2017/02/24 のログ
ご案内:「廃工場」に櫛鉈 蛟さんが現れました。
ご案内:「廃工場」にルチアさんが現れました。
■櫛鉈 蛟 > 今夜は友人との模擬戦…軽い手合わせの約束だ。その為の準備も整えて何時もの真っ赤なロングコートを夜風に靡かせて指定した場所へと訪れる。
「んー…ここに来るのも久々だわなぁ。俺がまだ風紀委員の刑事課に居た頃だっけか?」
若干の懐かしさに浸りつつも背負っていたリュックをヨイショと下ろす。
中身はゴム性のサバイバルナイフ、それとゴム弾が詰まったマガジンが10本。
後は、念の為に簡易医療キットや飲み物とかも詰め込んでおいたがそれはさて置き。
「さぁて、軽い手合わせとはいえ鈍った体にゃ丁度いーかもな」
軽く体を解すように動かしながら笑う。それに友人の戦いぶりを見るのはこれが初見だ。
どういう手で攻めてくるのかは結構楽しみでもあるのだ。
■ルチア > この世界に来てから銃器を握ったことは無いのは幸運なことの1つであろう。
とは言え、身体がなまるのも心配だったわけで。
友人と待ち合わせた場所に、少しばかり遅れてやって来た。
前回の様な着飾った風ではなく、デニムパンツにロングコートというシンプルな服装。
この世界に訪れたときとあまり変わらない格好だ。
「すまないね。遅れてしまったよ」
特に今は気配を消すこともせずに廃工場へと足を踏み入れる。
彼が見えれば近づいていき、そう声を掛けた。
口元に浮かべた笑みは、少しばかりの申し訳無さとこれからの事を楽しみにしていることが伺えるだろうか。
「結構大荷物だね。私は大して何も用意してこなかったのだけれど」
ゴム弾は彼が用意してくれることになっていたし、
お互い殺傷能力のある武器を用いる訳ではないと軽く構えていたのだ。
準備がいいな、とそんな言葉を付け足して。
■櫛鉈 蛟 > さて、道に迷うような友人でもないしボチボチ来るだろう、と一通り体を解して寛いでいたら靴音と気配。
こちらもそうだが、特に今夜は気配を殺す云々とかはまったく必要が無いから当然だ。
掛けられた声に、サングラス越しの視線をそちらへと向けて笑顔で右手をヒラヒラと振る。
「おーっす、ルチア!そんなの気にしてないから大丈夫だって。
美人を待つってのも結構オツなもんだしな。それに、体も解してたから丁度よかったぜ」
と、言いつつ彼女の服装を観察。…まぁ、ラフな格好なのは当然だろう。
この前のディナーみたいな服装だったら、それはそれで楽しそうだが。
ルチアを手招きしつつ、取り敢えずマガジンを手渡しておこうかと。
「ほい、こっちが自動拳銃用のマガジン。あと、パックしてるけどこっちがリボルバー用な?」
多少嵩張るので、全部使うか弾数を絞って身軽さを重視するかは彼女に任せるとする。
一方、こちらはリュックから刃の部分がゴム性のサバイバルナイフを2本取り出してみせる。
「で、俺はコレ使うわ。一応場所が場所だから何時ものナイフも腰に差してっけどこっちは使わんから気にしないでな?」
と、左右の腰に下げた鉈のようなナイフと青いデザインのナイフを示して笑う。
「あと、最低限のルール確認しとくか。3回先に当てた方が勝ち。勝者は敗者に一つ無条件でお願いできる…と。
んー…と、それ以外に何か決めときたい事はあるか?」
■ルチア > 「ありがとう。そう言ってくれると助かるよ。
ふふ、何時も褒めてくれるのは嬉しいけれど、おだててもそんなにいいものは出てこないよ」
何時もと同じ雰囲気の友人に此方も軽く手を振って。
彼もラフな格好……と言うかそれ程自分と変わらないような感じである。
隣で立ち止まると、ありがとう、と礼を言って差し出されたゴム弾を受け取った。
何処からともなく自動拳銃を取り出すと、慣れた手つきでマガジンを取り替えて、取り出したそれも、予備のマガジンもどこぞへと仕舞い込んだ。
リボルバーの方は今夜は使うつもりはないので、万が一の“実戦用”、実弾を装填したままだ。
そして、彼の今日の武器を見て頷いた。
「了解。それはお互い様だよ、私もリボルバーはそのままだから。
弾を取り替えるのは最悪命に関わるしね」
と、リボルバーの方の弾を返しながら、ちらりと彼の腰の獲物を見やる。
雰囲気からして業物だろうか。
「うん、それで問題はないよ。
ああ、でもそうだな――魔術、異能の使用はどうする?
