2018/02/26 のログ
ご案内:「学園内生徒指導室」に萩野 満月さんが現れました。
■萩野 満月 > 学園校舎内にいくつかある生徒指導室、能力を持つがゆえに問題や衝突も多いために持ち回りで生徒指導室で待機しているが、誰も送られてこなければ時間まで待機していれば良いだけなので楽なものだ。
簡易的な机と椅子だけがある部屋の中でスマホを取り出してゲームに興じながら1人の時間を楽しんでいるが、まさか外では生徒の1人が指導室のドアに『満月ちゃんの何でも相談室』と手書きの張り紙をしているなど知らずに。
過去に何度かあったのか入った直後には注意していたが、まさか時間をずらして悪戯されてしまうなど知らずに小さな画面を見ながら、お目当てのアイテム探して夢中になっていて。
■萩野 満月 > 外の廊下では昼休み中なのか生徒達の声が時たま聞こえてくるばかりで、静かな部屋の中で電子音だけがなりながら時折残念がるような声を漏らすばかりで。
「…あぁ、もうまた被りか。ったく、何回周回すれば出るんだ、これ」
やれどもやれどもお目当てのアイテムは出る気配すらなく、だからといって誰か生徒が送られてくる様子もないのでただ時間だけが過ぎていって。
仕事が増えないのはいいことではあるが、こう何も進展しない時間が過ぎるのは精神的に来るものがあるらしく、半ば心が折れかけていたのかスマホをテーブルへと離すとそのまま突っ伏すように顔を埋めてしまうだろうか。
■萩野 満月 > 再びスマホを握る気にもなれず、だからといって誰かが来るわけでもなく時間だけが過ぎてゆき、いつの間にか昼休みの終わりを告げるチャイムがなると部屋を後にしようかと考えて。
部屋を出ると同時に扉に張られている手書きの髪を見つけると不機嫌そうに剥がし、小さな手の中でくしゃくしゃに丸めながら付近に張った張本人がいないか探し始めて…
「また、こんな。どこのどいつだまったく、毎度毎度…」
いくら探しても張った犯人は見つからず、そのまま指導室を後にしてゆくだろうか。
ご案内:「学園内生徒指導室」から萩野 満月さんが去りました。