2016/01/09 のログ
ご案内:「校庭」におこんさんが現れました。
おこん > とざいと――――ざいぃ―――――!
(さけぶおこんの前には、身長70センチほどの数十体のロボット。
 それぞれが異なる形をしており、静かに佇んでいる。
 学校の校庭を勝手に使ったゲリラ活動は、おこんの得意とするところだ。
 ばしばしとハリセンで机を叩きながら、自分の存在を周囲に誇示する。)

今ホビーブームは新しい時代に突入したんじゃよー!!
すりりんぐで!あんぜんで!超!えきさいてぃん!!
それがこの小型ろぼっとによる戦いなんじゃよー!!
(おこんの言葉に足を止めた学生たちの反応は冷ややかだった。
 『またおこん先生がなんか始めた』『あの人やることは派手なんだけどな』
 『今回のはおもちゃメーカーとかから絶対訴えられるやつだよな』『うん』
 などのひどい感想も多々見受けられるが、おこんは気にしない。)

おこん > 基本素体に取り付られる部品は全て共通企画!
組み合わせによるかすたまいず性!
そして様々な性格をもつAIを装着することで…
組み合わせ無限大!な、すごいじゃろ! これは流行るぞー!
(一生懸命訴えるが、あまり周りの人は真剣ではなかった。
 べつにロボ無くても戦ったり出来る人だっているし、
 中にはトゥルーロボの人だっているし。 印刷してきた資料
 (これも勝手に職員室のプリンタと紙を使った)を使って
 オーディエンスに必死に訴えかける。)

ははあ、なるほど!わかったぞ! おぬしらアレじゃろ?
いくらするかわからないわーって思っておるんじゃろー?
まあたしかに昨今ろぼっとは安くなっておるとはいえ、
学生がおいそれと買えるものではない……と思うじゃろ?!
じゃん! なんと5000えんじゃ!AIと素体と部品、
一式揃ってこのお値段! しかも今なら購入特典として、
この特別色の頭部がついてくるんじゃよー!
(A4の紙にデカデカと書かれた「ごせんえん」の文字。
 読めない生徒に配慮してひらがなだ。
 誇らしげな顔で生徒たちに見せびらかす。)

おこん > だ、だめか?5000円だめか? うぬぬ……
わかった、こやつらの動きをみれば納得もしよう!
小柄ながら力もあるのじゃぞ!
こやつの右腕に備わった機関砲は、
20ミリ程度の鉄板を……
(そこまでいったところで、学校の保安部隊がやってくるのが見える。
 ヤバイ。大慌てで荷物をまとめて背負うと立ち上がった。)

おのれ、覚えておれー!
(ワー!って泣きながら逃げる。 このあと保安部隊VS
 保健室に立てこもるおこん&小型ロボットの激しい戦いが
 繰り広げられたことは、人々の記憶に残ってはいない。)

ご案内:「校庭」からおこんさんが去りました。