2016/09/10 のログ
ご案内:「転移荒野」に滝川 浩一さんが現れました。
ご案内:「転移荒野」にソニアさんが現れました。
ソニア > 理性がすっ飛んでしまっている竜らしく、本能のままに変化をしたら人サイズだった。
そう 普段なら 本来のサイズ 彼が最初に見たあの巨躯に威厳たっぷりの大きさであったのに。

竜化してもしょぼい感満載なのは飛竜サイズが悪いのか何なのか。
翼を広げてまぁ やっと ちょっと怖いね的なのだ。それだけだ。

ギラギラにじむ瞳を彼へとむけて 息をするたびに漏れるは炎、尻尾の先も炎。動くたびに地面は罅がゆく。
彼が動き始めた、此方は動かない。

滝川 浩一 > 走りながら時折、竜と化した彼女の方を見る。
口からは炎を吐き、尻尾にも炎が宿る。足元の罅を確認すれば相当の重量があることがわかる。
しかし可笑しい。こちらを追ってこない。

(まさか、こちらの策に勘付いた…?)

いや、その筈はないと頭の中で自答する。
少なくとも、今の彼女にこちらの策を見破るほどの冷静さと知性を持ち合わせているように思えなかった。
しかし止まったのは本能か、別に動かなくても俺を殺せる策があるのか…

ともあれ、動いてもらわないと困る。
一定の距離を置けば、振り返って彼女の方に向き直り、手元の銃を向ける。
長銃のようなそれは所々がライトにより輝いており、その見た目だけでこの世の銃出ないということは解るだろう。

それを構え、引き金を引く。
普通の銃声とは違った、軽い音を出しながら放たれた弾丸は青く光っていた。
光の弾丸を放ったのだ。彼が持っているのは差し詰めパルスライフルという奴だろう。

勿論その威力は現代の突撃銃のそれとは比べ物にならないだろうがサラマンダーの鱗を持つ彼女に対しては決定打にはならないだろう。

ソニア > (ぬぐぁぁぁああああ 動かんーっっ なぜだー!)

体が思うように動かない。そう 呪われてから魔力供給受けたか? 答えは 受けていない。
つまり 電池切れもしくは魔力切れが近い。身じろぎして威嚇はするがそれだけだった。

策よりもその前にとっとと終わらせないと此方が摘んでしまう。
冷静さもないし 知性は毛頭ない あるのは本能に直結しているだけ。
その本能がささやく はよ しないと 終わる と。

(ぬぁ!?)

なんだそれは! 銃はサラマンダーでも分かる、あれは飛び道具であり卑怯な道具だと。
ただそれから放たれた銃弾は知らん!長銃は火縄銃かライフルしか知らない竜にとっては 未知数と脅威だった。

《ガキィィィイイン》

放たれた銃弾が何にしろ 一発では脅威足りえない。鱗によって得体のしれない銃弾?を弾いたと思う。
鱗に響く光の銃弾の威力に たたらを踏む竜。翼を広げて威嚇した後、口から炎を噴いた!

滝川 浩一 > 体を少し動かし、威嚇する彼女を見て困惑の表情をする。
何故こちらにすぐ襲い掛かってこないのか様々な案を頭の中で飛ばす。

罠に気付いたわけではない。かと言って相手は瀕死で動けない訳ではない。
だったら、魔力供給か…
3日に1回のそれをサボったツケがここで活きるとは何ともまぁ…

光の銃弾が彼女の鱗によって弾かれる様子を見てやはりかという表情をする。
しかし気になるのは彼女だ。やけに驚いている。
飛び道具というのを知らないのか…いや、知っていたとしても、この銃は現代兵器とは一線を画す存在だ。
知らなくて当然だろう。

威嚇する彼女がだんだん可愛く思えて来たところで口から炎が飛んできた。

「うおっ!?あっち!」

何とか横に転ぶように回避すると背後に炎が通り過ぎる。
恩恵を受けてるとは言え、彼女の炎だ。恩恵すらも上回る火力なのだろう。

ソニア > 本当に 思う様に動かなくなっている。威嚇と炎の噴射の威力は変わらない。
襲い掛かってもぐもぐべろんべろんじゅるじゅるの野望が摘んでしまう。いやその前に本当に詰む。

罠かそもそも罠というのは知らない。瀕死?鱗が傷ついた様子は微塵にもない。魔力は切れかかっている。体力は底なしだが
魔力が切れれば巨体維持が不可能。そう、そこらに漂う魔力だけでは足りないので 時間稼ぎをされれば 終わるのだ。

飛び道具の知識はあまりなかったし、それ以上の光の銃弾?は知らん。
もう 色々な時点で終わりが近いので 炎を噴射するしかない。彼が動けば体の向きを変えて
再度 噴射である。その威力は恩恵の倍だった…それももうすぐ

