んだ本だと
高笑いの練習とか、呪われたマジックアイテムの作成とか…  。」
R-18Gなものが出てこなかったのは、参考に出したものが比較的ライトなノベルな作品だったからだという話

「そっか… いやわかってたよ?ギル、おっきい以外はほかのみんなと同じ感じだったし、うん
あ、じゃあさ、今度みんなでカードでもしようよ、ダナエと一緒に秘密基地作るって約束したんだ!」
そうすれば道具も其処に置いておけばいいしね、とわくわくした様子で目を輝かせて

「カードだけじゃなくて、皆で遊べるなら大体すきだよ?… あ、でも呪いってあんまり良くないって、僕思うよ
だって、とり憑くって要するに一方的な契約だろう?こういうのは双方の同意があってしかるべきさ。」
むー、と唇尖らせながら、躁鬱が激しいことになっているダナエの姿を
やっぱり何か面白そうにぺたぺたする

「わかったー!じゃあ、コーラでいいよね、ちょっとこういうのは慣れてないけど、作ってみるね。」
ポシェットからコーラを取り出すと、こぽこぽと自身の手に溢し始める
手のひらで泡をあげながらコーラは丸く、凝縮した固体へと姿を変えていき
最終的には茶色く透き通った、ビー玉を一回り大きくしたような固形物が残る

「はい、チョコレート、ボンボン… だっけ?チョコとコーラって色が似てるから、そんな感じで作ってみたよ?」
そういって、アルコールの匂いを漂わせるそれをダナエに差し出す
(度数測定、単純に1d100)
[1d100→42=42]
トト > (度数42、蒸留酒ではポピュラーな部類だと思われる、サイズと、凝縮されていることを考えれば、酒に強くなければ一粒でくらくらするくらいによってしまいそう)
ギルゲイオス > いやほら、新入りのお陰で何か美味い事話がまとまって、呪いが解けるかもしれない、し?いやこれは無いな、うむ。
残念ながら、悪魔ではなく、魔王、或いは魔族である。
(何故か無駄に胸を張って言う魔王様)

逃げるとか箔云々以前にだ……お主、我が呪われて『やーいやーい魔王様呪われてやんの。少しは私の苦労を知るがいい』
とかやりたいだけではないのか。
(壮絶にじとーっとした視線が、ダナエを貫く)

……飲む酒は持っておらんな。
(消毒とかに使うようなモノは持っているが、呑めたモノじゃない。
敢えて言わずにおいておき)

ギルゲイオス > ふふふふふ、はははははは、あーはっはははははは!!
(ご期待に応えて、林に響き渡る悪の三段笑い)

いやま確かに、此方の世界の魔王っぽいという理由で、たまにこういうのは練習しておるがな。
呪われた、って。そんなモンつくって一体何に使えというのか……作るなら、もっとちゃんとしたモノを作るのである。
(金と材料の無駄遣い感が半端ない)

あぁ、それについてはアチラから既に聞いているのである。
というか、やはり秘密基地だったのだな。
カードね、我は余り詳しくないのだが、ポーカーやブラックジャック辺りなら……
(ん~っと考えるように上を見上げると、ちょいとばかり思案をして)

恐ろしく素直な子であるな、トトは。
良い事、でもあるのだが――まぁいいか。
試によっぱらったらどうなるかも興味があるし、かまわん、やれ。
(魔王様、悪乗りで進める事にしたらしい)

ダナエ > 問いかける魔王様を、
どろんとした覇気のない横目で見る【怠惰】。

『あァ……?
 そんなもん、気に食わねーからに決まってんだろ……
 こんな……ぶさいくなカッコで、
 まっくらな海の底……はいずりまわってよぅ……
 フツー諦めるっつーの……ホンモノのバカだぜ……
 あの目が気に入らねえ……あの目が…………』

苛立つ表情。
要するに、騎士の困難な状況にも挫けなかった心や、
ストーカーばりに生を諦めないしつこさ、
行動力等が気に入らなかった模様。
ちなみに【怠惰】なだけあって呪いの深度も浅く、
剥がれやすい。



トトの指摘には、
『同意だぁ……?
 生きてるやつのルール……押しつけんなよ……
 こっちはそんな縛りから、自由になってんだ……』
ケケケ、と笑う【怠惰】の声。

差し出されたアルコールの固まりには、
「…………感謝」
する、を省略して受け取り、のろのろと口へ運ぶ。
アルコールの香りが口いっぱいに広がり、
喉を焼くような熱さで胃へと下っていく。
酒には強い騎士、ほんのりと頬を染めた程度。
血中に回りゆくアルコール、その分だけ追い出される理性。
騎士としてこうあるべき、という自縄自縛のロープが
少しゆるみ、恍惚の表情。
「もっと…………」
酒をくれ、と続くはずの言葉を怠惰に省略。
アル中の如き更なる要求。だいぶやばい。


