2015/07/30 のログ
ご案内:「常世グランドホテル34階」に正親町三条楓さんが現れました。
正親町三条楓 > 常世グランドホテル34階。
いつもの部屋に、私服の楓の姿があった。
夏だけあって薄着である。

ご案内:「常世グランドホテル34階」に加賀背 雄さんが現れました。
加賀背 雄 > (重々しい扉を、こんこんとノックする。 大きく、ゆっくりと深呼吸。
 彼女に呼ばれるのはこれで2度めだ。 いつもの、”ホシノカミ”としての
 動画配信に流れた1つのコメント…それに気づいてしまったのは、幸か不幸か。)
あの……”ホシノカミ”です、にゃん。
(若干ぎこちない語尾。 強制されたわけではない。あくまでも自主的なものだ。
 言われずともやる…それには理由がある。
 あの日以来、気づいてしまったのだ。 自分の中にある”なにか”に。)

正親町三条楓 > 「――いらっしゃい」

少し不機嫌な様子の楓。
が、それらしい素振りはあまり見せず。
ただ入り、ソファーに座るように促す

加賀背 雄 > …なにかあったんですか? その、僕を呼び出したってことは…
(促されるままにソファに座る。ぴたりと膝頭を合わせ、少し足は斜めに。
 彼女の方を見やる。 あまりいい気分ではなさそうな彼女に問いかける。
 相手のことが心配なのだ。 袖すり合うもというけれど、
 自分と彼女の縁は、少なくてもそれよりは濃いだろう。)

正親町三条楓 > 「――別に。
ふふ、ちょっと、あなたの『配信』というのを、生で見てみたくなりましてぇ」

くすくすと笑いながら。
――ちはやとあの少年、ビアトリクスのいちゃつきっぷりに腹が立った、とは言えない。
慰み者にするわけではないが、せいぜい憂さ晴らしに付き合ってもらうとしよう。

加賀背 雄 > 配信を、ですか。 別にいいですけど、特に何があるわけでもないですよ。
少しだけカメラの位置を工夫するだけです。 あとは…どう動くか考える、とか。
(相手の提案は、若干驚くべきものだった。 てっきり慰み者にでもされるかと思っていた。
 安堵半分、驚き半分と言った調子で答えるも、軽く頷く。)

少し時間を貰えれば。 あと、式典委員会として、なにか発表することがあれば、教えてください。
配信するときは、何かしらの報告をすることにしてるんです。
(始めるとなれば躊躇はしない。 かばんに入れて置いた小型のノートPCとカメラを取り出し、
 手頃な場所を探す。 バストアップが撮れる机か、あるいはもう少し引いて撮れるソファか。
 どちらがいいかな、と視線を巡らせて。)

正親町三条楓 > 「式典委員会からは特にありません。が――

下半身には何もつけずに配信してください♪」

もちろん、ただで配信させるつもりもない。
そう、一歩間違えれば破滅に叩き落とされる背徳――それを味わってもらおう。

室内のものは全て好きに使っていい、と付け加え。

加賀背 雄 > な…にも、ですか? いや、それは…その…
(提案に眉をひそめ、ぎゅっとスカートの裾を握る。
 やはり慰み者にされるのだ。 そして、自分は彼女に抗うことは出来ない。
 ごくりと息を飲んでから、大きく息を吐いて。 大きめのテーブルの上に、
 ノートPCとカメラを設置する。 テーブルの前に座る形になれば、
 胸から上が映ることになる。 下半身が裸でも、さしたる影響はないはずだ。
 自分の自尊心以外は。)

じゃあ、ここでやらせてもらいますからね?
(彼女に確認するように声をかける。 微かに声が上擦り、手が震えた。)