身体を動かすのがメインだし、此方はなしでもいいと思うけど」
■櫛鉈 蛟 > 「えー美人にお世辞を言ってもしょうがねーじゃん?だからつまり俺の美人への言葉は本心です」
ケラケラと笑ったりキリッとした顔でアホな事をのたまう何時もの調子。
お互いラフな格好も割と共通しているが、共に差異はあれど自然体なのも同じくか。
どうやら、彼女の方もリボルバー拳銃の方は”万が一の事を考えて”実弾を装填したままにするらしい。
まぁ、彼女は拳銃の片割れ、こちらは何時もの二刀流を使わないというハンデは手合わせには十分だろう。
返されたリボルバー用のゴム弾は取り敢えずリュックに放り込んでおく。
ちなみに、左腰の鉈っぽい大型ナイフは地竜の牙とか骨から”自作した”ナイフ。
右腰の青い拵えのナイフは、昔から愛用している一本だ。どちらかといえばこちらのナイフが本命。
「あー…俺、異能使えないし魔力がゼロで魔術も使えないからどっちみちアレだなぁ。
あ、けど”致命傷でも直ぐに再生する体質”だから、万が一誤射しても気にしないでいーぜ?」
と、ケラケラ笑いつつルチアの方も特に無しで言いというならそれでいこう。
つまりは、頼れるのは己の身体能力や技能や勘だけとなる。
ともあれ、一度彼女から離れて距離を取ろう。近すぎてはこちらが有利、離れすぎたら彼女が有利。
…と、いう訳で大体5,6メートルの間隔を置いてそちらへと向き直ろう。
■ルチア > 「確かに気分はいいけれどね。
君はその内美女に背中を刺されかねないな」
小さく笑い声を漏らしながら、そんな事を言うが半ば本心だ。
彼が美人を愛してやまないのは理解しているし、自分もその範疇だというのは中々いい気分であるのだが、
ちょっと心配にならなくもない。
その内痛い目を見そうだと、そんな事を思う。
此方は銃が一丁、彼は普段の武器を使わない。
“実戦”とは違う趣きなのは事実だが、これは模擬戦であり、真面目で真剣な“戯れ”でもある。
殺し合いをするわけでもないのだし、その部分は気楽で問題もないだろう。
まさかナイフを自作する、だなんて思っていない女は興味深そうにもう数瞬腰の二振りを眺めてから。
「了解。じゃあ魔術、異能は使わない方向で行くよ。
それは便利そうではあるけれど――流石に魔術を誤射する様なヘマはしないよ」
魔術――“奇跡”は暴走するようなそれではなかったし、異能も自分で制御はできる――とは言え、どちらにしても以前自分が触れても嫌がる気配はなかったので、異能というか“体質”に関しても彼は問題はないだろう。
頼れるのは自分自身。
それはいつだって同じことだ。
離れた距離、スタート位置は彼がとったそれが適当だろう。
距離は取れれば取れるだけ自分は有利で、彼は逆。
スライドを引いて、何時でも撃てる状態にしながら。
「じゃあ、カウントダウンは5秒でいいかな。
5、4、3、2、1――」
特に返事は待たずに、カウントダウンを始めた。
ご案内:「廃工場」に櫛鉈 蛟さんが現れました。
■櫛鉈 蛟 > 「あっはっは、刺されるだけマシじゃね?完全無視とか居ないように扱われるよりはマシさね」
