2016/05/05 のログ
ご案内:「転移荒野」にメグミさんが現れました。
メグミ >  時は明け方。
 三人程の風紀委員が消えかかった"もやのような何か"に対峙し、
 その内の一人が"もやのような何か"へ向かい符を飛ばす。

 符を張られたそれは、蒸発するように薄れて消えた。
 その跡から小さな結晶のようなものを拾い上げて、外套のポケットへと仕舞う。

 「――状況終了。
  本日はこれにて現地解散と致します。お疲れ様でした。」
 
 三人の内一人――メグミがそう告げて礼をすれば、残る二人も礼を返す。

メグミ >  
 風紀委員、神秘対策課。
 
 霊的として語られる要素――
 ――例えば、魔術・怪異・幻想・神性・魔性――
 そのようなもの神秘として包括し、対策にあたる課として知られている。

「ふう……。
 新人さんを受け持つのは、ちょっと緊張しますね。」

 より効率的に、そして願わくばより穏便に。
 神秘に対し見合った対処を行う事でパワーゲームによって生じる事の拡大を防ぎ、
 神秘の風紀を守る物としての役割を担う者達でもある。

 ……適当な岩場に腰を掛け、黒いガムを口に含む。

メグミ >  
 "神秘"には"理由"が秘されている。
 それらが何故神秘として成り立っているか、あるいは成り立ってしまったか。
 その"理由"を読み解くことで、その"神秘"を理解する。

 そうすることで、神秘に対して効果的に手を打つことができる――
 ――古来から人々が"そうあってきた"ように、"そうできるのならそうしていく"。
 
 それが、神秘対策課だ。

 ……黒いガムはカフェインなどを含んだキツめのミントガムだ。
 それらで眠気を取ってから、ゆっくり立ち上がる。

「さて、そろそろ行きましょうか。」

 あくびをかみしめながら、帰路へと着いた。

ご案内:「転移荒野」からメグミさんが去りました。