正親町三条楓 > 「はい、どうぞぉ」

こちらは飲み物片手に、カメラの後ろで優雅に見物。
――さて、どうなるか、ゆっくり見学させてもらおう。

もちろん、ここからだと彼の下半身もよく見える。

加賀背 雄 > ……ふー…っ…
(大きく深呼吸。 ぱっとスカートに手をやって、下ろす。
 ショーツに、ガーターベルトに手をやって、下ろす。
 最後に残るのは猫の尻尾。 尻尾は服やショーツに
 取り付けられていない。 尻尾の先端が消えていく先は…お尻の間。
 彼女が、それに気づかないわけがない。 頭の中が熱くなる。
 こんな目に会うなら、こんなことになるのなら……? 
 自分は何をするつもりだったのだ? 自分の考えに首を横に振る。)

じゃあ、配信始めます。
(手早く配信準備を整えていく。 窓が見えると、景色から居場所が
 特定されかねない。 壁と自分が映るように準備を整える。
 カメラの位置をチェックし、配信準備を整えるその顔はわずかに上気していた。)

皆さん、こんばんは。 ホシノカミです。 雑談配信というわけではないのですが、
今回はみなさんに…ええと、アンケートを取りたくて配信を実施しています。
(カメラに小さく手を振る。 普段より少し高い声は、女性としてはハスキーなものに
 聞こえるだろう。 話すこともない割に、うまく話を広げていく。
 視聴者を示す数値があっという間に上がっていく。)

正親町三条楓 > 尻尾に見えて、実はプラグを持ってきたというわけだ。
なんともいやらしい。

――楓はにっこり微笑む

「――ふふ」

少しだけ笑うが、声は出さない。
彼をまるでいつくしむように見つめ

加賀背 雄 > ええと、そうですね…まずはSNS<ドリームランド>についてです。
皆さんは一日どれくらい使われているでしょうか。 また、頻度というか…
悪い言い方をすれば依存度はどれくらいでしょうか。
(カメラの向こうには彼女が笑っている。 思わずそちらを見そうになるけれど、
 必死にこらえる。 人がいるということを意識してはいけない。
 平静を装いながら、コメントを見て頷いて。)

ヘビーな方ばかりかと思ったんですけど、ライトな方も多いみたいですね。
よかったです。 <ドリームランド>は有益な情報を皆さんで共有するためのものです。
短い時間でも、少しでも投稿してもらえれば、それが誰かのタメになるかもしれません。
是非お友達を誘って上げてください。
(少しづつ復調してきたのか、言葉がよく出るようになる。
 カメラに向かってウインクする余裕すらある。 大丈夫だ。やれる…はず。)

正親町三条楓 > ゆっくり、そしてねっとりと『ホシノカミ』を見つめる。
彼は一体、どれほどの人数に見られ――そして、快感を感じているのだろうか。
ほとんど視姦されているようなものだろうに。

「――♪」

用意したボードを掲げる。
AD用のミニホワイトボード……式典委員会がイベントで使うものだ。
そこには

『ファンサービスに一番上のボタンを外して』

と書かれていた。

加賀背 雄 > …そ、それでっ、ですね、次の質問は……
(彼女のねめつくような視線が想起させる。 コメントの向こうには人がいること。
 そして…”ホシノカミ”として振舞っている自分に、肉欲を抱くものもいること。
 ぞくりと背筋が震え、一瞬動きが止まる。 慌てて手を動かした。)

次は…そうですね。 ボク、”ホシノカミ”の事をどう……思いますか?
(命じられるままに、一番上のボタンに手をかけてそっと外す。
 「なんだか熱くなって来ちゃいました」と小さく付け加えて、
 なるべく違和感を削いでいこうとして。)

正親町三条楓 > 彼の仕草に満足そうに頷く。
そして自らのスマホを操作し、書き込む――

『今日のホシノカミ、なんだかエロくね?』

ネットの海に投げ込まれた、ひとつのえさ。
さて、反応はどうか

加賀背 雄 > えっ…え、あ、いや、そんなことないと思うんです、けど…。
(ある1つのコメント… 「なんだかえろい」 その言葉に、他の者も追従する。
 「なんだかエロい」「発情している」「XXしたい」 コメントが卑猥な色に
 塗り潰されていく様を見つめながら、必死に手を振って流れを抑えこもうとする。
 しかし、その程度で止まることはない。 回線の向こうに、モニタの向こうにいる
 人々に、自分がアクセスする方法はないのだ。 人々の視線が、
 自分の身体を這いまわるような感覚。 ぶるりと震え、瞳が濡れる。)

