2015/08/13 のログ
ご案内:「青垣山」に織一さんが現れました。
■織一 > (いつもと違う感覚が背に伝い、目を覚ます)
(ひょいと木の上から飛び降り、辺りを見回す、見たところ異常は無い……見たところは、
視覚にも聴覚にも味覚にも嗅覚にも異常は無い、けれども
視覚でも聴覚でも味覚でも嗅覚でも触覚でもない第六感、いわば「野性の感」は異常の予兆を伝えて来ている)
(ここまで考えて、山中に響く蝉の声がいつもより静かなことに気づいた、
どうやら動物達もこの異常を察知し、避難しているようだ)
■織一 > (織一は知らない、今日青垣山近辺の平原で何が起こるかを、
織一は知らない、ある女子学生に収束する因果が、どのような事態を巻き起こすかを、
けれど織一は直感する、その結末によっては平原が戦場になると)
(木の上に登り、適当な太い枝に寝転がる、手を出す気は無い、
これは自分が介入すべきことではないし、何事もなく終わる可能性もある、
そんな可能性は無いに等しいということには気づいていたけど)
(見過ごせない災害が起きたのなら、自身の力で災害を鎮めればいい、
人の業で発生した災いなど自然の災いには及ばない、いざとなれば捩じ伏せに行く必要がありそうだ、
「水」の顕現を行うにしても、この地の「木」が「水」を丁度よい塩梅で塞き止めてくれる)
■織一 > (目を閉じる、街の汚く騒がしい死んだ空気と違って、この地の空気は綺麗で生き生きとしている、
この空気を壊させたくないなと思い、意識は微睡みへと落ちた)
ご案内:「青垣山」から織一さんが去りました。