2016/10/21 のログ
メグミ >  
 概ねはリスクを回避する意図の言動だろう。
 甘い笑い声を耳に覚えれば、甘えるように笑ってみせた。 

「時間を掛けないとできないことをやれるのが、ごっこ遊びでしょうから。
 ……だから、仮初めで終わってしまうのかもしれません。」

 席を立ってベッドに腰を預ける。
 おっかなびっくり、壊れものを扱うように、冥の指先へと手を伸ばす。

「……冥。」
 

比良坂 冥 > 「(……あ)」

名前を呼ばれた時に、ぞくっとしたものを感じた

「……♡」

その手を引くようにして、自分の方へと身体を倒して抱き込むように──

「──はぁ、暖かい……。
 ヒトの体温がないと…冷たくなって死んじゃうよねぇ……。
 はぁ~………♡」

まるで猫なで声のような
先程までとは打って変わった甘い甘い声を発しながら、こちらも猫のようにその身体を擦りつける

メグミ > 「きゃ――もう。冥も甘えんぼさんですね。」

 抱き込まれれば、嬉しそうに笑う。
 空気に酔っているのか、それとも――

 ――いずれにせよ、心でも読めなければ計り知る事は出来ないものだが。

 体重を受け止める。身体を預ける。
 おっかなびっくりの素振りはない。
 

比良坂 冥 > 「……ねぇ、今日だけと言わずにずっとしていようよ…?
 そうだ…冥の監察官ももうずっとメグミでいいんじゃないかなぁ…?
 うん、それがいいよね、それがいい…メグミ意外の監察官が来たら、全部───」

殺しちゃおう

言葉には出ず、小さな笑いに変わってそれは唇から漏れる

「……ふふ…はぁー……ねぇ、少しだけ、添い寝してもらってもいい、よね…?
 此処は誰もいないから、寂しいの。冷たくて寒くって死んじゃうの……。
 恋人なら、お願い聞いてくれるよね───」

言い終わるよりも早く、抱き込むようにして、ベッドへと倒れ込む
……とはいえ、ソレ以上のことはする素振りも見せずに頭をむぎゅっと押し付けるようにして身体を寄せる

メグミ > 「ダメですよ。冥。
 ごっこ遊びの時にした約束は、時間がくれは全部嘘になっちゃいます。
 ――それは厭でしょう?」

 もつれ込むままにベッドへと転がる。
 ……口元を胸部に寄せたが、それ以上ははない。

「うん。聞きますよ。日付が変わるまで、そうしていましょう。
 私もお父さんもお母さんもいないから、家に帰るととても寒いんです――」

 ……そのまま瞳を閉じる。冥より先か後かは定かではないが、程なくすれば寝入ってしまう。
 交代の監察官が来ようが来れまいが、日付が変わるまでは寄り添って眠る。
 

比良坂 冥 > 「………」

小さな寝息を立てはじめるメグミの懐に顔を埋め、細められた瞳の奥…
井戸の底のような闇は相変わらずのまま───

「…そうだね、嘘は、ダメ」

ぼそ、と小さく呟いて

「………誰かと触れ合ってないと、この世界は寒すぎるよね」

きゅっとその暖かさを見に染みさせるように抱きついて、その瞳を閉じる

その日は何事もなく時間が過ぎ去って、正規の監察官が到着するとメグミと交代していった



………しかしその後、冥の担当になった風紀委員は誰もかもが数日で行方知れずになるという事件が起きることとなった

ご案内:「常世病院・個室」から比良坂 冥さんが去りました。
ご案内:「常世病院・個室」からメグミさんが去りました。
ご案内:「未開拓地区 秘境温泉」に滝川 浩一さんが現れました。
ご案内:「未開拓地区 秘境温泉」にソニアさんが現れました。
滝川 浩一 > 周囲は既に暗黒に包まれ、風が虫の鳴き声を乗せて吹き荒れている。
人の声は皆無であり、人に代わって多種多様な生物が鳴き声によりその場の環境音を作っていた。
そんな未開拓地区の一角、ぼんやりと灯りに照らされているその場所に、少年はいた。

「…うむ」

カポーン

そんな効果音が聞こえてきそうな露天風呂にその少年は居た。
腰にタオルを巻き、手には洗面器。その中にはシャンプーや石鹸などの温泉に用いる道具が入っていた。
それを持っている少年は鍛え上げられた体をしているが脇腹と背中には痛々しい傷が残っており、それを中心として黒い痣が広がっていた。
前回は拳大の小さなものだったのだが以前よりその範囲が確実に拡大している。
大きさとしてはハンドボール程度の半径だろうか。いい加減対策を取らないと不味い。

