2015/06/06 のログ
井戸木さいこ >  修理したラジオをセットして、断線を直したイヤホンを耳につける。
 ひっそりと深夜のラジオを聞きながら、それとなく淹れた紅茶を飲む。

 明日は休日だから、ちょっとだけ夜更かし。

井戸木さいこ > 「うふふ、幸せかも。」

 こんな生活を送れるとは夢にも思わなかったかもしれない。
 来島さんには感謝しなきゃ、そう思いながら暫くの間寛ぎ、日付の変わった辺りでラジオを切る。

「あ、シャワーを浴びるの忘れてたかも。」

井戸木さいこ > 「……体拭くだけにしとこ。」

 色々考えて、そうする事に決めれば、衣服を脱いでお湯で濡らしたタオルで身体を拭く。
 程よい暖かさと水気が心地よい。今度温泉に行くのもいいかな、そんな事を思えば、思わずくすりと笑みがこぼれた。

井戸木さいこ > 「……んっ、拭き終えたし、寝よっかな。」

 小さな欠伸、少し眠くなってきた。ていうかもうねよう。
 パジャマに着替え、眠る事にする。

「うふふ、おやすみなさぁい。」

 誰かが起きてる訳でも、居るわけでもないけど、なんとなくそう呟いて、眠る事にした。

ご案内:「来島邸」から井戸木さいこさんが去りました。