2016/10/19 のログ
■東瀬 夏希 > 『よく聞き分けてくれた、使徒夏希。
まずは傷付いた体を癒し、然る後、万全の備えを持って異端狩りを再開しなさい』
「はい、畏まりました。異端に裁きの鉄槌を」
『異端に裁きの鉄槌を』
司祭様の言葉に再度頷き、念話を終了する。
夏希にとって、『司祭様』は恩人だ。
自責の念で狂いそうになっていた夏希に教えと目標と、それをこなす力を与えてくれた。
だからこそ、私怨だけでなく、司祭様への恩に報いたい。
故に夏希は武器を取る。心に異端への炎を燃やして。
■東瀬 夏希 > とは言え、今は体を休めることが肝要だ。
「(龍宮鋼と言ったな……次こそは、その命狩りとってくれる。
……『ジークフリード』を使うことも辞さん)」
決意を新たに、ベッドに体をうずめる。
まだ体中が痛む。顔は先程から激痛が走りっぱなしだ。
だが、しっかりと治して、今度こそ異端を狩ろう。
自身の憎悪と、『司祭様』への恩に報いるために。
そのまま、夏希はもう一度意識を手放した。
また悪夢を見るだろうが……それでも、体を休めて次に備えることにした。
■東瀬 夏希 > 『その恩義が、虚飾に彩られていると気付かぬまま』
ご案内:「病室」から東瀬 夏希さんが去りました。