あ、あのッ! 次の話題、次の話題に行きましょう…!
(一度動き出した匿名の流れを押しとどめることは難しい。
 恐れと、その裏にある恍惚に身体が震える。
 顕になった下半身…そこに突き出たシンボルが、
 強く、固くなっていく。)

正親町三条楓 > ふふ、思ったとおり。
彼は、大勢に見られる事で感じるタイプのようだ。
そのあまりにも卑猥な姿に、ちろりと舌で唇を舐め。

『足を大きく開いて』

ボードを再び掲げる

加賀背 雄 > んっ…ふ、皆さん、少し落ち着きましょう。 その…ボクはアンケートを取りたいのであって…
(ボードをちらりと見て、微かに声を震わせながら答える。
 椅子の肘掛けに膝を引っ掛ける。 彼女からすれば、しっかりと命令に従っていることが
 分かるだろうけれど、カメラからは下半身は隠されている。
 すっかり背もたれに身体を預けているようにしか見えまい。)

正親町三条楓 > 足を開けば、そそり立ったそれが見えるか。
物欲しそうにひくつくそれを見つめながら。

――ネットの反応はさらに大きくなっていく。
彼の鼻にかかったような声、ピンクに染まった頬を見れば。
誰しも思う事だろう。

『続けて』

とだけボードに書き

加賀背 雄 > だ、ダメ…お願いです、これいじょう…は、止めてくださいっ…!
(声を向けたその相手は、モニタの向こうでも、自分に命令を下す彼女でもない。
 自分の中にある”なにか”だ。 こんな惨めな、恥辱にまみれた状況なのに、
 それを食い物にして自分の中に甘い疼きをもたらす”なにか”。
 弱々しく首を振るけれど、”なにか”が止まるわけではない。
 コメントを見る表情は、怯えと恍惚がないまぜになったもの。
 呼吸は荒く、瞳はとろとろに濡れていて。 自然と手が胸、そして机の下へと動く。)

正親町三条楓 > あぁ、素晴らしい。
彼の何かが『花開く』。
その様を、存分に見てあげよう――
ネットの、観客たちと共に。

「くす――♪」

彼女は何も言わない。
ただ、視線を向けるだけ。

加賀背 雄 > っ……いっ…っはぁっ、あっ……
(ぎゅっと自分の身体を抱きしめる。 泣きそうな、よろこんでいるような表情。
 最早カメラに自分が写っているなど、意識すらできない。
 いくつものモニタ越しの視線ガ、そして直に当たる彼女の視線が、
 自分の中の”なにか”に燃料として供される。 そしてその”なにか”が
 大きく首をもたげたその瞬間に…)

…―――ッ…ぁ、あ、ぁっ……♥
(とろんと蕩けきった表情を晒し、ぶるぶると身体が大きく震える。
 その表情の意味をわからぬ彼女でも、視聴者でもないだろう。
 見えざる視線に苛まれ、精神を焼きつくされて、
 半開きの口から、つうっと唾液がこぼれて。)

正親町三条楓 > 「――くすくす♪」

さて、彼は何かに目覚めたようだ。
まったく、面白い。
これから彼がどんな痴態を晒すのか――

ネットでは大論争になっている。
視聴者数はうなぎのぼり。
ものすごい数のユーザーが回線を圧迫している。

楓はアイスコーヒーを一口飲む。

加賀背 雄 > っはっ、は、ァ……あ、んぁ…すみません、ちょっと、肌寒くて…
(ぶるぶると頭を振る。 つい先程「暑い」とボタンを外していたのだ。
 嘘にきまっている。 そんなことはわかっていても、コメントはそれを指摘したりしない。
 肌寒かったから震えたのだ。 そういうことなのだ。 ゆっくりと呼吸を整える。
 先ほどよりもかなり気の抜けた、けれど若干ぎこちない笑顔をカメラに向ける。)