小さくため息をつくと少し憂いた顔で周囲を見渡す。
湯船の底や床は鉄平石で加工され、周囲には虫や風が入ってこないために竹で壁が設置されている。
風呂場全体には湯気が立ち込め、暖色の照明が周囲を淡く照らしていた。
空を見上げれば星が頭上を埋め尽くしており、あたかも高級温泉のような雰囲気を醸し出していた。

何と、これらの施設は全てこの少年が作ったのである。
まずは温泉が湧き出ているこちらを見つけ、岩で取り囲み鉄平石で加工して…
竹で加工し照明を設置。排水口を作ろうとした時は流石に挫折するかと思った。
学校終わりに毎日こちらに立ち寄って、ちょくちょく作ってたのだがいざ完成し、入るとなると感慨深いものがある。
ほとんどアイテム生成のおかげだ。というか全部だ。異能万歳。

「さて…」

いざ湯船へ!
の前に体を洗うため風呂椅子の上に洗面器を乗せ、中の道具を整理する。
体を洗ってから湯船に入った方がいいだろう。洗面器を持って湯船に近づき、湯をすくって体にかける。
暖かい湯が体全体を伝ってとても気持ちがいい。

そういえば、先ほど別れた彼女は何処だろうか。
着替えてくると言ってたが…

ソニア > 「……………」

然し 全く喋らない。全く感情と表現が欠落してしまっている女子がいる。
脱衣所というか、未開拓地区の一角であるが為 死角になる部分もあるし…いや確かに脱衣所はあった。

しゅるしゅる    …ごそごそ  ぱさ

本日 着物で来ているんです。彼とそれは彼も見ていた筈。
同棲とはいえ 着物の方がおしとやかな「妻」として演じ…切れていなかった。演じる以前に表情がアレでは。

先ほどまで着物でいたが それはつい先ほどまで。
脱衣所?のその着替えの場所で 素っ裸で突っ立っている。それがつい先程。

今現在 全裸だ!

体をバスタオルというかその類で隠すべきなのか
はたまた隠す必要はないぜ!バンバン出すぜ!裸はおろか抱かれているしなイェーイ★的に全裸で露天風呂に吶喊すべきなのか。

悩んでいた。バスタオルで隠してもスタイルが宜しい事に変わりはないので、
余計に隠すことでばいんばいんの胸が強調されるだけ。
きゅっと絞り込まれた腰や柔らかい尻というラインが欲情の坩堝に彼を誘うだけだ。
今のところ 赤い髪の女の裸体を味わい抱いて毎日毎晩ナニを啜っているのは彼だけなのだ。

…一応 常識?的に全裸は まぁ 湯船に入るまでの間は隠すべきだろうとどこぞから手に入れた情報に則り、
タオルで体を隠すように巻いて いざ 出陣。




「……」

髪は適当にまとめてアップにして タオルを体に巻いた女が彼のいる露天風呂へと姿を現す。
然し 喋らない 本当に。

滝川 浩一 > 洗面器で湯をすくい、体にかける。
温泉の入り方を網羅している訳ではないが、多分これは掛け湯という奴だろう。
掛け湯をし、体の大雑把な汚れを落とせば、次は体全体を綿密に洗おうとしたときだった。

「…あっ」

頑張って作った脱衣所からこちらに出てくる彼女が居た。
タオルを巻き、赤い髪が煌めく彼女の姿を見渡し、驚いた表情をする。

「こ、これは…!」

彼女の体を顔が真っ赤になり、それに魅了される。
普段は着物で体のラインがはっきりと解らないがいざこうして見るとよいスタイルをしている彼女に興奮してしまう。
よくよく考えれば、この女性と一夜を過ごしたことがあるのか。しかし、裸ではなくタオル一枚というのが余計にそそられる。

(いやいや、落ち着け落ち着け…)

胸に手を当て、深呼吸をする。
こんなところで欲情して襲うわけにはいかない。人は居ないものの人間としての道徳心がそう言っている。
深呼吸をして顔の赤みを取れば、彼女へと向き直る。

