2016/06/06 のログ
ご案内:「転移荒野」にセシルさんが現れました。
■セシル > 午後。まだまだ日の高い時間帯。
それでもセシルは転移荒野に足を運んだ。
子供じみた「冒険」趣味を満喫するために。
(今日は気温の上がりが幾分ゆるくて助かるな…
それにしても、この肌着の効果は凄まじいな。不快感がまるでない)
先日、魔術具屋で買った「やたら高性能な涼感肌着」。
早速活用していた。
■セシル > 昼間の間に、来週から警邏のシフトを増やすように頼んできたので、これからはおいそれと「冒険」趣味は楽しめなくなるだろう。
その前に、もう少しこの荒野を見て回ってみたかった。
未知のものに、出会ってみたかったのだ。
「剣士たるもの幅広い脅威に対応出来ねばならない」という建前が半分、好奇心が半分。
■セシル > そんなこんなで荒野を徘徊していると、草原に行き当たる。
「…ふむ、ここに草原か…」
転移荒野の地図を広げて、そこに書き込みを加える。
それから、動物などを探し始めた。
草原の植物もセシルには見慣れないものだったが、その観察は面白そうな動物がいなかった時にでもすることにしておく。
■セシル > 「お」
そうこうしている間に、近くの草むらがごそごそ動き、そこから角が飛び出した。
そうして姿を見せたのは…中型犬くらいの大きさの、一角獣のような角が一本生えた白ウサギ。
「…おお…!」
感嘆の声を漏らしたセシルに驚いたのか、角ウサギはものすごい速度で逃げ出してしまった。
人を襲うほどの獰猛さはなかったようである。
「早速面白いものが見られたな…さて、他にも探すか」
足音と気配を殺し、身を低くしながら草原を歩く。
普段纏うミントの香りはいつもより控えめにしてあるが、草の青い匂いの中にあっては悪くない対嗅覚迷彩だ。
■セシル > そんな感じで、他にも大型の地中生物の巣っぽい穴を見つけて喜んでみたり。
草を食みにきたらしい八本足の巨大な馬にびっくりしてみたり。
そうこうしているうちに陽が傾き、草原に狩りにきたらしいコボルトの集団が現れ。
むやみに生態系を壊す気もなかったセシルは、丁度良いタイミングと判断して転移荒野を後にしたのだった。
ご案内:「転移荒野」からセシルさんが去りました。
ご案内:「転移荒野」に浦松時子さんが現れました。
■浦松時子 > 個人的都合で長い間休学していたがついに戻ってきたのはいいが。
「…しまった、久しぶりだから道に迷ってしまいました」
ほぼ1年ぶりの帰還だったせいかすっかり学園までの道を忘れていた。
何もない荒野の真ん中を当てもなく歩いていた。
■浦松時子 > 方向音痴と言うわけではないつもりだがどうやらここは転移荒野とかいう所だということを思い出し。
「う~ん、これはアレですね、不思議な事が起こりましたね」
何かが引かれ合ったのか、それともただの偶然か、身を守るぐらいはできるのだが何が起きるかわから無い、とりあえず安全な場所に行こうと歩き続ける。
■浦松時子 > さすがに荒野と言うだけあってだだっ広い
「さすがに誰もいません…よね」
こんな所で人と出会うと言う可能性は低いなと思いながら歩いている。
出会ったとしてもこんな所に来る人間となるとまともな人間じゃないだろう
■浦松時子 > 「ああ、ようやくですか」
街並みが見えてきた。
とりあえず学園に復帰できそうだ。
ご案内:「転移荒野」から浦松時子さんが去りました。