2016/01/15 のログ
ご案内:「コスプレ喫茶『バタフライ・エフェクト』」に加賀背 雄さんが現れました。
加賀背 雄 > (新年も始まり、バタフライ・エフェクトを訪れた加賀背を待っていたのは、また、衣装だった。)

あの、なんでなんですか? なんでバニー服なんですか?
今年うさぎ年じゃないでしょう。
(冷静に店長に真意を問いかける。 そのとおりだ、と店長は頷いた。
 『十二支分用意してあるよ。どれがいい?』 なるほど。クールな答えだ。
 そんなわけがあるか。 いや、慎重に選択しなければならない。
 きっと「丑」とか答えたら巨乳を装備されてしまうし、バニーは言わずもがな。
 戌は首輪だな。 ネズミ…ネズミならいける?虎もなんとか………
 蛇は絶対ラミアだ。 ざわ…ざわ…と周りの空気がさざめく。
 いや、フェイク、フェイク…!これらはすべて、嘘…自分を騙し、
 なんか恥ずかしい格好をさせるための罠……!!)

加賀背 雄 > …………ひつじ!!!
(額ににじむ汗がぽたりと床にたれたその瞬間、顔を上げて店長に告げる。
 店長がにやりと笑った。)

いらっしゃいませ―、バタフライエフェクトにようこそー♥
あったかーい羊さんですよー。 どうぞ温まってくださいねー。
(笑顔でお客さんをお出迎えする。心は泣いていた。
 制服風の衣装に、肩にかけるふわふわのロングケープ。
 頭には巻き角。 外の寒さから逃れたお客さんが、
 暖を取るためにケープの中に手を突っ込んだり、ハグしたりする。
 この角みたいに自分もネジ曲がりそうだった。)