2017/08/23 のログ
ご案内:「クローデットの私宅」にクローデットさんが現れました。
■クローデット > ハウスキーパーが休みの日に、彼との打ち合わせの機会を設けた。
以前転移魔術の護符を渡してあるから、浪費していなければ来れる、はずだ。
ジュリエットには外出してもらい、相手がやって来るのを待つ。
ご案内:「クローデットの私宅」にヴィルヘルムさんが現れました。
■ヴィルヘルム > 青年は時間きっかりに現れた。
護符を浪費するなどということを,この青年がするはずがない。
「…………。」
ドアベルを鳴らし,青年は静かに待つ。
■クローデット > ドアベルが鳴らされると…相手を把握していたのか、さっとドアが開き…手を引くように、青年を中に導いて扉が閉められる。
…「見られる」ことについて、まだ警戒があるようだ。
「直接、玄関の中にお越し下さって構いませんでしたのに。
………ですが、改めて、ようこそおいで下さいました」
青年を中に入れた後、一つ息を吐いてから。
クローデットは、青年に歓迎の言葉と、たおやかな微笑を向けた。
■ヴィルヘルム > さり気なく手を引かれれば,柔らかく握り返して扉をくぐり,
「その方がいいかもとは思ったんだけれど…。」
青年は苦笑をうかべた。…失礼ではないかと思った側面もあるようだ。
お邪魔します。と,改めて頭を下げて…青年もまた,明るい笑みを見せた。
■クローデット > 「ヴィルヘルムがどのように表に戻るか…その言い訳の仕方次第では、こうして会っていることが露呈するだけでも危険なんですから…」
青年の苦笑に、こちらも困ったような、それでいてどこか楽しげな笑みで返す。
「…さあ、リビングへどうぞ。
冷たいお茶をお持ち致しますので、座ってお待ち下さいね」
青年をリビングへ案内すると、クローデットはキッチンに一旦引っ込んで行く。
■ヴィルヘルム > 「………そう,だよね。」
ヴィルヘルムは無論,危機感をもっていないわけではないが,
一方で貴女ほど周囲に注意を払ってもいなかった。
それも全ては“言い訳”の内容次第ということだろうが,
少なくともこの青年は,貴女を“悪い魔女”にするつもりは無かったのだ。
「ありがとう…。」
つい貴女を目で追ってしまう。
悪い癖だな,と首を僅かに横に振って,貴女を静かに待った。