皆さんがボクの事をどう思っているか、と―――ってもよく、わかりました…
ありがとう、ございます……♥
(カメラに向かって語りかける声は、甘く濡れたもの。
 その言葉に煽るコメントを見て、くふ、と息を漏らして。)

正親町三条楓 > もはやその顔は、ホシノカミでも雄でもない。
一匹の雌。
それが分かってなお――観衆は、彼に続きを求めた。
どいつもこいつも、欲望に素直な事だ。
かくいう彼女もその一人だが。

きゅっきゅっとマジックを滑らせ。
ボードには、とんでもない事が書かれている。

『自分で自分のモノをさわりながら話なさい』

加賀背 雄 > ……え、ええとっ、それでは…あのっ……
(視線が彼女の方を向く。 命令を情欲に濡れた瞳で見て、大きく息を吸って。)

そういえば、ボク…”ホシノカミ”のコトについて、知ってる人はいないと思います。
例えばですね、ええと…どうして<ドリームランド>を作ったか、とか…
そういう、話ですねっ……んっ…! っふ、ぁ…あ…常世島は色々と、
危険なことや、楽しいこともあり…んぁっ…♥ありますっ…っふ、んぅぅっ…♥ 
だから、だからぁっ、少しでも楽に…っひ、うっ…暮らせるように、つく、つくってぇ…♥
(カメラに向かって身を乗り出し、思いを語る。
 その裏で細い指がぱんぱんに張り詰めたシンボルを握る。
 先端から溢れる粘液を潤滑油代わりに撫で回すたびに、甘ったるい声が漏れた。)

正親町三条楓 > あまやかな声に反応するかのように。
コメントが、少し少なくなる。
まったく、画面の向こうでは何をしている事やら。

ぎらつく視線で雄を見つめながら。
決してとめて良いとは言わずに。
欲望のままに、続けさせる。

加賀背 雄 > <ドリームランド>が…みなさんのっ、生活とか、心の支えにっ、なればって、思って…っ…
だって、皆さん、異能とか魔法っ、困ってっ…困ってるはずじゃないですかぁ…♥
だから、ボク、皆を幸せにしたくてっ…! んっく、ふっ…はー…ぁ…
(次第に言葉が少なくなり、マイクに入るのは小さな水音と荒い呼吸。
 コメントが減っているのは、おそらく自分と同じような事をしているのだろう。
 本来ならモニタの向こうに挨拶の1つもするのだろうが、それどころではなかった。)

正親町三条楓 > ご立派な理想だが、ヤっている最中に語ってもギャグにしかならないだろう。
もはや、彼は楓の事すら見ていないだろう。
ただ、大勢の視線と快楽に流される、一匹の雌。

「――――」

彼女は見届ける。
そう、今はまだ、見届けるだけ。

加賀背 雄 > んふ、ふっ…ひうぅっ…♥ んあ…あっ…!
(思わず高い声がこぼれる。 慌てて手を口にやる。
 ぬらぬらと粘液が光を放つ指を噛み、声を押し殺す。)

んふ、っふっ…♥やだっ、いや、やぁぁ、っ…っひ、うぅぅぅっ…♥
ッあ―――ッ……♥
(大きく身体が震える。 カメラに映らないところで動く手が、
 シンボルを刺激する。掌で先端を包んで撫で回すように動かすと、
 もはや我慢など出来なかった。 止まらない欲望に抗うように、
 首を弱々しくふるけれど、止められるレベルではない。

 何度も何度も身体が震え、熱い白濁が掌にぶちまけられる。
 同時になにか、自分の中の大事なものが抜け出ていくような感覚。
 甘い背徳感にさらなる快楽を叩きつけられて上げる声は、まさしくメスのものだった。)

正親町三条楓 > 「――――♪」

まぁ、ここは逆探知防止の魔術のかかった常世グランドホテル。流石にここは突き止められないだろう。
ならば、好きにさせよう。
なに、たまにはこんな刺激があっても良い。

『好きになさい』

ボードに掲げ、雌の表情のまま上気する彼にそう指図した。