《ガァァ………》

炎の量がしょぼくなってきた。翼を広げて威嚇状態からその翼が地へと落ちた。遂に口を開いても炎が出なくなった。

大鉈は持っているが―傍から見て行動不可能になった竜がいた。
体は動かなくても 目はぎらついている位。

滝川 浩一 > 「………」

転んだように回避したため、地面に倒れていたが立ち上がると銃を下ろして彼女を見る。
その目つきは彼女を警戒する物でも嘲笑う物でもなく、ただただ呆れた目だった。

そうしてため息を一つつく。
さっきまでにくにく言ってて死愛だの大口叩いてた故にとてもその姿が情けなく見えて来た。

そうして油断していると再度彼女の噴射が来る。
最後の大火力、途轍もない威力のそれを目の当たりにし、驚愕する。
反応が遅れた。回避できない。このままだと黒焦げになる…と諦めていたらこちらに到達する前に炎が弱まる。

情けない声を出し、地面に落ちた彼女を見る。
 
「危なかった…」

死にそうだったと背筋に寒気を感じつつ倒れた彼女に近づく。
彼女の呪いの原因を突き止めようと、その前に武器である鉈を退けようと足で軽く蹴って遠ざける。

ソニア > 終了。投了 摘んで終わった。

色々と行動不可能になってしまい 大口たたいた割には魔力切れというしょうもない終わり方で そう時間稼ぎによって終わった。

地に伏せた状態だが 目だけ死んでいない。
大鉈は蹴られると その刀身から呪いの呪詛を囁く様に漏れていたが、
その怨念も鉈と一緒に蹴られて遠く転がって止まった。

「……つかれた。  握っていた感触がない 負けたのか。」

ぐでーっと ずずんんん と小さくても重量がしょうもないので
地面に横たわってしまった竜は ぎらつくというかもう疲れたーという目線と声で
ただ単に 彼に声を返すのだ。真面にしゃべっている 色々と問題の呪いは解けた。

滝川 浩一 > 遠くに転がり、岩に当たって止まった鉈を横目に見る。
途中、あまりよろしくない言葉が鉈から聞こえたような気がするが…
掘り下げない方がよさそうだ。スルーしよう。

「…まぁ、そうらしいな」

彼女の発言を聞くとそのように返す。
結局無駄になった罠類と持ってるパルスライフルを消し去る。
遠方で青い光が発生するとこちらへ向かってくる。

「で、色々話を聞きたいんだが…まずは魔力供給か?」

困ったような顔をしつつ、胡坐をかいてぐったりとしてる彼女の前に座る。

ソニア > 先ほどからずっと怨念めいたものを垂れ流している大鉈は遠くにある。
アレを解放した本人は現在 行動不可能。動けないんですもん。
でもその大鉈も魔力を吸い取っていたので そのうち物言わぬ 正し呪いの大鉈としては持ち帰る事はできよう。

「…経過が全然 思い出せん… 手紙を出したまでは解るんだが」

目は案外ドラゴンのほうがいい、青い光が飛んできたのは見えた、あれか異能か…ふむ。

「魔力…色々と  尋問か。  人に戻るわー…キスじゃないと何ともならん」

竜の姿が縮んだかと思うと 一瞬炎か何かに包まれ それが収まった時にはしゃがみこんで疲れ果てた少女の姿がそこに。

「だめだ ダメすぎる…」

滝川 浩一 > 「そうそう、尋問…」

鉈を遠くにやった途端に彼女が正気に戻ったのを見る限り、やはり原因はあの鉈か。
呪いの武器って奴か。なんでこんなものを持ってるのか理解に苦しむ。

「キ、キス…か。わ、わかった」

その言葉を聞くと、少し顔を赤くする。
相変わらずその行為に慣れない様子だが今は仕方ない。甘んじて耐えよう。
そう決意し、彼女の元に近づくと顔を近づけ…

ソニア > 「  あー  うん。 負けたモノに口無し。その前に。」

鉈というか呪いの武器 その名を骸狩りという。名の如く闇の武器そのものだった。
ただ本人も呪ってしまうあたり 本気度が間違っていたともいう。
理解はされないと思うこの世界で使ったらどうなるのかを試しただけに。

「ほれ はよ。  んっ」

しゃがみこんでいるというか正座を崩した状態で座ってしまったので
彼からキスをねだって 近づく顔 唇 そして  舌を絡める濃厚な味わい。
キスという行為に乗じて 三日分かその前後の行動が出来るように魔力を受け取るのだ。
終われば 唇は離れるだろうか それとも彼が羞恥に耐え切れず唇を離すのが先か。