と、暢気に笑っているが、彼女の心配どおり絶対その内後ろから刺されるタイプである。
幸か不幸か、この男は”特定条件を満たして殺害しない限り”致命傷でも復活するのだが。
勿論、男の中でルチアは美人確定なので評価は揺ぎ無いし撤回する気もゼロ。
さて、これは戯れでありあくまで勘などを取り戻す為の実戦もどき…だが、互いに負けるつもりは無いだろう。
殺し合いに比べたら確かに気が楽で緊張感に欠けるかもしれないが…それはそれ。
「ルチアの力が何なのかは正直分からんけどな。まぁそれはいずれベッドの中で聞くとして」
と、軽口を叩いても笑って受け答えしてくれるのが彼女だからそういう発言も平然と出る。
距離を取って向かい合えば、こちらは両手のゴムナイフをクルンと半回転させて逆手持ちに。
彼女がカウントダウンを開始しても、慌てず騒がず何時もの笑顔を浮かべ――
「――0っと!」
カウントダウンが終了したその直後、不意に男の姿が消えた…ように見えたかもしれない。
実際は、異様に身を低くして5メートルの距離を瞬時に詰めようとしている。
早い話、先に3回攻撃を当てれば勝ちなのだ…己の得意な距離に強引に持ち込むつもりで。
逆手持ちに握ったナイフが霞んだようにブレたかと思えば、彼女の両足を狙って斬り付けんとする!
■ルチア > 「私も刺された経験が無いとは言わないけれど、結構痛いと思うんだけどなぁ。
まあ、それは解るけどね。とは言え君を無視し続けるのは大変そうだ」
痛覚がない、と言うわけではなさそうであったし致命傷でも治るとは言え痛いものは痛いのではないかとそんな事を言いながら。
とは言え、本人が無視よりは刺されたほうがいいとの談なのでそれはそれで良いのかもしれない。
今のところは自分は刺す予定はないのだし。
勿論、負けるつもりは毛頭ない。命のやり取りではないとは言え、はっきりと勝敗を決めるものであり、
また何を“お願い”されるかわからない賭け事でもある。
なので、それなりの緊張感はある。
当然、高揚感も。
「大したものではないよ。ベッドの中でするには色気の掛ける話だしね」
謂わば対吸血鬼特化の異能であり体質であるのだが、言ったとおり色気のない話だ。
どうせなら睦言を囁いたほうが良いだろう、なんて笑いながら嘯くのは彼の想定内だろうか。
「0」
カウントの声は同時である。
消えたように――そう、消えたように見えた男をその瞳は追っていた。
が、想像以上に早い。“人間”でないのは解っていたが、これは想像以上だ。
舌なめずりをする余裕もない。
“明らかに通常の人間ではない身体能力”で、距離を取るようにバックステップ、紙一重――に、ギリギリ間に合わない。切っ先が布地を捉えた。
なのにやはり舌打ちをする暇はない。
開いた距離は3mほど、彼ならまだ距離を詰めるのには容易い距離だろうか。
回避行動を取りながら、引き金を引く。
当たり判定があれば良いのだから、狙いは非常に大雑把、低くなった頭から背中に当たれば良いのだとそこをめがけてまずは此方も一発!)
