2015/08/02 のログ
ご案内:「犬飼の自宅」にヴィクトリアさんが現れました。
ご案内:「犬飼の自宅」に犬飼 命さんが現れました。
ヴィクトリア > ……この家、明らかに冷暖房効率最悪だよな

【基本、自宅ではパーカーは着ない
めんどいのでランニングかビキニのようなブラだけだ

端的に言って、ヴィクトリアは基本的にあまりこれといった服を持たないので
だいたいこんなもんである
前はまだ家に来る、という体だったが今は同棲である
自宅がここになってしまえば余計にそうだった

だいたい自室ではヘタするとパンツ一枚で過ごしてたような女である
当然、部屋着ですらめんどくさい
コレでも妥協しているといえる

……で

何がいいたいかというと古い家なのであまり冷えてくれないということだった】

犬飼 命 > 「そりゃそうだ、こんなボロにまともなものがあるかっての」

エアコンのような呼吸なものは存在しない。
あるのは小さな扇風機だけだ。
大通りの質屋で買ったものなのでかなり古い。
それもヴィクトリアに占領されているため仕方がなくうちわを扇いでいる。

「あっつ……迂闊に出歩けないのも嫌な気分だな。
 つか、建物が密集しすぎてここら一帯が蒸し風呂な気分だ」

風通しの悪い街通りに断熱材を使っていない雑な作りの建物。
おかげで部屋の中でも熱中症になりかねない。
汗で使い物にならなくなったため上半身は裸だ。

ヴィクトリアの格好はもう慣れたので何も言わない。
無駄だし。

あまりの暑さは思考を奪う。
いっその事、どこかに逃げたくなる。
ここ最近はそんな暑さが続いていた。

ヴィクトリア > まー、ボクみたいな優秀なCPUはサーバールームでひんやり過ごすべきなんじゃないかと思うんだ
それについてどー思うね?
つーかボクは別に金回りは以前と変わらないからな?

あと、アレだ
ついでに今後の身の振り方って奴
今ンとこまだ無事ってことは、ボクに使い勝手がまだあるんだと思いたいが
このまま2級IDだけ扱っててずっとそーなのかってやつだな

そもそも立場が宙ぶらりんである可能性も結構ある
マスター変更食らったから命令拒否できるあたり、その辺まだマシなんだが
それでもなんか出てきたりシステム的に逆らいようのないヤバイものが出てくる可能性もある
少なくとも邪魔になったらポイの可能性は結構あるからな

言っとくが別にボクはロストなんてしたわけじゃないからな
つまり場所は割れてるからあまりここにいることに意味は無いと思うぞ?
派手なことしないって意味ではまあいいけどな?

【ごろごろ
そもそもヴィクトリアは結構ホテルぐらしが長い
イイトコだろうがそうで無かろうが、少なくともエアコンは完備されている

つまり暑い

まあそれはさておいても少しなんか練らないと身のふりようがない
ボクはともかくコイツがとくにそーだ
腕っ節は強いが感情的で喧嘩っ早い
今のところ僕についててもらうのが一番楽ではあるが……さて】

犬飼 命 > 「あぁ、ヴィクがオーバーヒートで壊れちまうのは避けたいところだ。
 いい加減にマシなところに引っ越すようにしねぇとな」

家を燃やされてからは着の身のまま入居できたところがこのボロアパートであった。
さすがにこの暑さで見に堪えた。
ついでに夜に五月蝿いと苦情があったのも問題であった。
睨んで追い返したが。

「今のところは何も問題ねぇってところだな。
 急に居場所を変えたら目を付けられそうな気もするが。
 こっちから深煎りするような様子を見せなけりゃ問題はなさそうだ」

ごもっともな意見であった。
今更、身を隠すような真似をしていても意味が無い。
逆に相手が監視しやすいように行動したほうが安全な気もする。
考え込みながら頭を掻く。

