2015/08/04 のログ
ご案内:「研究区の一室」に洲崎さんが現れました。
ご案内:「研究区の一室」にエルピスさんが現れました。
■洲崎 > 「ん~~…ジュースとかより純度の高いオイルとかの方が良いのかなぁ?」
備え付けの冷蔵庫の中を見回している
■エルピス > ちょこん、と椅子に座って周囲を眺めている。
部屋が汚かったら掃除しようとするかもしれない。
「もう、ジュースで大丈夫だって。」
冗談と捉えたのだろう。
軽い笑いを零し、手を横に振る。
「あ、外で何か買ってくる?
コンビニぐらいならあったよね、確か。」
■洲崎 > 「あ、そう?じゃぁ色々あるよ♪」
アップル、オレンジ、グレープ、パイン…様々なジュースを取り出して並べていく
「僕も甘いもの大好きだからさぁ、たくさんあるんだよねぇ♪
だから、コンビニにはいかなくていいよ♪」
そう言って笑顔を浮かべ、エルピスの隣に並ぶように座っているメアを見てまた苦笑いを浮かべる
この部屋に入った時からこの調子だ
■エルピス > 「う、うん。」
甘味で埋め尽くされた冷蔵庫の中。
冷蔵庫の中には、甘味がみつしりと詰まつてゐる。そんな表現が脳裏に浮かんだ。
ともあれグアバジュースを手にとりつつ、隣のメアへと声を掛ける。
「えっと、メアちゃんは何を飲む?」
■洲崎 > メア「りんご……」
それだけ答えてリンゴジュースのパックを手に取る
「あ、はは…まぁともかく!
エルピスちゃんの検査の結果報告を始めたいなっと思いま~す♪」
パチパチと拍手推しながら自ハイテンションに騒ぐ洲崎
■エルピス > こくりと頷き、メアへとりんこジュースを手渡す。
軽く様子なども伺うだろうか。
「う、うん。」
テンション高いなあ、と思えばやや苦笑しつつも視線を送る。
今にもウェーイと言わんばかりに騒いでいる州崎にはやや困惑気味な様相を見せている。
グアバジュースの蓋を開けて、ゆっくりと飲み始めた。
■洲崎 > 「さて…まずはエルピスちゃんからの重大告白……
なんと!この僕に処女をっ……」
ギロリ、一瞬だけ…メアが普段からは考えられない程の目つきで洲崎を睨む
「あ、はい…冗談です……
えーと…まず、エルピスちゃんの頭の中には脳があったよ。
随分改造されてるけど生体パーツが結構基礎になってるから
エルピスちゃんはプログラムなんかじゃないよ…」
テンションが少し落ちた様だ
■エルピス > 「ひぅっ!?」
後にエルピスはこう語る。『あの時は頭の中が真っ白になった。』
思わず顔を真っ赤にして両手で股ぐらを抑える。
後に続く言葉を聞いて、間を置いて我に返る。
「あ、う、うん。
それは良かった……のかな。」
安堵した様子で胸を撫で下ろす。
"良かった"、と言ったジェスチャーを見せるだろうか。
■洲崎 > 「そうでもないんだよねー、エルピスちゃん常に監視されてるっぽいんだけど…リビドーって名前に心当たり有る?」
首を軽くかしげる
「実は機能検査中にそいつに襲われてさ?
そいつがエルピスちゃんの体をかなーり弄り倒したみたいなんだ。」
■エルピス > 「えっと、うん、しってる」
そりゃもう、ボクの身体を作った常世財団英雄開発課副主任の名前だもん。
聞くまでもなく、そうだったんだろうなと把握しているが故に悲痛な様子は見せず、割りかし平然としていた。
「だから、ええと……そこはあんまり気にしなくて良いと思う。
弄り倒されているのは分かっていると言うか、サイボーグなのは自覚してるから……
州崎さんに頼んだのも、どう弄り倒されているから知りたかったから。
……ええと、その……レポートとかってある、かな。後で読むにも役立つから……。」
■洲崎 > 「レポート?そんなのないよ♪」
そんなの作って流出でもしたら殺されそうだし♪
と笑いながら答える
「だから、今からざっと説明するよ♪
君がどれだけ改造されたか♪」
そして説明を始める
感情を糧にされていること
効率を上げるために感情にすら手を加えられていること
昨日分かったことのあらかたを
そして最後に
「後グリムって子がリビドーにデートのお誘いされたんだけど、行った方が良いと思う?」
■エルピス > 「……」
取り敢えず一連の情報を頭にまとめる。
感情に手を加えられている事も耳にする。
不安を覚えながらも気を強く保ち、脳内で口頭の説明を叩き込む。
大まかには把握した。目の前の彼が嘘を言うとは思えないものの、
印象による歪みや、先程述べられた感情への誘導・干渉作用による過剰な受け取りをしてしまうかもしれない。
そうされていると自覚すれば、極めて冷静に落ち着こうとする。……完全にではないが、落ち着ける。
*エルピスが自身の機能を理解したことにより、感情が少し落ち着きました。*