「おう、どうだい?滝川作の温泉は」

手を広げ彼女にそう聞く。
鉄平石で(以下略)の温泉。
これが自作という事に誇りを持っており、何処となくドヤ顔で。

ソニア > 一応 異世界でしこたま人の世で過ごしてた事がある。
着物で 世を過ごすと温泉とか風呂の入り方は教わるよりも日常的に慣れて教わらなくても行動に現れる。

髪の色は落ち着いているらしく変動度はあまりないし、
髪の毛がまとめ上げられているので色の変化はまだ見えにくい。
何より 凄まじく無表情だった、中身はどうであれ。外面は完璧クールそのもの。

「……全裸 突撃はやめておきました。流石に常識的に。」

大きい方ではあるが小さくもない双丘をタオルという生地で隠したもののその谷間は健在。
一夜どころか毎日毎晩一緒に 寝ているではないか!(8割はほぼ蜥蜴でした、最近は猫です。)
動物とか小動物の際はヒトの姿をしていないので 極力裸だったが彼にはその事実は伝えていない。
伝えていれば かなりな意味で 彼は貧血になった筈。
どこに何が溜まるかという意味で。

「…浩一が作ったのか。…素晴らしい、と思う」

視線があっちこっちに動く。湯船を見た 小道具たちを見た 最後に
彼を見た。…湯船に入る前に 体を洗うべきか。
流石に洗う時とか 掛湯をした後はタオルは剥ぎ取るべきだ、そう
全裸になるべきなのだ! 彼が鼻血を出そうが ナニを隠そうとしようが。

「…露天風呂に入る前に 体を洗うべきか 掛湯をして一旦入るべきか どちらがよい??」

滝川 浩一 > 髪を纏め上げ、大人びた雰囲気の彼女にドキッとする。
相変わらず無表情だが、その内心どのようなことを考えているか髪を見て察しようとするが
中々見えず、少し落ち込んだ様子で諦める。

「おう、そうしてくれて助かった。全裸突撃されたらもうその…色々とアウトだからな」

クールな表情を崩さない彼女にそう返す。
視線をちょっとばかり下に移せば大きなそれが谷間を作っていて、布の下で存在を主張していた。
ずっと見ていると色々と元気になって不味いので、即座に視線を逸らし落ち着く。

「あぁ、岩風呂…露天風呂か。雰囲作りとか色々頑張ったよ。
 というかまぁ、ほとんど異能頼りだけど…」

胸を張って、なおもドヤ顔でそう返す。
しかし、これらの施設を短時間で作り上げることが出来るとは自分でも驚きであった。
異能頼りではあったものの、デザインなどを考えたのは自分である。

「えっと…どうしようか。とりあえず体洗おうか」

異能で作ったシャワーの前に風呂椅子を持っていき、そこに座る。
シャワーのハンドルを捻り、お湯を出せばそれを浴びて、まずはシャンプーで頭を洗い出す。

ソニア > 大人びた?外見は幼いが中身はかなり年m…げふんごふん。
髪の毛は現状纏められているので色の変化は髪をほどかないとみえやしない。
意外なのはタオルで隠したとはいえ、古傷とかタトゥーとかは一切ないのだ。…唯一舌に入れている位だが、
これは口を大きく開けないと見えやしない一種の呪いめいたもの。

(彼は 落ち込んだな。何ぁ故?)

たゆんたゆん

タオルの主張している部分は動けば揺れるたゆんたゆんと。
彼のとある部分が主張する前に視線がそれたので、此方も察して何も言わない。

「露天風呂…手作りという意味で 点数は高い。
 あれ?旅館で露天風呂だったのでは??  ま、いいか 手作り露天風呂という時点で、当代一にしておきましょう。」

当初の計画は確か 旅館で露天風呂だったのでは。
それがどこで彼は頑張ったのか、手作り露天風呂しっぽり事件簿になっている。
やはり髪の毛や体を洗うべきであろうと彼の動きを見て考えが纏まると、
風呂椅子を一つ手に取り、タオルを巻いたまま、髪の毛を洗おうと―
何故か彼のすぐそばにしゃがんでそして

「…髪を洗い終わりましたら 背中を流してくださいますぅ?」

妙に色気のある表情を唐突に浮かべて 彼の耳元に囁いて見せたという。
ナニを企んでいるのやら。その後 あっさりと もといた処で座り直してシャワーで解した髪の毛を洗い始めたのだ。

滝川 浩一 > 「こ、これは…!」

意識して視線は逸らしているものの、チラッと見れば上下に揺れているそれが目に入ってしまう。
揺れる二つの球体に目を見開き、固唾を飲むが『いかん』と言った風に顔を横に振り、落ち着きを取り戻す。

