2017/01/04 のログ
真乃 真 > 『…兄さんのその庇いながら知り合いを売るその感じ好きよ。』

「まあ、止めなかった僕も悪い!それに来た人にはみかんを渡して帰らしているから印象は悪くないはずだよ!」

『完全に困惑してたじゃない…。』

常世でなければ七不思議とかにエントリーできるレベルである。

「くっ!」『…どうしたの。』「みかんの皮剥く気力がでない!」『……。はぁ。』

呆れ溜息をつきながらもみかんの皮をむく少女!
それを真の手の上に置く。

「流石!頼りになるぜマイシスター!」『今回だけだからね。』

手の上に置かれたみかんを自らの異能で口に運ぶ!
何という!なんという怠惰!普段の真の姿からはイメージしずらいものである!

真乃 真 > そんな時!縁側から誰かが駆けてくる音がする!
その瞬間一気に姿勢がピンを張る服装以外はいつもに戻った!

『真兄!大変だ!タコがタコが木に引っかかった!』

「おっと、近所に住んでる太郎少年じゃあないか!
 なるほどそういうことなら僕に任せろ!」

どてらを脱ぎ、黒いピーコートを羽織るといつものように駆けだした。

…短い正月の休暇は終わりを告げた、また、明日から学園での日常がはじめるのだ!

ご案内:「実家」から真乃 真さんが去りました。