2015/11/29 のログ
■加賀背 雄 > うっ、それは…それはそうですけど…
でもほらっ、おっぱいもお尻も大きいですし、先生そういうの好きそうじゃないですか。
ですからぁ…んむ”ー。
(ぐにー。顔が左右から押される。 ヨキ先生は極めてクールだ。)
別に好きで詰め込んでるわけじゃないですよ!
いけないのはこの…サキュバス成分です!
(断言する。 だって角とか尻尾がいけないんだし。
いや、でもこれって自分が妄念貯めこんでるってことになるのだろうか。)
ヨキ先生、そういうところはすっごく冷静っていうか、
マジレスしますよね……
(ぷくーっとほっぺたを膨らませたまま、頬杖をつく。
どのみちこんな状態では仕事は出来ない。
奥の店長に”仕事無理です”と手を振る。)
■ヨキ > 「もちろん好きだが、生憎と足りとる」
(真顔で断言した。その顔はひどく不敵だった。
クールに前髪を掻き上げさえしてみせた)
「そりゃあ君がこれほどまでに動転しておるのだから、ヨキが冷静で居なければなるまい。
確かに、ヨキも少しばかりカッとなっていたが……」
(それはそれ。これはこれである。
テーブルの上でケーキを綺麗に切り分けたのち、皿を手に取る。
自分で一口味わってから、もう一口を雄に差し出す)
「……ほれ、なぜ君まで機嫌を損ねておるのだ。
マジレスしてもヨキはかっこよかろうが。…………、」
(前のめりに頬杖を突く雄を見る。
すぐ下の身体の丸みを見る。
また横顔を見る)
「…………、結構でかいな……」
(ちょっとした地震に対する感想と同じくらいの、渋いトーンで呟いた)
■加賀背 雄 > そうですか。たり…たりてるんですか。
まさか学生さんじゃないですよね?ちゃんと大人の恋愛してますよね?
(なんかすごい自信ありげなヨキ先生に、ちょっと心配そうに声をかける。
だってすごい色男っぽいんだもん、ヨキ先生。)
まあ、それは……あっ、ありがとうございます。
じつはお店の製品ってあんまり食べたことなくて…まかないなら食べるんですけど。
では、せっかくですけど頂いて……おいしいーっ!
(切り分けてもらったケーキを、ひとくちいただく。
間接キスとかそういうのを置いといても、ものすごく美味しい。
幸せいっぱいな感じのうっとりした表情で叫ぶ。
周囲に幸せオーラが満ち溢れていた。)
……先生、気になるんですか、胸。
(ぎゅっ。肘のあたりを使って、胸を軽く左右から挟む。
より谷間が強調される。 たぷたぷだ。)
■ヨキ > 「当たり前だろう。ヨキは常世学園イチの真っ当な教師ぞ。
きちんと大人の女性らと、至極真面目にお付き合いしておるわい」
(大人の女性“ら”。一文字挟まったが、自覚的ではあるらしい。
嘘を吐かないヨキであるだけに、迷いがなかった。
ケーキに喜ぶ雄の顔に、ほっとして笑顔になる。
こちらはと言えば、間接キスのカの字の発想もない。
平然として、ぱくぱくと食べ進める)
「やはり勤めているとなれば、なかなか口にする機会もあるまい?
コスプレ喫茶と聞けば変わった店だが……味は悪くない」
(温かな紅茶を啜って、ほっと息を吐く。
胸が気になるかと訊かれれば、にやりと笑って)
「そりゃあ、ヨキも男だからな。
胸が膨らんでれば気にもなる」
(言って――)
(ぷに)
「おお。本物だ」
(無造作に雄の胸を触った左手を見て、感心したように目を丸くして笑う。
それは一片の照れも迷いもなく、一瞬のことだった。
紅茶のカップを傾けながら、不意に眉を顰める)
「……もしや、男の胸でも別料金とか言われたりしないよな?」
■加賀背 雄 > ら。 今”ら”っていいました? まあ、ヨキ先生の価値観ではそういうのはありかもしれませんけど…
(ごにょごにょ。 ヨキ先生には今まで何号までいるんだろうか。
そして自分は何号になってしまうのだろうか。 サキュバス化の影響で、
すっかり自分を女の子として認識しまっていることを忘れており、
なんか読んでもない事を悩んでいるが、別にヨキ先生にバレるわけでもなかった。)
えっへっへ、ケーキにも気合入れてますから。
その辺の凡百なメイド喫茶の類とは違うんですよ!