「おぉ、高得点をいただけたようで幸いだ。
 …うん、それが…旅館はちょっと…ね」

彼女の言葉に少し喜んだ後、旅館という言葉が出てくると視線を逸らす。
どうやら旅館の予約を取ろうとしたのだが、予約一杯で2か月待ちという状態となっていた。
一つの旅館がそれでならともかく、どの旅館も予約一杯で、露天風呂のある旅館は全滅していた。
そのためわざわざこんな秘境の温泉に風呂場を作って混浴に臨んだのである。

「ぅふおぉ…は、はい…!」

耳元の囁きに背筋に名状しがたい感覚が襲い、変な声が出てしまう。
さっきまで辛うじて落ち着いていた顔色が真っ赤になり、前かがみになって頭を洗い出す。
何故前かがみになっているかは言うでもないそれが主張を開始してしまったからだ。

「お、お背中お流し致します…」

高速で頭を洗い終われば、カエルのように前かがみになりつつ彼女の後ろへ回り込む。
顔は真っ赤になり、頭はパンクしてしまいそうな程混乱していたがそれを落ち着けるために何か考えようとする。
そういえば、さっき彼女の表情がやけに色っぽかったような…

ソニア > 動けば揺れる彼にとっては危険な双丘。タオルで隠れているがその谷間は見える筈!
かがめばより一層その谷間がくっきりはっきりと主張するのだ。
いつぞやの夜は彼の【ズシャ!】を【ゴス】で【ブシュッ】としたのだ。
そしてそれは彼のDT卒業の夜だったとも。濃密で淫らな爛れた夜でした。ハイ。

「駄目でしたか。紅葉のシーズンですものね。
 ああ、まぁ 次回です 次回。次回は頼みますよ?」

旅館の予約は早くて半年とか一年とか先取り出来る筈。
超人気旅館だと年単位で予約は先取り出来る筈なのだ。本土のとある旅館は余りに人気過ぎて3年待ちだとか。
それに比べれば 露天風呂とはいえ 高級旅館に匹敵する出来栄えだ。
口では言わないが 少女は喜んでいる…内心は。

彼が前かがみになって悶えている合間は此方は軽く髪の毛を洗う。
軽くなのは 如何せんきっちり洗う習慣が皆無だったことと、防塵防汚が施している髪を洗う事はあまりないからだった。
が、一応彼に合わせて 軽く洗ったのだった。…背中を流して貰うにあたり、遣らねば為らない事は一つ。

はらり ぱさ。

文字通り 体に巻いていたタオルを解き、全裸になって彼に背中を向けて洗って貰う事にある。

「はい お願いしますね?」

背はむけて 水滴が白い肌の上を幾重にも流れてしっとりと艶やかな色気が彼に見えるかと。待機だ、彼は果たして洗って下さるのかと。

…洗って貰った後は 彼の背中を洗う予定だが 未だそれは言わない。

滝川 浩一 > 見える谷間、そしてくっきりとした彼女のライン。
普段は洗練された着物を着ているため、それらを拝むことは叶わないが、混浴となれば話は別。
チラチラとそれを見てしまい、屈んだ時はついジーッと凝視してしまう。
DT卒業の夜はそれこそ彼女の【カチャッ】に【ババババッ】を【カンッ!】して【ドンッ!】とした。初夜にしては激しすぎました。はい。

「うむ…すまん。
 次回は絶対、旅館で…だな。最近少しばかり忙しいからちょっと長引いちまうかもだけど…」

頬を掻き、弱った様子でそう返す。
紅葉シーズンも重なってこの時期に旅館を取るのはなかなか厳しい。
なれば冬か。冬の露天風呂は地獄と天国が隣り合わせとなるがそれもそれで面白い。
そんなことを考えつつ、彼女へと苦笑いを飛ばす。

彼女の背中に回り込み、風呂椅子を持ってそちらに座る。
さて、いざ背中を洗おうと彼女の項や肩を見る。普段はそうでもないが場所が場所なだけに余計意識してしまう。
すると『ぱさ』と彼女のタオルが解き、目の前で彼女が全裸となった。
背後からでも見える彼女の膨らみ、そして視線をもっと下に移せば見える別の球体。
考えないようにすればするほど、意識してしまい頭がくらくらとする。

「…はぃ…」

小さな、かすれた声でお願いに返答する。
手にボディソープを乗せ、あかすりタオルにそれを付け湯で馴染ませる。
色気を醸し出す彼女の白い肌にそれを接触させ、優しく洗いだす。
時折、手に彼女の柔らかい肌が触れてしまい、それだけで自身の下半身がむずがゆくなってしまう。