どちらにしろ 終われば 顔色が若干戻って肌艶のよろしい少女が出来る。恍惚な微笑とともに

「んふ。いつものとは違う ア ジ ワ イ 。」

滝川 浩一 > 「っ……」

顔はなお真っ赤だが、それでも魔力供給が終わるまで唇は離さず、濃厚なキスを続ける。
彼女がしっかりと魔力供給を終えれば、唇を離す。
その顔は真っ赤で熱を帯びていた。何処となくぼーっとするがなんとか意識を取り戻す。

唇を離すことによって相手と自分の唇を繫ぐ糸が引かれる。
それを今回は口に含み、飲み込む。

「う、うるせ…それよりあの武器は何なんだよ?」

顔を赤くし、口元を覆いながら鉈を指さす。
何処となく体をモジモジさせているのは代償のせいだろうか。
恍惚な微笑みを浮かべる彼女とは裏腹にこちらは余裕が無いように見える。

ソニア > 存分に味わいましたとも 彼の魔力と唾液と舌の感触を。
濃密で淫らで深淵が覗けるんではないか位の長くていやらしい口づけを。
彼は何故 顔色が赤いのだろう 快感を覚えさせるとかいうのは初回だけだったろうに。

此方は肌色が魔力切れ状態で青白かったのが 肌色がよろしくなって白肌気味で終わっているのに。
この差は一体ナニ。あ、唇から垂れた糸を彼が 彼が 飲みましたぜ!

…そんな光景を じっと見ていた。
が、声に意識が戻ると こちらは淡々とした顔と声で

「あれは 呪われた数百万の血を吸った闇の武器 骸狩ていう大鉈。
 呪いの武器にありがちな強力な呪詛により 狂気とヤンデレを含ませる。
 つまり、我の場合 全部 精神がのっとられてしまってな!」

 だから 代償は 初回だけ酷いのであって 今は大した…
 あ、もしかして。 あれか あれなのか!!快感が鋭くなるのは変わらないのか!

「な、、なんで もじもじしとんの? あ、もしかして。」

滝川 浩一 > 顔が赤いまま、じっとこちらを見る彼女とは違い視線を逸らす。
やはり一回キスしただけ、一回行為に及んだだけでは初心な彼は慣れないようだ。
童貞ではないのに童貞力が高すぎる。

逆に何故そこまで淡々と冷静にできるのか見習いたいものだ。
声を出した彼女の方を向き。

「やっぱり、呪いの武器か…骸狩、大鉈。
 ヤンデレというよりヤンデルだけどな。
 というか自分自身が乗っ取られるってそれはそれでありがちだけどな…しっかりしなさいよ」

その様に説明する彼女にそう返す。
あまり強く言えないのは感覚が鋭くなってるためだろう。真っ赤な顔のままモジモジを続ける。

「う、うん……」

彼女の言葉にそう頷く。
顔を俯き、表情は確認できないだろうが頭から湯気が出そうな程熱を帯びていることは見ただけでもわかるだろう。

ソニア > 対極的に慣れている少女は 口づけであろうとハグだろうと恐らく
親しい・愛する人への挨拶としてやりそうな位に慣れている。
まぁ、彼というご主人様に別な意味でも飼われているしもべでもある。

慣れだ 慣れるしかない。
もしも問われれば 切り替えが大事なのだと答えるに留まろう。

「 では、あれは 浩一が預かってておいてくれ。
 我が持っている限り 呪われ直行一直線だろう。しっかりもなにもない。
 いろいろとすまん。…二人っきりになって発散するとしようか。」

頭を下げた後は ここでするのもなぁ、と魔力の糸を使って遠くに転がっている大鉈に引っ掛けて手繰り寄せると
それは先に封印処置をして 彼の部屋に転送した。で、彼が心配なのと発散させた方が早いというのもあり、
ゆっくりと立ち上がり、彼の手を握ると 男子寮の彼の部屋へと転送していっただろう。その夜は激しかったらしいー?

滝川 浩一 > 今まで女性との対人関係が希薄だったために彼がそういう行為に慣れるのは相当の時間が必要だろう。
ともあれ、彼もそれなりに大きな器を持った男性だ。回数を重ねれば慣れるであろう。

「あ、預かるって言われても…まぁ、わかった」

なお顔を真っ赤にしつつ、彼女を見る。
わずかだが糸のような物が大鉈を手繰り寄せたように見えた。
そんなことできるのかと驚いていると大鉈が消え去りさらに驚きが増す。

次の瞬間、彼女に手を握られると転送。自身の部屋へと戻ってくる。
全く味わったことのない感覚に大いに驚いた。そして数時間後に行為に及ぶのであったが、それは別の話。

ご案内:「転移荒野」からソニアさんが去りました。
ご案内:「転移荒野」から滝川 浩一さんが去りました。