2016/03/27 のログ
ご案内:「常世大ホール裏」にアリスさんが現れました。
アリス > 「こちらスネーク。只今所定位置に到着。」

卒業式の真っ最中、通用口付近茂みに到着し、トランシーバで連絡を取る少女一名。
手には大きなダンボールを抱え、何かしらのドサクサを狙って待機している所。

トランシーバから応答あり。

「OK,何かしら他の騒ぎが起きたら連絡して下さいです。」

そして、しゃがんで待機。

ご案内:「常世大ホール裏」に月見里 神女さんが現れました。
月見里 神女 > 「うー、間食間食」

今、おやつを食べる場所を求めて、
全力疾走している私は、
ごく一般の臨時教師。

なんで探してるのかっていうと、
なんというか人気のない場所で食べる背徳感を楽しみたいってとこかな――

そんなわけで大ホール裏にやってきた私は、
何か大きな段ボールがあるのを発見した。

「ウホっ、いい段ボール……」

当然のごとく、ふらふらと近寄っていく。

アリス > む、誰かが来る模様。
声を聞いて息を潜める。

体は隠れていてもダンボールは隠し切れませんでした。
気付いた時には時既に遅し。

トランシーバに緊急連絡。

「コード2です、何者かに発見されました。
作戦、CKT(コスプレ記念品テロ)失敗の可能性が大きく…」

トランシーバのスイッチを切り、顔をひょっこり出して。

「いやいや、そんな中に入りたいって感じで来られても…入りますかー?」

近寄ってくるスーツの女性に、とりあえず小首傾げつつスネークミッソンお誘いのふりをしてみました。

月見里 神女 > 何やらかわいい子が顔をのぞかせる。
ほほう。これは。
とうなるような声を心の中であげると、
なんと、さらにお誘いまで。

「おっと。いいのかい?
 私は可愛い子のいう事ならほいほいのってしまう女の子なんだぜ?」

サムズアップでとりあえず了承の意を示して、
いそいそとさらに接近しつつ、

「しかし、お菓子を食べるスペースを探していて、
 こんなかわいい子のお誘いを受けるなんて――
 ふむ。
 運が廻ってきたかな?」

なんてしたり顔で頷いてみたり。
そういえば、何か作戦がどーとか聞こえた気がするけど、
さらりと流してしまおう。

アリス > あれっ、普通に入りそうっ!?
むーん、と悩む時間もないなぁ、と考えて。

「乗るんですかっ!
いや、実は中身が詰まってるものでしてー。
お菓子?を食べる……卒業式、退屈……はっ、さぼり!」

空笑いしてずっしり重いんですよ?とダンボールを一旦置いて重みのある音をさせてみました。
そして何かに気付いた顔をして連想ゲーム発生。
もしかして、卒業式が退屈でサボってる先生か係員の人ではないだろーか、とあてずっぽしてみました。

月見里 神女 > 「そりゃ乗るとも。乗らないでか。
 まぁ、私は所詮臨時教師だしね。」

さらりと答えをいう。
そもそも隠すつもりなんてさらさらないのだから当たり前ともいう。

「それにしても、いっぱい詰まってるんだねぇ。
 ふむ。よかろう。
 私が手伝ってあげようとも。」

こうみえも力はあるんだよ、
とムン、と気合をいれるが、
別に凄い力こぶができるわけでもない。

「しかし。何やら楽しそうだねぇ?」

アリス > 「……成程ー。お仕事がある訳じゃない先生なのですねー。」

成程納得。
そりゃ暇しますですね、と頷いて。

「いいんですか?それならちょーっとあの通用口を通ってこの記念品(無許可コステロ用)を入れ替えに行きたいのですけれどー。」

頼めますか?と独断で作戦変更。先生なら通用口通れるかも知れない。

「あ、解りますか?そのですねー、記念品って普通つまらないものを贈るみたいなんですよ。で、面白そうな記念品と取り替える企画が・・・」

気付いたら
口 が 滑 っ て ま し た

月見里 神女 > 「そーゆーこと。
 まぁ、臨時は臨時でやる事あるだろうとかいわれても、
 よく言うでしょう。何、問題ない。と。
 まぁ、雑務押し付けられたけど、もう済ませてしまってね。
 シカタナイネ。」

ふむ。と入れ替えにいきたいと聞いて少し考えるそぶりをして――

「成程。記念品を入れ替える。か。
 ふむ。
 なるほどなぁ。」

そういってアリスの肩をつかもうとしつつ顔を近づけ――

「実に……」

真剣なまなざしで――

「面白い。うん。いいよ。
 ふむ。
 そういう事であれば――
 私の異能の出番、であろうよ。」

――怒るかと思えば超乗り気だった。
しかも、
異能まで使う大盤振る舞いだよこの人。

アリス > 「問題ないんですねー。…」

成程、まかされる仕事は重要なものにはならない、と。
臨時職員ならそーゆーものでしょう、多分。
ふむふむ、と説明を噛み砕き。

「……あっ。」

滑った口に気付いて、肩をつかまれ、表情真っ青。

「あれ乗るのですかっ!?
やる気になると思いませんでしたよっ!?」

予想外でした。まさかの超乗り気。
じゃ、じゃあお任せします、とダンボールを差し出してみて。

月見里 神女 > 「そりゃあ、面白そうだもの。
 そうねぇ。」

少し考えながら。段ボールをそっと撫でると、
段ボールが消える。

「こんなこともあろうかと!
 よし。この手にしようか。」

そして、ポンっと現れたのは大きな花束と小さな花束。
そして小さな花束をアリスに差し出しつつ――

「卒業生に花束手渡したくてという感じで乗り込んで、
 堂々とすり替えちゃいましょうか。」

花束で使用回数1回、
すり替えに使用回数1回(予定)