数分後、やっとの思いで背中に湯を流せば、疲れ切った表情で元の位置に戻る。

ソニア > 見せているのよ それは。ここまで無防備にして何も…タオルは巻いていただけなので本当に持っていないのは
彼の前だけなんです。持っていなくても十分強い方ですが、素で押し倒されれば流石に負けますとも。
DT卒業させた夜は かなりな意味で 翌日は再起不可能な位に腰をやりました。

「…旅館で 楽しむのも一興。…予約は最高級ランクの旅館で宜しく。」

…冬の旅館。冬の露天風呂 かなりの確率で行動不可能になるが、彼の為なら
気合で乗り切ると覚悟している。地獄と天国が隣り合わせなのはいうまでもない。
色々な意味で隠すものがなくなった 素肌。背中越しに見える胸と尻と。彼の前にさらけ出された裸体。

少々お待ちくd……

洗い終わった後は、彼がすごすごと洗い場に戻るのを、座り直した瞬間にこちらが 全裸のまま素早く移動を。
そして 彼の背後から 悪魔の?囁きをするのだ。

「お背中 お流ししますよぉ?」

滝川 浩一 > 初夜は翌日に差し支える程腰を動かしてしまった。
やはり、初めてでは興奮の歯止めが効かなかったようだ。
床が抜ける勢いでギッタンバッコンやってしまったので翌日は下の階から苦情が来ました。

「うむ、楽しむ…うん。…最高級ランクか。いや、金が足りるかどうか何だけど…お前が用意するのか?」

楽しむという言葉を意味深に捉えてしまい、頭を掻く。
息を吐き、彼女の次の言葉にそう反応する。最高級はこちらも望むところだが、やはり金銭面で難がある。
彼女が居れば金には困らないが、やはり何もかも従者頼りというのは少し気が引ける様子で。

座り直した瞬間、全裸のまま彼女が移動しだした。
見ないようにするが、何故だろうか自分の背後に…まさか。

「!…はひぃ!」

マズい。かなりマズい。
彼女の囁きにより、完全に自分あれがあーで元気になってしまった。
それに前かがみになって、背後から囁くとなれば当然、彼女のそれが当たるわけで…
裏返った声で彼女の言葉に返事をして、背筋を伸ばす。後ろにいる彼女からは布の下で主張している『それ』は見えないだろうという思い込みからだ。
ちなみにタオルは解きません。背中なので。

ソニア > 避妊という代物はやっていた筈。
彼の興奮度がとてつもなく発揮してしまった。あれ、防音魔法は当時つけていた筈では??
あれは音は消すが振動は消しきれないので 下の階から苦情が出たらしい。それから防音魔法は改良しましたとも。
色々な意味で 隣室も似た様な環境だし、こちらもこちらであるので。

「…その予定。一度くらい ばーんと」

金というか貴金属宝石類なら、己が出せるものだった。
従者というか彼は「ご主人」なのだ 一度位頼ってくれればよいのに。

彼の背中にピタッと寄り添うように囁いたのは悪魔のおねだり。
胸が当たろうが何が当たろうがお構いなしに 彼のナニが大きく主張しようが構わずに
ぴたっと彼の方に手をのせ いざ 洗いを始めるのだ― 【続く】

滝川 浩一 > どうやら避妊に使うゴムの輪っかは異能で作りだしたようだ。
コンビニにそれを買いに行くのは恥ずかしかったし、外に出るのがめんどくさかったからだ。
というか、我ながらくだらないことに異能を使ってる気がする。

「ばーんと、か。はいはい。了解了解」

彼女にどうせ何を言っても無駄だろう。諦めた様子で彼女を見ると笑顔で返す。
貴金属類を彼女が作り、それを売りさばいて金を得ている。スマートフォンの用意は引っ越しを容易に出来たのはその為だった。
やはり異邦人というのは規格外だ。やりすぎると世界経済がとんでもないことになってしまうので一応注意は入れている。

彼女の甘い声と匂い、そして背中に当たるそれのせいで興奮は冷める様子はなく、目をグルグルと回す。
背中に手が当たればそれだけで体が反応してしまい、嫌な汗が出てくる。

そうして、彼女に自分のやったように洗ってもらうのだが、その後は―――

ご案内:「未開拓地区 秘境温泉」からソニアさんが去りました。
ご案内:「未開拓地区 秘境温泉」から滝川 浩一さんが去りました。