■櫛鉈 蛟 > 「そりゃ刺されたり切られたら痛いわな。けどまぁ、刺されるのも男の甲斐性みたいなもんだと思うぜ俺は。
いやぁ、俺みたいな軽い輩を嫌う美人も多いだろうしなぁ。オール無視とか普通にされそうだわ」
と、最後はちょっとホロリとした感じで哀愁を漂わせつつ言ってみるが…これも軽口の範囲だろう。
痛覚は当然普通にある。転生したようなものとはいえ今の能力は人間に準拠したものだ。
ただ、細胞の一欠けらまで消されても条件を満たさない限りは強制的に復活する。それだけの事で。
そして、お願いは男の性格からすれば大体決まりきっているのだが…。
問題はその逆だ。つまりルチアが勝った場合、こちらに何をお願いしてくるか未知数過ぎる。
(少なくともお互いモチベは上がってるんだし、それなりに過激なお願いとかでも考えてたりしてな)
過激なお願いとすると、矢張りというかエロ方面に想像が働くのが我ながらしょーもない。
彼女の切り返しに、「確かにピロートークの方が盛り上がりそうではあるなぁ」とか暢気に相槌していたが。
「…っと、やっぱり人間離れした速さだな――が、一撃は一撃だ」
彼女も彼女で、反応速度が人間離れしている…が、バックステップした彼女より僅かにこちらのナイフの切っ先が掠める方が速い。
当然、ナイフを振り抜いた後にスキは生じるし、距離は3メートル開いた…が、この距離なら一瞬、一歩で縮められる。
怖いのは矢張り――…
「まぁ、そう来るよ――な!」
彼女がこちらの頭から背中辺りを目掛けて射撃した瞬間、ナイフを振り抜いた姿勢から…”意図的にバランスを崩す”。
当然、重力と勢いに引かれてうつ伏せに近い態勢になる訳だが、それで銃弾が頭上を通り抜けるように回避を――…
「…ゲッ、掠めた!」
僅かだが髪の毛と髪の毛の間を縫うように銃弾が通過する。掠めたとはいえ当たり判定内。
これでイーブン…お互いあと2回、どちらが先に当てるか。
うつ伏せになった姿勢から、ナイフを持ったままの両手を地面に付いた状態で両足を跳ね上げて倒立、
そこから両腕の筋肉だけでバネ仕掛けのように身を前方に飛ばし、縦に回転しながら勢いを利用して右手のナイフを真っ向から振り下ろす!!
■ルチア > 「そんなことが言えるのは、驚異的な回復能力を持っているか、不死者位なものだよ。
でも君はオール無視されても簡単にはめげなさそうだけど」
結構粘って無視するのが難しい状態まで持っていきそうな気がする。
哀愁漂う姿にそんなことでもあったのだろうかと首も傾げたが。
彼が一種の不死なのは了解したが、まあ、死ぬような思いはしないに越したことはないと思うのだが。
勿論、“そういうお願い”は予想の範疇だ。とは言え、拒否権があまり強くは無い状況でそれをお願いしてくるのか――と、思えばそこはこの女にははっきりとはしなかった。
“そういうお願い”ではなかった場合何をお願いしてくるのかが解らないのは此方も同じである。
――因みに。此方は勝った場合のお願いは既に決まっているのである。
過激かどうかは兎も角として。
「一応改良を受けているからね。――わかってるよ」
ふてくされるわけでもなく、その一撃判定を受け入れる。
3m離れて、その場から撃った銃弾はその髪の毛をかすめていき――少しばかり口の端が上がる。
要するに、“当たればいい”のだ。
寛容な条件に感謝である。
「結構アクロバットな動きをするんだな……っ!!」
回避か否か、考えるまでもない、今からでは回避行動は間に合わない。
ならば、迎え撃つのが定石だ。
幸い攻撃は正面から、ならば防げないことはない――!
「――――っ!!」
腕を上げて、そのナイフの切っ先を銃身で受け止める。幸いゴム製と金属だ、嫌な音は無かったが、それでも一撃は重い。ず、と数センチ身体が後ろに下がる。銃を握っていた右腕がしびれるような感覚があるが、その体勢のまま腰をひねり、左腕を真横から振りかぶり。そのまま横っ腹を拳で打ち抜く姿勢――!!