異能の無駄遣いプライスレス。

アリス > 「気が合いそう、なのですよー。」

同類っぽい感覚を感じて、こくり。
おぉ、と目を丸くしてダンボールが消える様を見て。

「え、って、そういうすり替え?!」

異能の出番ってそーゆーことですか!と遅れて気付き、小さな花束を驚きの余韻から覚めない間に受け取って。
ちょっと呆然。

「その発想もなかったですよ!?出来るのですか乱入!?」

卒業生の人に顔見知りは…一応宅配便のお客さんにはいるけれど、いけるかなー?
考えてもちょっと解らない。

月見里 神女 > 「出来るんじゃない?
 私がメイン、お嬢ちゃんがお手伝いさんで。
 何、私の突拍子の無い行動は今に始まった事じゃない。」

自信満々にどうどうと言い放つが、
当然のごとく、褒められた行動ではない。

「ま、私の異能、緊急手段(こんなこともあろうかと)は、
 事前に用意していた品物を取り出す程度の異能だけど、
 雑貨程度ならいくらでも取り出しできるけど、
 特別なものは一日3回までなのが欠点とはいえ――
 
 ――今我々がやろうとしている野望に対して、
 これ相応しい異能もあるまい?」

そして、どや顔でこの台詞である。

アリス > 「なんとゆー。
それなら出来そうな気がしてきました!」

言葉から感じる毎度おなじみ感に、なんとなく納得されそうなんだ、と出来る気がしてくる。
やれる、やれるんだ、と気合が高まる。

「おぉ、物理を動かせる異能っていいですよねー。
仕舞ったり取り出したり、雑貨程度なら自由って、一度は夢見る某ポケットですよそれっ!」

色々くすぐられる異能に目キラキラ。
野望達成も間近だ!と笑顔が浮かぶ。
さぁ、いくぞ、と通用口を見て…あれ、通用口の人が怪訝な目でこっち見てませんか?どこかに連絡してるよーな。

月見里 神女 > 「ま、ともあれ、行こうか。
 ふふふ、凄いだろう、もっとほめてもいいんじゃよ。
 私が調子に乗る。」

そういってこちらも上機嫌である。
そして、こちらも通用口をみたところで――
何か連絡されている。
ちらりとアリスちゃんをみる。

なるほど。つまり。

「待て、誤解だ。女の子に花束を渡す手伝いをしてくれ、
 と頼んだんだ。
 こっちが近道だから通ってきただけで、
 まだ手をつけていない。無実だ……!」

ほら、証拠に両手いっぱいの花束があるじゃないか、
と連絡している人に見せつける。

恐ろしいほどのごり押しである。

なお、月見里先生が女児についに手をだしやがりました。
そろそろ捕まえませんか?といわれてたんじゃないかという憶測だが、
おそらく大きなところで間違っていない気がする。

アリス > 「おぉー、乗っちゃいましょう!
いよっ、潜入の申し子!天才!」

乗せてみようとしてみましたけれど、やっぱり通用口からこっち見られてます。
で、スーツの人からもこっちに視線を…。

「そうそう、頼まれ、ってまだってなんですかー!?」

言い訳に乗って誤魔化そうとしたけれど、気付いてしまった言葉に突っ込み。
そして……呼ばれたと思われる応援数人が足音と共に来ました。
ちょっと詰め所もとい事務所でお話を、とゆーお話を私たち、いや先生に向けているようでして……どう、しよう?このままだと確保ですよ?

月見里 神女 > 「ふははははは――え、まだって。
 そのうちとかいずれはって意味で。
 はっ。」

なお、この会話は全てスタッフの方々に聞かれています。
月見里先生、ちょっといいですか?
反論はいけませんからね?
まぁ、お説教だけですから?
なんて声が聞こえてくる。

私は冷静に、静かな声で、クールにニヒルにアリスちゃんに向けて言う。

「――すまない。ゲームオーバーのようだ。」

その証拠に女の先生がアリスへ向けて、
ちょっとこのお姉さん預かりますから、
私達と一緒にお茶しましょうか、
等と話しかけようとしている。
もはや、手遅れ、圧倒的手遅れ――!

アリス > 「あ、これって私もゲームオーバー…」

気付いた時には時既に遅し。
反論不可、お説教しますって流れが出来上がってる。

諦めた表情を浮かべて。

「しょーがないですね、……今回は……」

がくりと項垂れて、連行も同行も好きにして下さい、と膝をつき。
せめてもの収穫にと各先生方のサイズを目測で計る位はしておくのでした――
来る入学式の為に。

月見里 神女 > 「すまない――少女。
 例の代物は郵送しておく――」

がっくりうなだれながら強制連行されてゆく。

ああ、無情――

ご案内:「常世大ホール裏」から月見里 神女さんが去りました。
アリス > 「無念、無念ですよ……」

項垂れたまま連行されて、CKTは、入学式に持ち越しに……なるのかどうかは、もー少し先のお話。

「そーいえば、自己紹介、してませんでした。」

それに気付いたのは、OHANASI中だったとか。

ご案内:「常世大ホール裏」からアリスさんが去りました。