2016/01/24 のログ
ご案内:「コスプレ喫茶『バタフライ・エフェクト』」に加賀背 雄さんが現れました。
加賀背 雄 > お疲れ様でーす。 なんか、今日から新しいフェアをやるって聞いたんですけど…。
(シフトの都合で会議に出れなかったので、結局何をするかはまだわかってない。
 バタフライ・エフェクトについてから、店長に確認。
 『今日からのフェアは学校! だけど派手なのじゃなくて、
  もっとノスタルジアを刺激するような何かをこう…アレするやつ…』
 エアろくろを回す店長に良い予感はしない。)

こんな真冬にスクール水着とか言いませんよね。 凍死しますからね。
(予め釘を指しておく。 男子だって冬は暖かくしたい。 大丈夫、と
 店長がうなずいた。 『セーラーだから安心して!』力強い言葉に押されて、
 渋々頷く。 警戒していても始まらないし。)

加賀背 雄 > おお………
(衣装を見て唸る。 バタフライ・エフェクト史上最も地味な衣装なのではあるまいか。
 紺色のセーラー服にロングスカート…それに白いハイソックス。
 寸分足りとも校則から足を出していないと主張する、パーフェクトなノーマル制服…
 流石にこれは気合が入る。今までバニーとかへそ出しとかしてたのは何だったんだ。
 いそいそと着替えて、メイクはごくごく軽く、本当に必要最小限。
 ウィッグもつけて、眼鏡は度なしのもの。これでよし。)

準備できましたっ!
(元気よく店長に報告。 我ながら完璧に純朴な女子生徒ッて感じだ。
 女っけの薄さがすごくよく出ている。男子だからだけど。
 『オッケー。あ、あと首元にこれね』 店長が最終チェックしてくれるけど、
 1点問題があったみたいだ。 ん、と顎を上げるようにすると、何かが
 巻きつけられる。 かちり。小さな金属音。 姿見を見ると、
 赤い首輪が追加されていた。)

純朴が――――!!!
(純朴感が一転して淫靡さになってしまった。 手でぐいぐいやるけれど、
 小さな南京錠が取り付けられているせいで取れない。
 なんとも言えない顔で店長を見るけれど、店長は「成し遂げたぜ」みたいな
 ご満悦の表情であった。)

加賀背 雄 > いらっしゃいませー。バタフライ・エフェクトへようこそー。
(お客さんの視線がものすごい首に突き刺さる。 純朴が……
 テンション下がり気味の接客になってしまっているのだが、
 お客さんたちからは「あのナリで気怠げな感じ」とか
 「真面目なクラスメイトが首輪つけてるみたいな奴いいよね」とか
 変に評価されているのが余計微妙な気持ちになる。
 表面的には恥ずかしくないけど、代わりにインモラルな恥ずかしさがある。)

揚げパンとホットミルクのセットがおすすめでーす。
いえ、えっちな本じゃない方ですし、そういうのは「なんかのほね」で買ってください…
(お客さんのセクハラムーブにも突っ込みは冴えない。
 むしろ気怠げな突っ込みを貰いたいからお客さんが頻繁にボケてくる。)

加賀背 雄 > (とりあえずなんとか業務をこなして、いそいそ撤退。
 まあ寒いからお客さんもそこそこだったし。)

ご案内:「コスプレ喫茶『バタフライ・エフェクト』」から加賀背 雄さんが去りました。