2016/08/01 のログ
ご案内:「海底遺跡郡・朱夏の遺跡」に真乃 真さんが現れました。
真乃 真 > 夏にしか入る事の出来ない特殊な環境にある遺跡 朱夏の遺跡!
そこに突如!異常発生したルインワーム!
一体朱夏の遺跡に何が起こったのか!?
そして、遺跡に隠された驚きの真実とは!?

今!朱夏の遺跡の秘密が明かされる!!?

「ここが朱夏の遺跡がある島か!」

砂浜に降り立つ男が一人首には異様に長いタオルを巻いた男である。
男は洞窟の入口へと向かって歩いていく。
洞窟の入口付近のキャンプには先行していた調査隊と真と同じようにバイトに来ただろう学生が何人かいた。
真はそれらの人と幾らかの会話を交わして昼食を受け取る。
当然情報収集も欠かさない!未知な場所の探索では情報が明暗を分ける事になるのだ!

「なるほど!ルインワームは節々の部分が弱いのか!」

先に来ていた調査隊の話を聞いて頷く。
他にも炎や電気なんかには弱いようだが真はそういった攻撃手段を持っていない!
つまり、戦闘になった時はこの弱点を突いていかなくてはならないのだ!

「それじゃあ行ってきます!なぁに大発見して無事に帰ってきますよ!
 読みかけのミステリーの犯人を知るまでは少なくとも死ねませんからね!」

そんな事を調査隊の人たちに言い残して遺跡への内部へと歩みを進めるのだった!


【修復】
[1d15→15=15]
真乃 真 > 修復15.
なんと、君たちは偶然この遺跡の中でも重要な遺物を発見した!
これはどうやらこの遺跡の研究を大いに進められる証拠になり得るようだ。
それが何であったかは自由に決定して良い。調査員たちに報告すれば随分と感謝されるだろう。
(バイト代ボーナス+2500円)

真乃 真 > 本日の真はフル装備!つまり風紀委員の時に使っていた武器を持ってきている!
危険な生物との戦闘が予測されているからである!
久しぶりに感じる武器の重さに懐かしさを感じながら自らの直感を頼りに道を進んで行く!
高い縦穴でさえ真の異能を駆使すれば上り下り自由なのである!

「な、何だこれは!」

そうして運よくルインワームと遭遇せずにたどり着いた巨大な部屋その中央には巨大な船、いやどちらかといえば宇宙船に近いものが置かれていた。
遺跡の造りと比べれて明らかに不釣り合いなそれはやはり長い年月ここに置かれていたのだろう苔に覆われてしまっている。
今まで辿って来た道を考えればこれをここまで運び込んだとは考えにくく又、運び出すのも難しそうである。
おそらく何らかの方法を用いてここで使うか。あるいはどうにかしてここに来たか。
専門的な事は調査隊の人達に任せるとしてとりあえずこの場所の写真と行き方を記録しておくとしよう!

「はあ!それにしてもカッコいいな!ビームとかでるのかな!?」

結局その船の外観を思う存分堪能した真乃真は次の場所へと向かうのだった。

【戦闘】
[1d15→6=6]
真乃 真 > 駆除6.
どうやらここは幼体を育てる保育部屋のようだ。壁一面に掘られた穴の中にルインワームの幼虫が動いている。ちょっと気持ちが悪いかもしれない。
見張りや護衛の虫もいないようだ。今のうちに幼虫を潰してしまえば虫達に打撃を与えられるだろう。だが子供なのだからと哀れに思って彼らを見逃しても仕方ないかもしれない。
(バイト代ボーナス+500円、ただし見逃したのならボーナスはなし)

真乃 真 > 次に真がたどり着いたのは壁一面に穴が開いてボコボコとなっている部屋だった。
その中を覗けば…おそらくこれがルインワームの幼虫だろう白っぽい生き物が蠢いていた。

「うわ!凄いいっぱいいる!」

幼虫の内にこれらを退治してしまえば遺跡に巣食うルインワームの数を一気に減らすことが可能になるだろう。
可哀想だがしかたがない…調査隊の人たちを助けるためだ…

「ごめん!!」

……右腕に構えたボウガンにボルトをセットし穴の中に向ける。
すると、そのなかの幼虫の一匹と目が合ったような…気がした。

「駄目だ!!やっぱり僕には無理だ!!本当にズルいな僕は…!!」

…この場所については後で調査隊に伝えるつもりだそうすれば後から来る学生たちが退治してくれるかもしれない。
嫌な気分になりながらその部屋に背を向けて次の場所へ進む。

