2016/05/21 のログ
■天導 操 > 【ん、とつばめと夕陽の様子を見て目線を遣った先には流星群...の姿は無く】
【それは二人の瞳の中に見えた物は現実だったのか幻想だったのか...それを知る者はきっともう居ないのだろう】
■言乃葉夕陽 > 「先生も……見えましたか?」
先生の方に向き直って聞いてみる
一瞬とはいえ、ねじれつながった空間で見えた奇跡。
それを……先生も共有できてたら、いいなと。
■松渓つばめ > 脳裏に映ったものを科学的に言うとするならば、『気のせい』だ。だけど。
「……大した神秘だわ。昼間にはまずこんな事起きないのに、夜だから?」
くっついたままだと熱苦しいので、今はさっきのつなぎ方に戻している。その手が僅か興奮で震えた。
「てんどん先生ってこんなんいつも観てたんだ」この現象を予期していたものと勘違いしているのか、尊敬か軽い畏怖、どちらとも思えるような目を天文学教諭に向けている……
■天導 操 > 【二人の様子、向けられた目線に込められた意味、純粋な思い】
【片や引っ込みがちな瞳に宿る期待感】【片やいたずらっ子の様な瞳で向けられた敬意】【そして、双方の瞳の奥に潜む、隠しきれない高揚感】
【...あぁ、余程美しいものを見たのだろうと、ならばきっと、それらを『なかったこと』にするのはあまりにも残酷に、『教師』として生徒にすることではないと、そう思えて】
【しばらくの沈黙ののち、空の向こうを静かに見やり】
...天体観測も、悪いものではないでしょう?
【それっぽくキメた】
■言乃葉夕陽 > 「……っ!はいっ!」
それはそれはとても嬉しそうに。
また、尊敬するように……普段奥ゆかしい少女は、
少し大きく、心なしか強く返事をした。
■松渓つばめ > おぉ~っと伸びるような驚き。
ユメダケドユメジャナカッターというやつか。その後で、ぱっとした顔。
先生と夕陽を交互に見遣り、「うん、うんうん!」と。今にもパートナーをくるくる回して踊りかねない。自分で落ち着く。
■天導 操 > ふふふ、さて、課外講義もこの辺で、私はそろそろ別のポイントに向かうとするわ...夕陽さん、これで興味を持ったなら、地学や天体物理学について学んでみても良いんじゃないかしら?
【と、夕陽に向けて笑みとともに問いかける】
【学びの門戸は開かれているのだから、あとは目の前の少女次第...彼女が学ぶ姿を見るというのは楽しそうな事ね、と思いながら】
■言乃葉夕陽 > こくんと頷いた
「はい、是非とも受けてみたいと思いました……!」
興奮冷めきっておらず勢いで言っただけかもしれない
でもこの子は言ってしまったら、きっと後には引かないだろう
「今度、講義におじゃまさせていただきます……また会いましょう、天導先生」
くるくる踊り出しそうなルームメイトの手を再度握って、そろそろ私達も帰ろうと、合図する。
■松渓つばめ > 「エイギョーカツドー大成功って感じ?あたしもこんな面白いの見れて得した、ありがとねてんどんセンセ」
に、と笑いかける。もう彼女にとっては本名よりも馴染む呼び方になっているのだろう。
「また次の授業でー」この体験は他のワルガキ連中には秘密だ。二人と一人の、ちょっとした宝物だから。
きゅ、と自分の手に加わる圧を感じて、そうだねと返した。
「それにしても、なんでまたこの辺夜散歩?」と素朴な疑問を隣の少女に投げる。彼女のプライベートに踏み込みたくなったのは、さっきの体験で自分が『変わった』からかもしれない。
ご案内:「転移荒野」から松渓つばめさんが去りました。
■天導 操 > 貴方達も、出来れば遅くなりすぎない事ね...私も一応教師なんだから、もう一回ここで見かけたら、次は指導対象よ?
また学校でね、つばめさん夕陽さん
【なんて冗談も言いながら、懐中電灯を持った彼女は二人から離れていったのであった】
■言乃葉夕陽 > 「えーと……それは…………」
二人の学生は、先生とはまた違った方向に歩み出す
談笑しながらゆっくりと学生寮へ帰る道を
そしてまた先生……彼女も何処かへと。
今回は大目に見てあげたけど……
今度はこんな危険な場所に来ることは無いよう、注意して。
でもきっと……守るわけないんだろうなという気も、どこかではしていたかもしれない。
こうして生徒二人と先生一人の課外授業は幕を閉じたのでした――
ご案内:「転移荒野」から言乃葉夕陽さんが去りました。
ご案内:「転移荒野」から天導 操さんが去りました。