【ダイス目の合計が6以上になれば効果が切れる。現在の合計:5】
[1d6→5=5]
トト > 「おー、すごい!生高笑いだ!ねぇねぇ、もういっかいいってくれないかな?ダメ?」
すまふぉを取り出しつつ、その高笑いに目を輝かせ

「嫌がらせに勇者にあげたり?あと、呪われているとその分ほかの能力が強くなるものが多いみたいだね、ご都合主義?」
こてん、と首をかしげつつ

「僕は皆でできるならなんでもいいや、折角だから、他の人も呼びたいね、その時は。」
既にその時を想像しているのか、わくわくとした様子で

「ルールが無くても、契約は必要だよ、ルールは守るべき指標と言うけれど、契約は自身を恙無く保つために必要なものだ
その体が肉を持っているかどうかは関係ない… 尤も、同意を得る方法が、常に対等とは限らないんだけど。」
ぽつ、と零すように言いながら目を細めて

「一応コーラの風味は残してあるんだけど… コーラのお酒とかもあるのかな?あるなら飲んでみたいなぁ… おかわり?」
わかったよ、同じのでいいよね?と素直にダナエに頷きながら、もう一本コーラをあけて、先ほどと同じ
濃縮されたコーラボンボンとでも言うべき42度のアルコール入りコーラを作り出す
ちなみに書きそびれたが食感はゼリーのような感じだ

ギルゲイオス > なるほど、まぁ呪いなんて色々であるが、単純化してしまえば『気に入らない』というのは分かりやすいのであるな。
ふむ、しかしであるよ。
お主の様なヤツが、この気に入らない者に四六時中と憑りついているのも、正直面倒なのではないか?
ちゃっちゃと離れてしまった方が、楽が出来ると思うのであるがな。
(呪う事さえやる気なさげな様子に、かっくりと横へと頭を傾けて。
丁度がいいので、説得してみる試み)

…………普段の様子が見る影も無く、だいぶデロンデロンになっておるな。
まぁ、呪いの影響下、というのも有るのだが。
なんとなく、だいぶヤバそうに見えるな。
まー、暴れ回らぬ分マシと言えばマシなのであるが。
程ほどにな。
(まー、呪いが薄れれば戻るだろう、という気楽な解釈も含めつつ。
やり取りをぼんやりと眺めている)

ギルゲイオス > なんで、携帯電話とやらを取り出しておるかな、お主は!?
録音?或いは録画する心算であるか?
割とコレ、喉に負担がな……
(とはいえ、頼まれると断りにくいのが魔王のサガ。
深呼吸の後に)

ふふふふ――げほげほっ
(むせた)

特に渡して邪魔したい勇者とか今のところ居らんのだがな。
まー……普通に考えて、悪い効果ばっかりのモノを押し付けるであろうな、そういう場合は。
(有用な効果つける必要性ないよね、っとばかりに逆方向に頭を傾けた)

コーラを使ったカクテル、なんてのは存在したと思うのである。
後は、コーヒーのリキュールと牛乳を混ぜたカクテルなんかは甘くて飲みやすいな。
(などと、酒についてちょいちょいとした話を、ダナエの様子を眺めつつ口にする)

ダナエ > 【怠惰】は横目ではなく、ようやくトトに顔を向ける。
『お嬢ちゃん……
 あんたは契約とやらに、ずいぶん縛られてるみてぇだな……?
 とっととこっち側に来なよ……楽になるぜぇ…………』
トトを死に誘う【怠惰】の、ケッケッケという笑い声。

『言われるまでもねぇ……
 めんどうになりゃ……帰るさ……
 それまでは…………高見の見物…………
 ……バケモノみてぇなカッコの、人間が……
 ホンモノの……バケモノになるまでの……
 たのしい……ショー……だ………………』
薄れゆく気配。
札の効力が切れた模様。
騎士はハッと目を瞬かせ、表情も元に戻る。
己のだらしない座り方に気づいて、慌てて立ち上がる。

「も、亡者が……【怠惰】が、私に何かしたようだな。
 すまなかった」

亡者は去ったが酒精は去らず。
ほんのり酒臭い息で二人に謝罪。情けない。

トトの手の中のアルコールに、ごくりと喉を鳴らしたものの。
「い、いや、せっかく作ってもらったのにすまないが、
 もう【怠惰】は去った。
 そんな気分ではなくなったところだ。
 トトが食べるか、魔王殿にあげてくれ」
手を振り、作ってもらったおかわりを済まなそうに断る。
ちなみに騎士の世界では飲酒に年齢制限は、ない。


「ギル殿、今のは何だったのだ?
 どうも呪いはそのままのようだが……」
魔王様に質問。
必死の思いで覚悟を決めて礼を貼ったのに、
効果がなく困惑中。

トト > 「ふぉぅΣ」
むせこんだギルの声が録音されてしまった!