*同時に、感情によるエネルギーの収集効率が少しだけ低下しました*
「そっか……だからきっと副主任は説明しなかったんだね。
それを自覚しちゃったら、最終的には誘導されているからこうなんだと自覚出来て、感情の動きも落ち着いちゃうから。」
■洲崎 > 「だろうねー、分かってたら落ち着いて効率も落ちる。
それを避けるために秘密にしておく…うん、まぁ普通だね♪
説明を終えても落ち着いているエルピスを見て満足そうに頷く
■エルピス > 「うん……」
ひと通りの話は聞き終えた。
とりあえず、一番の懸念であった、ボクが『造られた人格』ではない事には安堵した。
……手は加えられていたけれど、それでもボクにとっては大事なことだった。
絶望よりも、安堵が強い。
……ホッとした様子で胸を撫で下ろすエルピスの姿が、州崎とメアに映るだろうか。
■洲崎 > 「はい、まじめな話はここでおしまーい♪
後は今後のリビドー君対策だよ♪」
またハイテンションに話を切り替える
■エルピス > 「あっ、え、えっと、そうだったね。
お誘いに行くかどうか、だっけ……」
ううん、と一つ唸る。
思い返せば、副主任と話をしたことはあまりない。事務的な話ばかりであり、気難しい人だと認識している。
「ボクは副主任とお話をしたことがあんまりないから、よくわからないかな……ううん、ごめんね。」
ぺこりと頭を下げた。
申し訳なさそうだ。
■洲崎 > 「そかー…エルピスちゃんなら何か知ってるかと思ったんだけど…」
知らない物は仕方ない、と頷く
「でも脅されてるし、行かないとまずいしね…グリム、ガンバ!」
そうメアに向けて言い放つ
■エルピス > 「う、うん……」
脅す、と来た。
雰囲気は何処か凶悪だったけど、そう云う手段を取る存在なんだなと把握してメアを横に見る。
どんな様子かな、と伺っているのだろう。
■洲崎 > 「そうなんだ、僕もいきなり殴られちゃったし♪」
隣でメアは伝えとく…と言葉を返す
不安そうではない様子だ
■エルピス > 「そっか……えっと……」
なんと言うべきか、困った様子で言葉に詰まる。
間が持たなかったのか、少しの間沈黙が流れたかもしれない。
基本的に不干渉であり、この場で出てきたと言う事は干渉してきたと言う事であり、
その割には情報を秘匿する様子があまりない。もしかしたら口止めされている事実が有るのかもしれないと疑ったが、
どちらにせよ、『調べた事に対して干渉する事こそは分かるものの』『ボクや州崎に何かをした様子がない。』
曰く殴られたらしいものの、大怪我の痕もない。割って入ったにしたやることが控えめだ。
不思議に思うものの、材料がなければそれ以上の追求は見せなかった。
「でも、グリムを指名したんだよね。……何でだろう?」
■洲崎 > 「そうなんだよね…暇つぶしとか言ってたけど何でグリムなんだろ?
性格が合うとかかな♪」
そこまで多く離したわけではないがリビドーはサディスト、いわゆるドSだと確信している
グリムと何か通じるところでもあったのかと笑い
「でもまぁ今回の件でエルピスちゃんの事もいろいろ知れてよかったよ♪
文字通り腹を割ったんだしね♪」
■エルピス > 「あはは、かもしれないね。」
ほんのりと苦笑して笑ってみせる。
案外、本当に大した理由でもないのかも。
よく知らないけど、そんな風にイメージを働かせてみる。
「う、うん。ボクも助かったよ。ありがとう、州崎さん。
この御礼は、何処かで必ずするね。」
ぺこりと頭を下げて礼をする。
長い髪が、ふわりと揺れただろうか。
■洲崎 > 「うん、それじゃぁまた何かあったおいで♪」
そう言って小さく頭を下げる
「お礼ならメアちゃんとグリム…二人と仲良くしてあげて♪」
■エルピス > 「それくらいなら、ボクの方からお願いしたいかも。」
一つ頷いて、人懐っこい笑みをメアへと向ける。
えへへ、と、嬉しそうに笑っているだろうか。
「これからも宜しくね、メアちゃん。
ここには居ないみたいだけど、グリムお姉ちゃんにも宜しくね。」
■洲崎 > グリムお姉ちゃん…?
と洲崎が首をかしげている
「うん、分かった……
よろしく…エルピス……」
メアは気にしていないのかいつも通り応える
■エルピス > 「うん……えっと、そろそろ帰ろっかな。
一日開けちゃったし、心配してる……人が居るかは分からないけれど、ちゃんと帰っておきたいからね。」
飲み干したグアバジュースのペットボトルを無難な所に置きつつ席を立ち、軽く背伸び。
「それじゃあ、またね。州崎さん、メアちゃん。」
■洲崎 > 「またねーエルピスちゃ~ん♪」
洲崎は大きくメアは小さく手を振り見送る
ご案内:「研究区の一室」からエルピスさんが去りました。
ご案内:「研究区の一室」から洲崎さんが去りました。