(えへん。自分が作ったわけじゃないけど誇らしげな顔。
なんだかんだでお店が褒められるのは嬉しい。)
………本物ですよ?
(頬を染め、視線を伏せながらヨキ先生をちらちら見やる。
触ってもらった胸を愛しそうに撫でると、ぞくりと背筋が震える。)
別料金じゃないですけどー……うふふ……♥
(満足気に笑う。 心なしか胸のサイズは一回り大きくなったようで、
先程よりも雌の匂いが更に強くなったことが、ヨキ先生の嗅覚で感じ取れるだろう。)
■ヨキ > 「……まさかヨキを、不誠実な女たらしと思っておるまいか。
ヨキはきちんと一人ひとりに誠実であるぞ。
そして今は目の前で話している君がいちばんなのだ。何も悪いことはあるまい?」
(手振りを交え、真剣に持論を展開する。
言い切ったのち、うん、と力強く頷いた)
「そうだな、前回来たときにも美味しかったし……
ほれ、自分の店を褒めるのに他を貶してはならんぞ。
みな頑張っておるのだからな」
(笑って諭す。
よほど触り慣れているのか、胸に触れたこと自体には何の動揺も齎さなかった。
だが心なしかますます柔和になった雄の表情に、とびきり苦い顔をする)
「…………。これはもしかしなくとも、拙いことをしたな……?
おい加賀背君、いかんだろうが。ヨキは君と同性であるのだぞ。しっかりせい。
君の店長はいったい何をしておるのだ……」
(ふにゃふにゃとした笑顔の雄を尻目に、頭上の角を掴む。
何とかして外せないものかと、再びぐらぐらと揺らしてみる)
■加賀背 雄 > 世に言う女たらしは、必ずそう言うんですよ。
他の人が聞こえないところで、”君に本当の愛を注いでいる”って…
(力強く頷くヨキ先生に、にこにことした笑みを浮かべながら何度も頷いてみせる。
みんながんばってる、って言われるとそれはそうですね、と小さく舌を出した。)
このお店、メイド喫茶とかと勘違いされちゃうんですよね。
本当はお店の種類が違うんですけど、混同されやすくて。
あっ、ああ…?はぁい、そうですよねぇ…♥
この角、頭を動かすのにちょうどいいですよねっ♥
でも、ここはそういうお店じゃないんですよぉ…
(頭の角がヨキ先生に掴まれ、ぐりぐりと動かされる。頭が揺れる。
なるほど、これで口を開けておけば突っ込みやすいに違いない。
頭のなかがピンク色に染まりつつある中でも職務に対しての意識は残る。
すっかり瞳にハートマークが描かれそうなくらいにとろとろになっている中で、
ぺろりと舌なめずり。 そっとヨキ先生の手に手をやって、
角から手を離してもらおうとする。)
■ヨキ > 「ヨキがそのような女たらしと異なるのは、他に注ぐ愛も真であると言い切るところぞ。
他の人間にも大っぴらに聞かせてやるわ」
(ふふんと偉そうに鼻を鳴らした。
ケーキの最後の一口を、ぺろりと頬張る。
フォークを器用に使って、皿を舐めたかのような綺麗さで平らげた)
「だが君はと言えば、メイドも顔負けしそうなくらい忠実になりそうではないか……
たまにメイド喫茶の方が似合うのではないかと思われるときもあるぞ」
(結局角は取れそうになかった。諦めて、手を離す。
とろとろに蕩けそうな雄の目を間近に覗き込んで、じっと見る)
「……気を確かに持てよ、加賀背君。
何だかさっきよりも女ぶりが堂に入ってるように見えて心配だ」
(先ほど頼られたときよりも妙に落ち着いているように見えて、心配になったらしい。
ひとまず自分が巻いてきたストールを取って、休憩中だけでも、と雄の肩に羽織らせる。
ヨキとほんの少しの香水の匂い)
「…………。君、まさか本当に男が好きな訳ではないよな?
