2015/10/23 のログ
ご案内:「常世祭/学園祭会場」にエルピスさんが現れました。
ご案内:「常世祭/学園祭会場」にレオンさんが現れました。
エルピス >  
 そわそわ、と、目立つ噴水の近くで人を待つ栗色のミニスカート――エルピス。
 友人であるレオンに誘われ学園祭を一緒に見て回る事になり、こうして待ち合わせているものの、
 ちょっと待ち合わせ時刻より早めに来てしまい、まだかなと待っている。
 
 そわそわと待ち人を待つ姿は、それはもう可愛らしい子犬の様で。

「ちょっと早く来過ぎちゃったけどー……?」

 服もいつものものと違い、自分で私服を選んで着てみることにした。
 似合っているかどうかはちょっと分からないけれど、何事も挑戦。
 ……とは本人の言であり、それほど楽しみにしていたのかもしれない。

レオン > 「よぉ、来てたか」(姿を見つけ声をかける)
エルピス > 「あ、うん。いま来たところ。
 ちょっと早く来ちゃったけれど、レオンも早めに来ていたんだね。」

 声を掛けられれば振り向いて、人懐っこい笑みを見せる。
 鈴のような声を楽しげに転がした。

「えっと、約束の時間より大分前だけど、今は……」

 何時だっけ、と、問うた。

レオン > 「まぁな」
照れ臭そうに頬を掻き、苦笑する

「そうだな のんびり行くか…?」

4時頃の夕暮れ時で、学園祭もそろそろ盛り上がり始める時間だろう

エルピス >  うん、夕暮れ前だ。
 賑やかな時間をゆっくり回ろう、って事でこの時間にしたんだっけ。

「えへへ、誘ってくれてありがとね。とっても嬉しかったかも。
 ……あ、ちょっと私服を買ってみたんだけど、どうかな?」

 すい、と、身体を寄せて、いつもとちょっと違う私服姿を見せ付ける。
 ジーンズ風のミニスカートから伸びたガーターベルトが印象的な、
 ショートドレスとはちょっと違う装い。センスとしては少々独特かもしれない。

「支給される服ばかり、も味気なかったし……
 ……レオンも服、と言うか……髪型、変えた? ちょっと違う感じかも。」

レオン > 「それは良かった」
エルピスの服装を見て、身体を寄せられて少し赤くなる
「あぁ、よく似合ってるよ。いつも見ているよりも可愛いな」
「ん、あぁ、前髪を弄ってみたんだがな」
青い目に合わせた紺のワイシャツに、深紅色の上着と黒いズボン。
いつもは見えない金の右目が見えるのもあってかいつもと違う感じになっている

