2016/08/06 のログ
ご案内:「海底遺跡郡・朱夏の遺跡」にセシルさんが現れました。
■セシル > 「………着いた………!」
遺跡の入り口に降り立ったセシルの身体は、歓喜にうち震えていた。
規則に詳しい事務方の先輩に「規則に書かれていないこと」について確認を取ってみると、
『ラフフェザーさん、神経質だねぇ。委員会としてのあり方に抵触しないなら問題無いよ。
どうしても気になるんなら、「私人として」参加したら?』
と、笑われながらお墨付きを得られたのである。
『でも、好きだねぇ。わざわざ非番の日にまで荒事に突っ込むなんて』
とも。
■セシル > しかし、先輩の認識は正確ではない。
セシルにとって風紀委員会の警邏やそれに伴う戦闘行為は「仕事」だが、遺跡探検は「趣味」の領域なのだ。
元々、セシルは剣術の鍛錬と共に探索、探検、冒険という類のものが大好きだった。
元いた世界では、「父の死後に母を扶養するのは自分だろうから」という理由で安定を求めて軍人を志したに過ぎない。
…そんなわけで、セシルは意気揚々と遺跡に乗り込んだのである。
無論、「剣術」と「冒険」を好むとなれば、今日のアルバイトもモンスター駆除をメインにするつもりだ。
事前の講義を受けたので修復の心得もないではないが、不慣れな保全作業ではさほど高度なことも出来ないだろう、と。
ルインワームの姿を探して、遺跡の中を進む。 [1d20→14=14]
■セシル > 【ダイス面数間違えたので振り直し】 [1d15→6=6]
■セシル > 駆除6.
どうやらここは幼体を育てる保育部屋のようだ。壁一面に掘られた穴の中にルインワームの幼虫が動いている。ちょっと気持ちが悪いかもしれない。
見張りや護衛の虫もいないようだ。今のうちに幼虫を潰してしまえば虫達に打撃を与えられるだろう。だが子供なのだからと哀れに思って彼らを見逃しても仕方ないかもしれない。
(バイト代ボーナス+500円、ただし見逃したのならボーナスはなし)
■セシル > 「………これは…壮観だな………」
野外探索の趣味があるセシルには、虫そのものはそこまで苦手意識はない。
だが、遺跡の壁一面に掘られた穴と、その中で蠢く幼虫の群れには、流石に言葉が出なくなった。
…そして、割と躊躇なくレイピアを引き抜く。
「………可哀想だが、仕方あるまい」
通常の「狩り」では、子どもやそれを養育する成体は見逃すのが普通だ。
狩猟の営みを継続するためには、対象の次世代には確実に育ってもらい、適度に繁栄してもらわねばならない。
…しかし、これは「駆除対象」だ。
おまけに、「調査対象」の壁一面をこれだけ削っているのである。情を与える余地はない。
「付与・魔力《エンチャント・オーラ》」
レイピアに魔力を宿すと、その切っ先を穴に向け、突き入れる。
…そうして、少なくともこの保育部屋の幼虫は綺麗に潰しきった。
【バイト代ボーナス+500円】
「…やれやれ…帰ったら念入りに手入れをせねばなるまい」
簡単な手入れ用の布で剣に付着した汚れを拭き取りながら、先へ進む。 [1d15→6=6]
■セシル > 【同じなので振り直し】 [1d15→15=15]
■セシル > 駆除15.
遺跡の奥深く、ルインワームの女王らしい大型の個体と巣穴を発見した。
今は衛兵のワームが近くにいないらしい、ここで仕留めればこの異常発生の原因の一つを潰せるかもしれない。
ただし、向こうも必死なので戦うならば慎重に!
ここの場所を調査員たちに教えるだけでも喜ばれるだろう。
(バイト代ボーナス+2500円)
■セシル > 「………」
どうやら、遺跡の奥へ進むための最短ルートを引き当てたらしい。
そこに鎮座するのは…話に聞くより大きなルインワームの個体と、その巣穴。
(蟻に似た生態、という話ならば…あれが「女王」か?)
大型だけあって、弱点と思われる節もそれなりに強固に見える。
虫の弱点を突ける類の魔術師が後衛に欲しかったな、とセシルは思った。
(…とりあえず、周囲の状況を確認・記録して作戦を練るか)
遺跡の地図にこれまでの道筋を正確に書き加え…それから、「女王」がいる部屋の様子をつぶさに観察し、書き留める。
(…よし、出来た。
さて、どうしようか…)
部屋の様子を書き留め、それを元に突入作戦を思案しようかと考えていたところに、カサカサという物音と気配が近づいてくる。
(…しまった、護衛がいたのか…!)
当然と言えば当然なのだが、迂闊だった。
セシルは、慌ててその場を後にする。
それでも、女王がいた部屋までの道筋と、部屋の様子の記録は、調査と駆除の役には立つだろう。
(殲滅作戦に有効だろう手段の提案も、提出の前にいくつか書き加えておこうか)
【バイト代ボーナス+2500円】
そんなことを考えながら、完全に戻るのではなく、別の道へ入る。
ルインワーム対策の大物を引き当てたし、保全作業の手伝いもしてみようか、などと考えながら。 [1d15→1=1]
■セシル > 修復1.
しまった!うっかり手元が狂ったか、ルインワームの邪魔にあったか。
君たちは遺跡内の遺物を一つ壊してしまった!
正直に調査員に報告しようか、それともごまかして知らんぷりしようか……
幸いここには君たちしかいないのだから。
(バイト代ボーナス-1000円)
■セシル > 「………あっ」
慣れないことは、するものではない。
手元が狂ったセシルは、修復の途中で壁画に大きな傷を付けてしまった。
元々の劣化も相まって、ここから復元するのは困難を極めそうだ。
「………慣れんことは、するものではないな………」
【バイト代ボーナス-1000円】
これ以上手を付けてまたやらかしたら、それこそ復元が不可能になりそうだ。
深く溜息を吐いてから…その道の先を目指す。
ルインワームの影を探しながら。 [1d15→5=5]駆除
■セシル > 駆除5.
一匹だけだと思っていたルインワームを追い詰めたが、逆におびき寄せられて
周囲を別のルインワームたちに取り囲まれてしまった!
逃げるだけならなんとかなりそうだ。
数が多く、迎え撃っても何匹かは壁の隙間などに取り逃してしまうだろう……。
(バイト代ボーナス-100円)
■セシル > 「お」
ルインワームの影を見つけ、追いかける。
ルインワームを追いかけた先は袋小路だった。
追い詰めた、と言っても良いだろう状況ではあったが…
セシルの背後で、退路を塞ぐように別のルインワーム達がやって来た。
「…しまった!」
ルインワームの節を狙うならばこちらの方が良いと、サーベルを抜き放つ。
ルインワームの成体を3体ほど両断して、どうにか包囲から逃れた。
【バイト代ボーナス-100円】
■セシル > 包囲を逃れ、入り口まで走り、戻る。
(…やけに用意が良かったな…先ほど「女王」の部屋の傍で長居した際に感づかれたか?)
そうなれば、これ以上の修復はもちろん、駆除も難しそうだ。
(やれやれ…この辺りが潮時か)
しかし、まさか「女王」まで遺跡の中に滞在中とは思わなかった。
道と、部屋の様子を記録したのが、役に立てば良いが。
(………今度来る機会があれば、その際は駆除に専念するとしよう)
そんなことを考えながら、セシルは遺跡を後にした。
【バイト代累計ボーナス +1900円】
ご案内:「海底遺跡郡・朱夏の遺跡」からセシルさんが去りました。