「んじゃ、あれだなヴィクの用心棒として行動するってのが安全だな。
 相手にとっては要注意人物を一緒に監視できる。
 それで派手なことしなけりゃあ十分だろ。
 もしものときはてめぇが俺の手綱を引けばいい」

ヴィクトリア > ま、ぶっ壊れるってのはないと思いたいけどな?
そもそも自動修復ついてるぐらいだからな

でもこの部屋はたしかにちょっとうんざりするってのはある
あと、せっかくお前って恋人ができたんだから海ぐらい行きたいぞ
行ったこと無いんだボクは

それはそれとして、ボクの子飼いってことになるならボクは相応に働かなきゃいかんとゆー事だ
特に今は公安も兼ねてるからな
兼ねてるっても、便利なときは公安の手柄、不便になったら知らぬ存ぜぬ程度だが
そんでも、気に入らないやつを殴り倒せるだけでもだいぶ楽だけどな?

犬飼の監視役がボクって線は無くはないが、それだとなんかヤバイもの抱えてるってことにはなるぜ?
いやまあ、情報的にはヤバイもの抱えてるんだろーけどさ

ただ、それならボクはお前をマスターにしてる状況は好ましくないんだ
最後の最後はお前の味方をしちまうからな
使えるってのと使うってのは別なんだ

要は今、8割ぐらいしか元のボクに対して役に立たないって状況のがマズイと思ってる
その辺相談したいってのはあるんだが、お前どっかの組織の役にはたたないからなあ……

【犬飼はただでさえ普通の仕事でも危ういのだ
ましてや絡まれる可能性のある仕事はよくないし、かと言って裏方も得意でない
攻撃には便利だが、防御面がからっきしなのだ】

犬飼 命 > 「海か……この暑さは確かに海に行きたくなる気分だ。
 でも驚いたな、ヴィクの方から海に行きたいだなんて言うのは。
 わりと、気にしてたもんだからよ。
 そういうことなら海行くか、タイミングを見計らってな」

ヴィクトリアは体格を気にしている部分があった。
そのため、彼女の口から海に行きたいと聞くとは思わなかった。
嬉しくないというわけではない、むしろ嬉しいところだ。

「あぁー……俺がマスターになったからってことか。
 制限されてるのかどうなのかよくわからんが……。
 それは俺が何かして何とか出来るようなものなのか?」

頭を悩ませる。
何とかしたいという気持ちはあるのだが犬飼が動いて状況が良くなるのか不透明。
かと言って派手に動くわけにも行かないため手をこまねいているのだ。

「風紀委員……?
 ありゃだめだろ、公安とか生徒会とかソッチのほうには手を出さないのがお約束事だからな。
 お門違いだよ。」

ヴィクトリア > ま、リア充じゃないのに海いったって仕方ないからな
この立場だから、したいことは全部しておきたいしな

……体型のことは言うな
そりゃ気にするだろ、特にロボットでコレとか泣く、マジ泣く

【作り物のくせに女性らしくないのはムカつくことこの上ない
ホントコンプレックスにしかならないようにデザインされてる】

要は、お前だけじゃなくボクまで首輪が外れたってことだ
そのせいか、バージョンアップされてんのに権限が制限されてるからな
せめて前と同じには戻らないとマズイし、ボクだったらいつまでもほっとかない

ま、少なくとも犬飼の身の振り方はな、なんかしないとマズイだろ
ってのがボクの結論だ
ボクの取り巻きってなら、落第街のもう少し深いところまで潜る必要あるとおもうぞ
基本的に今まではこっちから波風立てるようなことはやってなかったからな
だから、組織とかにはあんま踏み込んでねーんだよ