エルピス > 「やっぱり、心は男の子でも少しはちゃんとした方がいいかな……ってね。」

 恥ずかしそうにはにかんでから、並んで歩き出す。
 うん、と頷いてレオンの瞳を見つめる。確かに、普段隠している瞳がしっかり出ている。

「うん、ヘアピンで髪を弄って出してるから、ちょっとさっぱりしている感じ。
 眼を隠さない方がボクは好きかも。……色々あるけれど、何かみる? それとも食べる?」

レオン > 「それはそうだな」
ぽんぽんと頭を撫でる

「そうか…? 色が違うから変じゃないか…?」
そう聞いてみる
「少し見てから何か食べるか…?」

エルピス > 「わっ……
 ううん。寧ろ格好良いと思うけれど。気にしているの?」

 頭をなでられるとちょっと驚いた声が出る。
 その後自信の無さそうな問いを聞けば、不思議そうに小首を傾げた。
 印象には残るものの、特に変とは思わない。

「うん。なにか食べてみたいな。
 こういう露店の食べ物ってってなんか美味しく感じるし……」

 動力が動力である為、実際には食事の必要はないものの、
 感情を動かす要素として味覚は残されており、摂取した食事をエネルギーに変換する機構も備わっている。

 それらを言う事はないものの、楽しそうに露店を一つ一つ視界に入れて、美味しそうなものはないかと探している。

ご案内:「常世祭/学園祭会場」にレオンさんが現れました。
レオン > 「まぁ… いたとことでは珍しがられたからな…」
昔を思い出し少し翳る

「そうだな、何か食べるか。なんか食べたいものあるか…?」
キョロキョロと見ている様子に聞いてみる

ご案内:「常世祭/学園祭会場」にレオンさんが現れました。
エルピス > 「そっか。珍しがられるのは嫌い?」
 
 不安げに瞳を覗く。
 陰る素振りに、心配げに見つめる。

「えーと……あ、あのチョコバナナとか美味しそう!
 えっと……どうかな?」

レオン > 「まぁ、嫌って言うよりはそれで振り回されるのがな…」
「あぁ、美味しそうだな。食べるか」

エルピス > 「うん。ちょっと待っててね。」

 小さく頷いて、その場を離れて露店(屋台)へ。
 二人分のチョコバナナを購入すれば、嬉しそうに二本のチョコバナナを持って戻ってくる。

「えへへ、おまたせ。これ、レオンのぶん。」

 仔リスのような笑みとともに、一本のチョコバナナを手渡そうとするだろうか。

レオン > 「あぁ、わかった」
見送り、その場で待ってる

「ありがとな、エルピス」
笑顔で受け取り、ぽんぽんとする

エルピス > 「うんっ。じゃ、早速……」

 ぱくり、と、大きく口を開けて咥える。
 質の良いチョコレートの甘さが口の中に広がったのだろう。すぐに噛み切らず、咥えたまま止まった。

「ふぁ、ふぁまい。」

 思わず漏れ出た言葉、と言わんばかりに咥えながら喋る。
 ともあれ、甘いチョコレートに表情が緩んだ。

レオン > 「いただきます」
こちらも一口口に含み、甘さが広がる

「うん、甘いな」

エルピス > 「……♪」

 ぺろりと甘く噛んで、少しずつ味わいながら食べ進める。
 ……少々妙な色気があるかもしれない。

「あふ。御馳走様っ。
 次はどうしよっか。部で作った魔法や異能のアイテムや工芸品みたいのもあるみたいだけど……
 あ、あっちには射撃みたいのもあるよ。その向かいにあるのは……何だろう、衣服?」

 平らげてしまえば満足気に、人心地付いたような息を吐き出す。
 

ご案内:「常世祭/学園祭会場」にレオンさんが現れました。
レオン > 「……」
こちらも食べながらエルピスの様子にドキッとしている

「ご馳走様。 にしても、本当に色々あるなー。何をするか迷うな」

エルピス > 「……?」

 ドキッとした素振りには気付かず、小首を傾げる。
 相変わらずの無防備な素振りをみせてから、同意するかのような苦笑を見せただろうか。

「あはは、本当そうだねー……ううん、レオンのチョイスがきになるかも。ダメ?」

  ぢぃ" と、見上げるような視線でレオンを見つめる。
 所謂、期待のまなざし。

レオン > 「まったく…」
苦笑いを浮かべる
「俺のチョイスか… そうだな、アイテムとか小物とかがおいてそうな場所でも行くか…?」

エルピス > 「うんっ!」

 小物やアイテム。
 様々な能力や技術、文化の集う常世学園に於いて目玉とも言える露店の一つ。
 祭りに乗じて各々が出店している"それ"は、見るべきものが見れば宝の山だ。
 それこそ祭りでないと店を出さないだとか、祭りに向けた特別なアイテムだとか、
 普段はお目に掛かれないような掘り出し物が一挙に放出される機会でもある。
 この場でしか手に入らないものは、少なくはないだろう。

 嬉しそうに頷けば、その後を付いていくだろう。
 表情を覗けば、やっぱり嬉しそう。

「気になるお店とか、あった?」