メイン武器は銃だが、接近戦が全く出来ないとは言っていない!
■櫛鉈 蛟 > 「あーー…うん、一部感覚が麻痺してるのは否定出来ねぇかもしれん。正直、致命傷なんてしょっちゅう負ってたからなぁ。
…って、そりゃめげはしねーけどさ」
直ぐにめげるようなら、最初からこんなノリをしていないのだから。
ちなみに、このノリを鬱陶しがられる事も過去に何度もあった模様。哀愁漂うのはそれが原因だ。
まぁ、それでも改めない辺り…良く言えば自分を通す、悪く言えば懲りない、という感じだ。
勿論、他に候補が無いわけではないのだが、真っ先に挙がるのがそれな辺り、美女好きに偽り無し。
さて、彼女はもし勝ったらどんなお願いをこちらにしてくるのやら。
「改良――人体改造の類か?…と、トリッキーな動きは俺の持ち味の一つでね!」
そして、接近戦でのトリッキーな動きは”軌道やその先が予測し辛い”という利点がある。
まぁ、欠点として空振りした場合のリカバリーが至難の業でもあるのだが。
腕の力だけで、身を空中に勢いよく跳ね上げ、そのまま身を回転させて遠心力を乗せてのナイフの一撃。
それも、彼女は見事に銃身で防いでみせる…流石に間違って腕で受けるバカはしないか。
そして、動きが一瞬止まったそのスキを彼女は見逃さない。空いた左腕で横っ腹に突き刺さる軌道で拳を繰り出してくる!!
「……しゃーない、こうする…か!」
ゴッ!! まともに横っ腹に彼女の一撃が入る…と、”同時に左手のゴムナイフを振るい彼女の二の腕辺りを切るようにして”カウンターの一撃を当てようと。
つまり、食らうの前提でこちらもカウンターを当てて2-2に持ち込む判断を瞬時に下したのだ。
ついでに、横っ腹に食らった衝撃を利用してそのまま左…彼女から見て右側に意図的に身を飛ばそうとする。
■ルチア > 「致命傷をしょっちゅう負っている、という言葉には違和感しか覚えないのだけれど。
でも、私は君のそういうところは嫌いではないよ」
まあ、それはそうだろうとは思う。
隠し立てするでもない下心は自分は嫌いではないが、そういうのが嫌な人間にとっては鼻につくのは想像に容易い。
とは言え、自分にとっては気軽に軽口を叩ける友人であり、気の置けない相手である。
でなければ、賭けの内容に出来る範囲とは言え無条件でお願い事を聞く、なんて物は飲まない。
いや何か賭けようといい出したのは自分だけど。
お互い賭けの内容を読みきれないまま、模擬戦は続く。
「そんなところだね。
羨ましい気がするが、こう言う場合には厄介だな……っ!」
どうしても防御は後手後手に回っている気がする、幸い目で追える範囲なのでどうにか対応していると言う状態だ。
上方からの勢いの載せた一撃は、やはり重いがなんと防ぎ、息をつく暇もなく繰り出した拳、
当たる! と確信した、だから振り抜く行動は止まらない。
いや元々止めようがないのだ、勢いがついたその腕は、もう振り切るしか行き場がない。
だから、ゴムナイフが二の腕を斬り裂くようにしながら彼の身体が飛んでいくのは道理である。
彼の意図通り、2-2。
お互い後はない状態だ。後一撃で、勝負が決まる――!!
「――っ!! 結構きっついな……!」
右腕の痺れと、ゴムナイフが引っ掻いていった左腕がジリジリと痛む。
それを半ば無視する形で彼が飛んでいった方向ステップを踏んで身体をそちらに向けると、銃弾を二発。
痺れがある右腕では正確な狙いは付けられない、威嚇射撃ですら無いような、ただ彼がいる方向に向けて撃つだけの、単なる牽制である。