「というかゆうしゃってこの島にいるのかな?探せばいそうだけど、ギルは会ったことある?」
折角ならあってみたいなー、此処まで来たら、とかつぶやき

「ほうほう… お酒が飲めるようになったら飲んでみようかな、コーラが入ってるならきっと美味しいよね!」
ギルにコーラの入ったカクテルを教えられ、わくわくが抑えられない、といった様子で

「縛られる? あぁ、そうか、その時点で、認識が違うね、僕は…  あ、いっちゃった。」
言いかけていた言葉を止めて、手をばいばいと左右に振った

「ううん、大丈夫… あれ、おかわりいらないの?じゃあ、ギル、いる?僕はまだ飲めないから、これもだめかなぁって。」
断ったダナエにえー、と少し唇尖らせつつも、ギルにも差し出してみる、見た目はキラキラしていて、中々に美味しそう、かも

ギルゲイオス > ふーむ……何やら意味深な事を言ってから、去っていきおったの。
しかし、成らなくていい所で不運にまみれ、もう少し聞き出したい所で事が済む。
相変わらずこの騎士殿は運に見放されてる感満載であるな。
(暫くと考えてはみたが、現状ではカードが足りないようだ。
急に立ち上がった姿をみあげると、、ちょいととばかりに肩を竦める)

正直と言えば、我にもはっきりとした事は分からぬ。
あのような動作は、札の効果には無いのでな。
強いて解釈するのであれば、呪いを逸らす効果が妙に左様して、呪いの一柱……今回で言えば、怠惰を活性化してしまった、という所だろうな。
(片目を閉じれば、状況に対する答えを模索し。
顎を指で撫でると、緩く息を吐き出して)

お主の運がよほどに悪かった、というのが一番の理由な気がしなくもないのであるが。
とりあえず、先ほどの状況が起きぬように改良するまでは、渡す訳にもいかぬのでな。
完成品が出来上がるまで、もう暫くと待っていて欲しいのである。
(残った二枚を革の入れ物に戻すと、代わりに3枚取り出す別の札)

で、こっちが前にさらっと話した軽量化術式の方。
これについては失敗する事は無いのでな、受けとっておくがいよい。
(もののついでとばかりに、ダナエへと押し付ける)

……ちなみに、無駄遣いはせぬようにな。
(釘をぐいぐいと押し込んでおく)

ギルゲイオス > けほけほっ……結構喉使うのだよな、あの三段笑いというモノは。
流石にむせた声は、消して置くのをお勧めするというか、消して置いていただきたいのである。
(何とも言えない微妙な顔の魔王様)

さぁ?
我は……うーん、とりあえず勇者と名乗る者には会った事がないのである。
そもそも、勇者って何を基準に名乗るのか、という疑問もあるがな。
我の世界には、そいう一族は確かに居るには居るが。
(座った魔王様が、前後にゆらゆらと揺れた)

此方の世界で酒は……20歳から、であったかな?
ふむ、ゴーレムにその辺適用されるかは、謎な所ではあるのだが。
まぁ、甘くてさっぱりして飲みやすいのではないかな。
(くくっと、小さな笑い声が)

我にか……うーむ、まぁ折角だから頂いてみるが。
(受け取ると、暫くじーっと見つめ。
そのままコロンと口の中へと)

カハー!
(蒸留酒を凝縮してコーラと混ぜたような味に、喉が焼かれて変な声が出た)

ダナエ > キラキラで美味しそうなアルコールゼリー。
また喉が鳴る。
残念ながら、トトはまだ法的に飲めないようだ。
「法を守るか。トトはいい子だな」
偉いぞ、と目尻を下げる。

「だがせっかくのトトのアルコール、
 無駄にしてしまうのは申し訳ない。
 魔王殿、グイッと行ってくれないか」
飲める年齢に達しているどころか、
通り過ぎて6周目に入ってそうな魔王様に勧めて見守り。
カハーとの声にびくりとしつつ、好奇心丸出し顔。
「どうだ、アルコールの固まりの感想は?」


「心の声らしき声が!!
 全部聞こえているのだが!?」
率直な魔王様に文句は言うものの、
自分が運に見放されていることはもはや本人としても
否定できない。
呪いを逸らすはずだった札の暴走?も、
運が悪かったせいだと言われればまったくその通りであり。
本人的にも納得するしかなく、もの凄い悔しそうな表情。
「…………運が欲しい……運が……」
うわごとのように言って、ギリギリと奥歯を噛みしめる。

「おおお!!」
目を輝かせて、軽量化の札をガシッと受け取る。
「これだこれだ、
 私はこういうものを作ったはずだったのだ!!」
手製の護符の、あるべき姿がここにある。
「……ん。
 確かにそうか、貴重な三枚だものな。
 地下闘技場で使わせてもらおう。
 いつも済まないな、肩でも揉んでやろうか」
何なら今ここで一枚試そうとしていたせっかち。
ごそごそと懐に札をしまい込み、
わきわきとガントレット指を動かす。

この騎士、普段隣の大家さんの肩を揉んでいることにより
素手ならば今やレベル30くらいの肩揉みスキルは持っている。
素手ならば。