先ほどから発言の発想がこう、…………。
あれか?もうすっかり、ヨキも他の男と同じ獲物に見えておるというアレか……?」
■加賀背 雄 > そうやって堂々と言い切っても許せちゃうところが、
ヨキ先生のいいところなんですよねー…♥
(なんかご満悦そうな顔のヨキ先生に、ぱちぱちと拍手。
こういう時のヨキ先生は、いっそ清々しくて素敵だ。)
えっ、そうですか?メイドさんですか? でも、わたしは…
お客様より、特定の誰かにご奉仕したいなー…♥
あっ、ご奉仕っていっても、えっちな意味じゃなくてですねっ、
えっちな意味も含むんですけど、生活をいっぱいお手伝いしたいなって…♥
(視線がねっとりとヨキ先生に絡みつく。 先生は心配のつもりで、
ストールをかけてくれたのだけれど…園においに、きゅっと目が細くなった。)
ヨキ先生、せめて他の女(ひと)に使ってないストールを使いましょうよぉ…
匂い、ついちゃってますよ? ふふふ…サキュバス化が進んでるのかも、
しれませんねっ…♥
もしわたしがヨキ先生の事が大好きだとしても…
今の状態じゃ、サキュバスのせいなのか、自分の本心なのか、
わかりませんよね…?
今の私からみても、素敵なんですもん。
ヨキ先生には、わたしを全部捧げたくなっちゃうくらい…♥
(ゆらゆらと動く細いしっぽの先端まで力が入っていることが見て取れるだろう。
ずい、と身を乗り出すようにして、ヨキ先生を見やった。)
■ヨキ > 「ヨキの美点であろう?他に隠れてこそこそ愛を囁くなど、女々しいことなどしていられるか」
(隣に置いた嬢……もとい雄に拍手をされる様は、まるきり風俗店の様相だ。
ヨキ本人はといえば、そんな気はまったく皆無なのだったが)
「……それ、この間も君が言っていたやつか?
つがいがどうこうという話になったときに、えらく興奮していた……
自分でもヨキの奥さんになれるか、という?」
(粘り気のある視線を、細めた眼差しが見返す。
腰掛けてなお高い位置から、値踏みでもするように)
「ふふ。残念ながら、全部ヨキの匂いであるぞ。
よい香りであろうが?」
(わずかに煙たさを含んだ、スパイシーな花の香。
詰め寄る雄に笑ってストールの端をつまみ、いたずらに雄の顔へぐるぐると巻きつけようとする。
深いワインレッドの布地に、男にしては気を使った匂い。
その中に含まれた獣の臭いを、随分と気にしているのだろう。
布地越しの雄の耳元に顔を寄せて、低く落とした声でそっと囁く)
「女の身体で居るうちなら、考えてやってもいい」
(その横顔がふっと笑うのを、見る者はない)
■加賀背 雄 > なるほど……ある意味潔いというかなんというか…。
(世の中のあまり彼女ができない人が聞いたら卒倒しそうなセリフだが、
なにしろヨキ先生はそれをこなしているのだから、文句の言いようがない。
この間の、と言われると頬を染めて頷いた。)
わたし、ヨキ先生にいっぱいお世話になりましたし、その恩返しがしたいなーって…
思ってるんですけどー… ええ、別に奥さんじゃなくてもいいです。
おそばにおいていただけるだけで、すっごく幸せですから…♥
(夢見るような表情で答える。 ヨキ先生に向ける視線は、大分重たい。)
すごくいい香りです。 いい匂い、ヨキ先生の臭がする…。うん、覚えた。
(なんとなく不思議な香り、あとタバコの匂い?ぐるぐると巻いてもらうと、
幸せだと言わんばかりにうっとりと目尻を下げた。)
……はい、ヨキ先生……♥
(どくん。身体の奥。おへその少し下のあたりが大きく疼く。
ヨキ先生の言葉を聞いた瞬間に身体が熱くなる。
ストールをぎゅっと握りしめるようにして、体の奥から溢れる脈動を、
味わいながらうっとりと息を漏らした。)
■ヨキ > (ゆったりと微笑む口元。
柔らかく微笑んでいるようでいて、)
(一体どのタイミングからであったろう?
その眼差しは、いつの間にかまったく笑っていなかった。
唇だけがうっとりとした笑みを湛えて――その瞳は、ひどく乾いている)
「…………、」
(雄に巻きつけたストールの端を指先で抓んで、自分の方へそっと向かせる。
店の者たちから死角になる角度で、そっと耳打ちする)
「だがね――
ヨキに本気になられては、困る」
(細々として低く、甘い声。
それまで雄からの眼差しを鈍感に、あるいは飄々と受け流していたかに見えたヨキが、
突然に真っ向から受け止めて、投げ返したのだ)
「……夢を望むものには、いつまでも夢を見せてやるのがヨキの流儀だが。
君のことは『生徒として』大切であるから、予め言っておく。
このヨキには――期待するな。
これは、夢だ」
(静かに雄から離れる、)
「夢から戻れなくなりそうな者に、ヨキの夢は見せてやれない。
……君を、君が望む形では、ヨキの傍には置けんよ」
(まるであの日、ヨキの自宅で彼の『悩み』と向き合った日のように。
ひとりの男の顔で真っ直ぐに、雄の瞳を見た)
■加賀背 雄 > ……ヨキ先生…?
