2015/09/10 のログ
唐沢響 > 「…すこし頭冷やすか。」


そう考え、少し体や能力を使って少しは落ち着こうとする
いつもは武器の素振りなどであるが今回は魔術を駆使しようと考える

元々は魔術の適正はなくはないものの、人間の範囲を超えるものではない
ゆえに魔術は戦闘における補助として使用してるがその魔術の調子がいいには越したことはない

魔術を簡略化した魔術、ルーン魔術を宙に文字を描いて発動する

唐沢響 > 「放て…」

ルーン魔術を発動
発動した瞬間氷塊が生成され目的である木に向けて飛んでいく


目的に当たった瞬間、ピシッと当たった箇所から徐々に凍っていく
威力こそ控えめなものの、効果は簡略化した魔術にしては上出来だ。と評価する

唐沢響 > 「調子は良好…悪くはないな」

威力、効果の他に発動時間、発射速度、精度、魔力の消費の具合などを見るために更に数発同じ魔術を放つ

調子は良好。実戦でも使える具合である

しかしいくら調子が良くてもただの人間では魔術だけでは限界がある
異能を利用した剣術などを頼りにするか
もしくはもっと魔術のバリエージョンを増やすか…

唐沢響 > 「たとえば雷を…」

イメージしやすいのは炎。
しかし過去の出来事が拒絶するのかあまり思い浮かべたくはないらしい
暑さが嫌いなのもそれが理由か


ならば炎の次にイメージしやすいのは雷
それらしいルーン文字を描き発動させようとする

しかしそれは不発に終わる
それもそうか、そう簡単にはいかない

雷についての魔術の基本構造、理論などはまだ研究していないのだから
だがいずれは使えるようにする予定ではある

唐沢響 > 「…」

魔術についてはもうやることはない
なら次は剣技だ。

手持ちの2つのダガー<鳴神>を抜く
力よりもスピードや手数におもむきをおいて振るう


所有者ほどではないにしろ達人の域ではないにしろ十分使いこなせていると評価する
自分が扱うには今はこれが限界、そう頭で理解し

唐沢響 > 最後に<鳴神>の能力を使用する
おもむろに二本のダガーを投擲する

投擲したその機動は大きくカーブ描く
そして二本同時に樹木に当たるかと思いきや寸のところで外す

が、それはわざと外したものである

外したはずの二本のダガーはまるでブーメランのように戻ってきて外したはずの木をスパッと切り落とす

投擲における威力切れ味はなかなかのもので

唐沢響 > 「良い暇つぶしにはなった」

そうこうしてるうちに時間が経った
良い時間だろう

二つのダガー<鳴神>を収めると踵を返し街の方へと歩いていく

敵はいつきてもいいようにコンディションは万端にする
それが彼女のやり方で

ご案内:「青垣山」から唐沢響さんが去りました。