【まあ、今より少なくともなんかしないと、という懸念が大きい
せめてもう少しどーにかしたい】

犬飼 命 > 「直接は言ってねーだろうがよ。
 俺は気にしねぇって言ってるだろうが。
 どうせなら楽しむことだけを考えておきなよな」

いつまでたってもコンプレックスの塊だ。
そんな部分も含めて愛している。

「取り巻きは止めておいておいたほうがいいってわけか。
 これ以上、落第街の奥には潜りたくはねぇからな。
 何とかするって言ってもな。
 今の俺は二級学生の立場だからな。
 その立場は変えることは出来ねぇ、出来る事と言ったら……。
 とりあえず引っ越しからだな、もうちょいマシなところに住む。
 悪いが俺にはそれしか思いつかねーわな」

一応、学生の立場を剥奪されているわけだ。
それを偽造の形で二級学生になっている。
少なくともその立場は崩せない、崩したらヤバイ。

ヴィクトリア > そりゃ気にするに決まってんだろ!
考えても見ろ、ボクの体は作った奴の胸先三寸でデザインされるもんだぞ!?
しかも基本的に放っといても成長しないんだぞ?
つまりだ、ボクにとって体ってのは服みたいなもののはずなんだ
それがこう、似合うからっつって子供っぽい服固定ってのは、そりゃ気にするだろ!

【ま、バージョンアップした以上まったく希みがないわけじゃないんだけどさ……】

取り巻きは取り巻きでいいんだが、深いところに潜らない限りは発展性もねーってこと
ま、たしかにお前がいればボクの仕事は確実に楽になるっちゃなるけどな

うーあ、やっぱ相談にはなんねーか
ただマジでボクの取り巻き以外に選択肢ねーってのはマズイと思う
ボクがいないとほんと単なる乱暴なやつだからなぁ……

【ニヤニヤしながらからかい半分で
ただ実際2級IDでいる間は仕事もないってのもある
風紀で狂犬扱いされてるほうがまだそれっぽい

基本的にボク以外には用心棒としても煽りに弱いのがヤバイ】

犬飼 命 > 「作ったやつを恨むんだな。
 大体そういうのは作った奴の趣味が反映されるからな。
 改造……とかそれ以前に知識もねぇから難しいな。
 でもあまり服みてぇに変えられても俺は困るがな」

流石に急激な体型の変化は異常なので無理な話である。

「悪かったな、暴力しか取り柄のない男でよ。
 学問に多少知識があっても実際の社会じゃ役に立たねークソみてぇなもんだ。
 風紀委員の凶犬……ハッ、たしかにそう呼ばれてたほうが楽だった気がするぜ」

からかわれながら自嘲気味に笑う。
いざ放り出されるとなんとも身動きができない自分に呆れてしまう。
以前みたいに地下闘技場で殴り合ってたほうがしっくりしてた気もする。

「あぁ、そうだ。
 海行くんだったら水着買っておかねぇとな」

ヴィクトリア > ま、取り敢えず引っ越し
そんで、ミコトの身の振り方
最後に、ボクの身の振り方だ

ボクは一応、公安の役に立つことも可能っちゃ可能だ
基本的に歩くデータベースだからな

ただまあ正直そろそろなんか手を打たないと
新しいボクが出てきてお払い箱って可能性があるからな
それが怖いってだけだ

いつまでもただ引っ込んでりゃいいわけじゃないってのが面倒なトコだ
ボクは自身の便利を強調しているが、正直、新しいボクが出てきたらそいつは全部持ってるハズだ

ボクは無罪放免って訳にはいかないし、単なる情報屋になるかもしれないわけで
そうなったらたとえ無事だって経済的にツラいからな
実際、ボクは2級IDに生かされてるよーなもんだ

【実際、あんまり楽観できる状態じゃないのだ
僕が拘る理由もここにある
ボクは新しく作ることが出来るからだ
そしたらボクは単なる偽モンだ、オリジナルを似せた違法ドロイドってことになる、たぶんな】

……あー
水着なぁ……似合う奴って思いつかねーんだよなぁ……

【水着みたいなナリをしているが、水着と普段着は違うのだ……】