2017/11/30 のログ
ご案内:「常世祭会場」から八百万 頼さんが去りました。
美澄 蘭 > 「………、そう。
でも………信じてる、から」

言葉を濁され、視線を落とすも…「信じてる」の言葉の時には、まっすぐに相手を見た。

「ん〜………難しいんだけど、男の人に言われるのと女の人に言われるのとではこう、目線の位置が違う感じ!
あと、その例だと向ける対象の性質が大分違うと思うの」

譲らなかった。「自分は猫とか変なキーホルダーとかと同じカテゴリーではない」と言わんばかりだ。

「そう…なら、コミュニケーションが上手く出来れば、お友達に…
………って、そういえば、「子」ってことは女の人?」

ふと、気付いたようにそんな疑問を零す。
だから嫉妬するとか、そういうことはないのだけれど。

「んー…とりあえず、買ったもの落ち着いて食べたいわ。歩きながらだと、ちょっと色々心配だし」

そんなことを言いながら、「恋人」と一緒に歩いていく。
スカートにローファーだからあんまり活発には動けないだろうけれど、それでも、初めて出来た「恋人」との常世祭を、めいっぱい楽しんだのだった。

ご案内:「常世祭会場」から美澄 蘭さんが去りました。