2015/10/24 のログ
■レオン > 様々な露店を見ていき、気になる店の前で少し歩くのが遅くなる
そこには、さほど大きくて派手なものではないが、シンプルながらも綺麗なものが並んでいる
「ここなんてどうだ…?」
■エルピス > 「うんっ、落ち着いてる感じだね。
派手すぎないアクセサリーで良いかも。」
レオンが示す露店へと後を追って足を運び、満足そうに頷く。
シンプル――派手すぎない点はエルピスにとっても好ましいらしく、店主に断りを入れた上で様々な小物を手にとってみる。
基本的には小さな人形など置くものや使うものを中心に見ている。
……時々、ネックレスやピアスなどの装具へも興味の視線を向けている素振りも見て取れるだろう。
■レオン > 「あぁ、そうだな」
こちらも色々と見ていて、一つ気になったのを手に取る
シルバーのネックレスで雫のようなものが飾られている
「エルピス、ちょっとこれ付けてみてくれないか…?」
小物などを見ている少女に声をかける
■エルピス > 「ほえ?」
何だろう。と、きょとんとした仕草をレオンに向ける。
何かしらの雫をあしらったそれを手にとって、首へと掛けた。
細めのチェーンはエルピスの首周りをお淑やかに彩り、賤を象った胸元の装飾は上品さを演出する。
派手すぎない装飾が上品さを引き出し、エルピスを淑女の様に仕上げるだろうか。
ちょっと良いところのお嬢様、にも見えるかもしれない。
「えっと、こう……?
あんまりこういうの付けないから、よくわかんないけど……どう?」
■レオン > 「うん、よく似合うな あまり派手じゃない方がエルピスには合ってるしな」
そう言って笑顔になる
人前なので色々と抑えてるってのは、本人だけしか知らないことだが
■エルピス > 笑顔で褒められれば悪い気はしないのか、とても嬉しそうだ。
「えへへ。そう言ってくれるならこれ、買ってみようかな。」
恥ずかしそうにはにかんで見せれば、ネックレスを外してそのまま購入しようと店員へと声を掛ける。
「すみませーん、これくださいな。」
■レオン > 「ホント、ズルいよな…」
聞こえないようにそう呟き、彼女の様子を眺める
■エルピス > 「……?」
そつなく購入してしまえば、改めてネックレスを首にかけ直す。
満足そうに頷いた。
「うん、良いの見つけてもらっちゃった。
ありがとね、レオンっ。」
レオンの呟きなど露知らず。
それはもう、花が綻ぶように笑ってみせただろう。
「僕のを選んでもらっちゃったけど……レオンは何か買う? それとも、次の場所に行く?
まだまだお祭りはこれからだし、ティンと来なかったら他のところを見て回ってもいいのかも。」
■レオン > 「どういたしましてかな」
こちらもつられて笑う
「そうだな… せっかくだしエルピスに選んでもらおうかな…? なんて」
ぽんぽんとして、そう言う
■エルピス > 「ん、じゃあ……」
何が良いかな、と装具を見繕う。
少々独特なセンスがあるのは装いからも察せる通り、あるいは先述の通り、
たまに妙なチョイスを見せる、こともある――
「これとかどう?」
――選んだのは銀色で、少々大きめの指輪。
シンプルながらも異世界の星を象った衣装が施されており、
よく見ればデザインに気付く、と言った程度の控えめな指輪だ。
指輪。
■レオン > 「ん…? 星か…?」
彼女に選んでもらった指輪を眺め、実際につけてみる
サイズも丁度いい大きさだ
「うん、丁度いいな。 どうだ…? 合ってるな…?」
本人は気に入ったらしく笑みを浮かべてる
■エルピス > 「うん。ぴったりだと思う。店主が言うに、異世界の星みたいだけど……
ちょっとした厄除けのおまじないも掛かってるみたい。」
くす、と笑みを浮かべて肯定をしてみせる。
気に入ったのかなと察せば、少々満足そうだ。
■レオン > 「なるほどな、それはいいかもな」
話を聞いて頷く
「ありがとな、選んでくれて。お会計済ませてくるな」
■エルピス > 「うんっ。お会計がおわったら、もっと色々見て回ろ?」
会計を済ませるレオンを横で眺めつつ、ネックレスを弄る。
時折視線をネックレスに落とし、満足そうにしてみせる。
「……えへへ。」
■レオン > 「あぁ、見て回ろうか」
会計を済ませつつ、時折エルピスの様子を横目で見ては微笑む
「嬉しそうだな」
会計も終わりぽふんと頭を撫でる
■エルピス > 「うん。」
素直に頷いてから、瞳を向ける。
口元が緩んでいるのが見て取れるだろう。
「それじゃ、次行こっか。レオン。
お祭りも始まったばかりだからね。」
楽しげに弾んだ声を転がし、レオンと共に露店を離れる。
この後も、たっぷり祭を楽しんだだろうか――
ご案内:「常世祭/学園祭会場」からエルピスさんが去りました。
ご案内:「常世祭/学園祭会場」からレオンさんが去りました。