(相手の雰囲気くらい読める。 さっきとは違う相手の様子、
そして軽く引かれたストールに、相手の方を見て。)
……
(ヨキ先生の言葉を聞くと、どんどんと尻尾から力が抜けていく。
離れたヨキ先生の言葉を聞いてから、膝の上に置いた手をぎゅっと握り、
うつむきながら口を開く。)
わたしは…べつに、夢じゃなくてもいいです。
ヨキ先生のそばに置いてもらえれば…
(言いはするものの、視線を上げることは出来なかった。
ヨキ先生のそばにいたいけれど、それがなぜなのか。
好意なのか、恩返しをしたいのか、あるいはもっと別の感情なのか、
自分でもわからない。 気がつけばあれだけ女らしくなっていた身体は、
すっかり元に戻っていた。)
■ヨキ > (ああ、と声なく呻いて、目を伏せる。
こんなことを言いたかった訳ではないのに――と、その目は言っていた)
「ヨキを慕ってくれることは嬉しいよ。
……でもヨキは、誰かに尽くすとか、尽くされるとか、そういうことは望んでいないんだ」
(雄の手をそっと握る。
空調と紅茶に温められた手は、しっとりと温い)
「今の君は……あまりにも素直にヨキに囚われてしまいそうで、だめだ」
(右手で雄の手を握ったまま、左手で相手の肩を軽く叩く。
再び顔を寄せて、耳元へ静かに囁く)
「……どうしてもヨキでなくてはだめだと思ったそのときに、またおいで」
(な、と、小さく笑いかける)
■加賀背 雄 > あまりに素直に、ですか…。 その、恩返しがしたかっただけなんです。
色々心配させてしまってすみません…。
(ヨキ先生の言い方はあくまでも優しくて、
悪いことをしているわけではない人を”諭す”ものだとわかる。
それだけにとても申し訳ない。 またおいで、という言葉に、
なんだか力が抜けた笑みを浮かべた。)
先生、またおいで、って…ここで働いてるの、僕ですよ?
でも、覚えておきます。 その…先生がそう言ってくれたこと、すごく嬉しいから。
(熟慮せよ、とヨキ先生はいったのだから、自分はそうするべきだ。
いざという時には話を聞いてくれる準備を、先生はしているのだから。)
■ヨキ > (雄の言葉に、有難う、と短く礼を添える)
「ヨキは君に、恩返しをしてもらうほどのことは何もしていないよ。
加賀背君を大切に思う以上は、当然のことしか。
こうして一緒に居てくれるだけだって、ヨキには随分と光栄だ」
(眉を下げ、顔をくしゃくしゃにして笑う)
「うん。ヨキのところへおいで、ってことさ。
きちんとけじめを付けて出してくれた答えならば、ヨキも応えてやりたいと思うから。
……落ち着いて、『本当の』ヨキをもっとよく見てくれ。
君が見たヨキの素敵さは、あるいは一時のまぼろしであるのやも知れんのだから」
(ご馳走様、と笑い掛ける。
立ち上がり、ストールとコートを着ける。
雄に別れを告げて会計を済ませ、穏やかに店を後にする)
ご案内:「コスプレ喫茶『バタフライ・エフェクト』」からヨキさんが去りました。
■加賀背 雄 > 本当の、ヨキ先生を……
(ヨキ先生の笑顔は、すごく子供っぽい。
普段のクールな笑みとは違う、すごく素敵な表情だ。
彼のいう本当はどこにあるんだろう。
あるいは、何が本当じゃないヨキ先生なんだろう。
まだなにもわからないけれど、とにかく、自分には自分が必要だということだ。)
ありがとうございました、ヨキ先生。また来てくださいね!
(立ち上がる先生をお見送りする。 店長のところに戻ると、
ちょうど解呪用のキットが届いていた。 よかった、これで戻れる。
そのご紆余曲折はあったけど、うまく元に戻ることができたのでした。)
ご案内:「コスプレ喫茶『バタフライ・エフェクト』」から加賀背 雄さんが去りました。