【修復】
[1d15→9=9]
真乃 真 > 修復9.
君たちがこの部屋を訪れた時にはすでにルインワーム達によって壁も天井も床も食い荒らされた後だった。おまけに酸がところどころにひっかけられて、貴重な遺跡の史料が見るも無残な形になっている。
ここを修復するのは難しい、次の部屋に移動しようとするなら足元や天井からの落下物に注意すること。
(バイト代ボーナス-250円)

真乃 真 > 「…これは酷いな。」

おそらく元々は何らかの資料が残っていたのだろう。
文字のようなものが点在する壁、穴だらけで下が覗ける床、パラパラと小石が落ちてくる天井。
…ルインワームの仕業だろう。
今まで直接酷い被害にあった部屋は見たことなかったのでそこまで悪い生き物だとも思っていなかった。
でも、駄目だ。これは駄目だ。あれは人が残そうとする言葉を奪うものだ。
きっと、この壁に書かれた言葉にも後の人たちに残そうとした思いが込められていたのだろう。
それを無にする生き物だ。せめて、遺跡に現れなければこんなことにはならなかったのに!

崩れそうな床を慎重に進みながら次の部屋へと向かった。

【駆除】
[1d15→12=12]
真乃 真 > 駆除12.
隠れられそうな場所でルインワーム達を観察する。未だに生態に謎が多い生き物だが
じっと観察するにつれ、どうやら隊長と兵隊のような役割がそれぞれに振り分けられていることを見抜けるかもしれない。
また彼らは一度通った道に何らかのフェロモンで印をつけてこの複雜な遺跡でも迷わないようだ。
このことを調査員たちに報告すれば喜ばれるだろうし、もしも君たちがそのフェロモンを撹乱する方法を持っていたのならば駆除が有利に進むかもしれない。
(バイト代ボーナス特に無し)

真乃 真 > …そういえばさっきから一度も成虫のルインワームに会っていない気がする。
アルスマグナ先生の事前講義の写真で見たぐらいである。
そんな事を思いながら道を行くと…

「おっと危ない!これは僕じゃ無ければ確実に転んでたね!!」

床に空いた穴(恐らくルインワームによるものだろう)に躓きそうになったが咄嗟に異能で態勢を戻す。
やれやれと汗を拭うとその穴から音が聞こえる事に気が付いた。
覗き込むとそこには成虫のルインワームが何匹かいるのが見えた。
どうやらその中でも少し大きい個体がリーダーをしているように見える。

「あれは何をしているんだ?」

その一番大きい個体が進む際に腹部を床につけて不自然に歩いているのを見た。
その、奇妙な行動が何をしているのかもしかしてお腹が痒いのだろうかとか思う真であった。

【駆除】
[1d15→3=3]
真乃 真 > 駆除3.
どうやらこの部屋にはルインワームの影がない。ただし、部屋の床の半分ほどを海水が浸しており、水面から海藻や魚影など豊かな水資源が見える。
周辺に散らばった魚の骨などから見るに餌が豊富であったことも異常発生の一つなのかもしれない……。
(バイト代ボーナス特に無し)

真乃 真 > 「…潮の匂いがする。」

進んだ先には水場があった。
照らしてみれば水は澄んでいて多くの魚や揺らめく海藻が見える。

「…もしかしてあれ奥に行けるんじゃないか?」

水に浸かっている奥にはまだ道があるような気がする…。
壁のでこぼこを伝って進んで行けば水に落ちずに行けるだろう。
気になる…。

「よいしょ!!」

ぬるりとした壁面にしがみついてゆっくりと濡れずに進んで行く。
何度も滑って落ちそうになるが異能で姿勢を整えて少しずつ!少しずつ進んで行く!
グネグネと曲がり狭くなった洞窟を進んだそ先で真を待ち受けていたものは!!

「…こ、これは!!」

真乃 真 > 夏の太陽の光と吹き込んでくる風!
そう、いつの間にか外に出てしまっていたのだ!
この滑る狭い足場の道は普通に進むにはあまり向かない。
…普通に今までの道を通るのが安全だろう。

こうして、真乃真の冒険は終わった!
だが謎はいくつも残っている!
あの船の正体は!?ルインワーム大量発生の原因は!?そしてこの遺跡の秘密とは!?

その謎を解くのはあなたなのかもしれない!!

─完─

ご案内:「海底遺跡郡・朱夏の遺跡」から真乃 真さんが去りました。