2015/09/06 のログ
ご案内:「シェムハザの研究所」にシェムハザさんが現れました。
シェムハザ > (ここはシェムハザたちのアジトのひとつ
少女は、工房で新しいセルリーダーを作っていた。

狐耳タイプの亜人であり、特殊タイプの人形だ
どちらかと言うと戦闘用ではあるものの、比較的コミュニケーションも好むタイプでもある。

ミウとの会話の後、シェムハザはどことなく行動を急いでいた。
本来、行動指針を変える必要もなく、とくに新しいことを始める理由もなかったが
強い神性を直接に当てられたため、プログラムが成長を欲しており
成長と生命、存在を司る神性が元のプログラムに影響し
AIが変化を起こし始めてしまっていたからだ。

一言で言えば狂ったのであり、またもしかしたら成長を始めたのかもしれないが
どちらにせよ、規定範囲内ではあれ、ズレた行動を始めていた。)

シェムハザ > ……ふふ、今の体制をもうすこし拡充しないとね?
くすくす、だから貴女にはいま私ができるだけのすべてを与えてあげる
ああいった異能使いを排除しないといけないんだから。

アリを踏み潰すことの自覚すらない連中には相応に理解してもらう必要があるものね。

(本来、セルリーダーに最初からここまでの性能を与えることは想定されていないはずだが
それはアマナの技術から可能になったし、また、シェムハザのAIがそうすることを望んでしまったため
セルリーダーとしてはアマナクラスの性能を所持していることになる。
もっとも、その性格設定はやや交渉寄りではあるが、戦闘用の人形であることには変わりない。)

シェムハザ > あは……コレでいいわ。
きっと最高の人形になるでしょうね?

ふふ……可愛いわ、白椿、それが貴女の名前よ。
生まれながらにして、優秀で完璧な私達の妹。
貴女の働きに期待しているわ?

(工作台の最終調整を終えて確認すると、あとはロールアウトまでは自動工程である
優秀な狐の誕生に微笑を浮かべると、金髪の猫はそっとその場を離れ
その場を後にした)

ご案内:「シェムハザの研究所」からシェムハザさんが去りました。